キアヌとアンディとトニー

テレビの芸能ニュースで、キアヌ・リーブスアンディ・ラウトニー・レオンが来日したと伝えていた。みんな好きだが、キアヌに注目が集まって、トニーの映像が少なかったのが残念。

私は一時、かなり香港映画にはまっていた。最初はアンディ。彼が主演のウォン・カーウァイ初監督作品をユーロスペースで観て以来だ。その後、私はカーウァイ監督の二作目の応援団に参加し、その活動の一環で出演者のトニーカリーナ・ラウとの会合に出席するチャンスがあったのだが、迷った挙句、私はその日、武道館での坂本龍一のコンサートに行った。こちらも感動だったが、それは私が生トニーを見たことがなかったから言えたのだ。

その後、私は香港アンディジャッキー・チョンのコンサートも見たし、東京でアンディの舞台挨拶や、今は亡きレスリー・チャンの記者会見やファンの集いにも行ったし、そうそう、転職後の初仕事としてレオン・カーファイにも取材した。みんな、みんな、それは魅力的で、まさにスターのオーラを持った人たちだった。

しかし、しかし…トニーなのである!
その頃の私はジャッキーの歌声、そのたたずまいや演技力にかなり心酔していたのだが、当時、香港にいた友人にくっついてカーウァイ監督の新作の制作発表記者会見に行き、トニーを間近に見た途端、やられてしまったのだ。あの色っぽい目線に。隣には美しいレスリーがいるのに、私はトニーに釘付けになった。

万一、実生活でこんな男と出会ったりしたら、それこそ大変なことになるのではないか…と思わせるほど色気たっぷりの男。それ<がトニー・レオンだった。(あくまでも私の意見だが。)ちなみに、このとき友人にくっついて撮影現場にお邪魔したのだが、友人には英語で話しかけたスタッフが、隣の私には北京語で話しかけてきた。私は日本人に見えなかったということね? 確かに北京に一年滞在した後で、北京の香りがしていたのかも知れないが…。買い物に行っても、店員さんに広東語でも英語でもなく、北京語で「謝謝」と言われたし、空港でも中国人に間違われた。それも北京語ができるからではなく、単に見た目の印象で。北京にいた頃は、中国人からは中国人に、韓国人からは韓国人に、日本人からは謎のアジア人と思われることが多かったんだけどね。

*写真はトニーとまったく関係なし。きょう、裏のおばちゃんからもらった山菜と庭でとったつくし(の一部)。山菜づくしの夕飯となりました。うちの庭にも食べられる野草がたくさん生えていることを教えてもらった!

山菜

“キアヌとアンディとトニー” への2件の返信

  1. 厚子さん こんばんは~
    レオン カーファイに取材??
    もしや・・芸能記者?
    週刊誌?スポーツ新聞?
    謎が深まる~~

  2. 一時、東京の小さな(と言ったら怒られるか?)出版社
    に勤めたときの話です。
    雑誌の取材で、私は編集者について行ったのでした。

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