お祭りの夜

きょうは年に一度のお祭りの日。
夫たちが篭っているお寺と、その隣の神社は例年、真夜中まで人で
にぎわう。ところが、今年はお寺の修復工事のため、一般人は中に
入ることができず、盆踊りも露店もなし。

とはいえ、昔からの家々には御神燈のちょうちんが下がり、街に出
た若い人たちが帰ってくる。私と息子は近所のお宅におよばれして、
鯖ずしなどのご馳走を食べた。

おいしい食事をしていると、ほぼ初対面に近い人たちとも自然に話
がはずんで、うちとけることができた。外からは川の流れる音が聞
こえるだけ。街から初めてここに来た客人たちは、それだけで驚い
ていたが、そろそろ帰る時間になって外に出ると、半袖では寒いこ
とに再び驚き、車の前に鹿が二匹飛び出してきたことにさらに驚い
ていた。

さて、夫たちの夜の法要はそろそろ終わる頃だろうか。

*学校から帰って来た息子の帽子の上にトンボが止まったまま動かない!
tonboshj7

“お祭りの夜” への2件の返信

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