絵本とタンザニアコーヒー

今朝もさらに雪が積もった。
車を掘り出すのに一時間かかった。ふぅ。

昼過ぎに、日差しで眩しい雪の世界を出発。
きょうは子供と一緒に絵本パフォーマンスに出かけた。
場所は街中のギャラリー。
うちと同じ建築家の方が改築されたことが縁で知り合った。

パフォーマンスのあとも、子供は絵本に夢中で見入っている。
その間、私はフェアトレードによるタンザニアコーヒーを注文。
都会のど真ん中とは思えない、静かな時間が流れる町家の空間。
古都の町家で、遠いアフリカに思いを馳せながら、ほっこりさ
せていただいた。

きょうは子供についても新たな発見があった。保育園でたくさ
んの絵本を読んでいることと、外でもジャケットなしで平気な
こと。親が知らない間に、子供はたくましく成長しているのだ
なあ…。

画廊

薬も過ぎれば毒となる(雪も・・・?)

きょうも雪です。まだまだず~っと降ってます。
雪が降りしきる中、まだ誰も通っていない真っ白な雪道を保育
園まで往復し、またも気分は冬ソナ!
が、家に帰ると玄関先まで埋まった雪をかきだして、ぜえぜえ。
家の裏を見ると、屋根から落ちた雪が屋根の高さまで積もって
いる。ひぇ~! 本当の雪国は、こんなもんじゃないのかなあ。

ところで昨日、風邪薬はいらないと書いたけど、実際うちには
飲み薬が一切ない。この家に引っ越す際に薬箱が行方不明にな
って、そのままなのだが、そもそも私は薬を飲むのが大嫌い。
自慢じゃないが、頭痛薬は生まれてから一度も飲んだことがな
い。

私の薬嫌いは恐らく父譲り。男の人には珍しく、父は痛みに強
い。少々の病気や怪我は、黙って耐えて、自分で治す。若い頃
は結核療養所で何年も過ごしたというが、私が物心ついてから
寝込んだことは殆どない。

80歳を過ぎても運転していて、交通事故にあい、胸骨を骨折し
たときも、自宅静養のみ。病院で出された三種類の薬も、内容
を確かめて、化膿止めだけを飲んでいた。痛みどめと胃腸薬は
必要ないと。痛み止めを飲んだら、骨折がどの程度治っている
か、自分で感じられなくなるからと。確かに。

私が幼稚園の頃から、おじいさんに間違えられていた父だった
が、90歳を超えた今でも、元気にしている。

屋根

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大寒!

今朝方、寒くて目が覚めた。鼻がこころなしか詰まっていて、
トイレに行って帰ってきたら、いきなり鼻水がど~っと出た。
後で訊いてみたら、夫も寒さのせいでぐっすり眠れなかった
と言う。で、天気予報をみたら、「大寒」だと。なるほど。

だが、不思議なもので私たち一家は、この寒い山の中に引っ越
してきてから、風邪で寝込んだことがない。
寒くて喉をやられたり、鼻水が出ても、その程度の症状でおさ
まる。「風邪の効用」という本によると、風邪をひくと、却っ
て前より元気になれるそうだ。

早め早めに対応し、風邪っぽいなと思ったら、無理をせず、ゆ
っくり休む。それだけで、薬はいらないみたい。

体の方でも寒さにだんだん慣れてくるから不思議。一番の冷え
込みを経験したら、あとは少しずつ暖かくなっていくのを楽し
める。

今朝は凍った道で三回ほどこけながら、子供は元気に保育園に
行った。子供を見て、寒さもこんな風に楽しめばいいんだな~
と思う。「寒くていやだな~」と思いつつも、実際に外に出て
みると、冷たい空気が気持ちよく、歩くうちに体がほかほかし
て、爽快な気分になるものです。

そういえば、前の家に住んでいたとき、鼻風邪がひどくてゴロ
ゴロしていた私を、夫が無理やり散歩に連れ出したことがあり
ます。山道をずんずん登っていくうちに、気がついたら鼻が通
っていて、びっくり。

森の空気が一番の薬なんですね。

*きょうはうちの周りでも、買い物に行く途中の町でも、猿の
一団に遭遇。写真は、途中の町でみかけた後ろ足のない猿。

sarui

念願のエスニック!(と郵政民営化)

銀行に行くため、本当に久々に繁華街まで出かけました。東京にいた頃はそこら中に銀行があったけど、コンビニもない田舎に住む今は、最寄の郵便局とネットバンクが頼り。ときに、そのどちらも使えないときが不便です。

それにしても郵政民営化になったら、ここはどうなるんだろ。うちは新聞も郵便で届くのです。配達のお兄さんは気軽に雑談したり、頼めば出したい郵便を預かって帰ってくれるし、ひとり暮らしのお年寄りにとっては心強い存在のはず。どんなに雪が降っても、必ず来てくれる。(年末年始にかけて、宅配便は二度も電話で「雪のため、きょうは配達できません」と言ってきたぞ。しかも、そのうちひとつは配達日指定の生もの!)

と話がずれた。そんなわけで、きょうは夫とふたりで久々にお気に入りのベトナム・カフェでお昼を食べました。
ああ、生春巻きを食べるしあわせ…!初めて食べたベトナム・カレー、甘いけど辛かった~!舌も胃袋もしびれました! ライスではなく、ビーフンと食べるのです。

そういや、スリランカに行ったときも、ラーメンみたいな麺にカレーをかけて食べたっけ。

食後のベトナムコーヒーで、辛さもほんわか落ち着きました。なのに、帰りにソフトクリーム買って食べてしまった私。そりゃ、太るはずだな。

ベトナム

いただきもの。

田舎に越してきてから、いただきものが前より増えた。
夫が職場から持ち帰るいただきものに加え、ご近所の
方々からもいろいろいただく。春は山菜、夏は野菜、
秋はくだもの、冬はおもちやお漬物など。ときには
川魚やクリスマスツリーなど、珍しいものも。

冬のいただきものの中で、私が特に好きなのが、麹漬け。
この辺りでは、大根とにしんを漬けるらしい。瀬戸内育
ちの私は、ここに来て初めてこの味を知った。

きょうは急ぎの仕事に没頭したため、お昼ごはんを作る
間もなく、ありがたく麹漬けをいただいた。いくらでも
食べられそう。癖になる…。

お正月以来、いただきものを一生懸命食べている気がす
る。ありがたいが、体重も増える。でもやっぱり手作り
のものは、おいしい!

麹

ないことにする!?

最近、聞いた話です。ポリープができたお姑さんに付き添って知人が病院にいったところ、癌であると診断され、お医者さんより「本人に告知して、すぐに大きい病院で手術・治療をするよう」言われたそうです。知人はお姑さんに話をしてくれるよう夫に伝えましたが、何日たっても夫も舅もお姑さんに癌の話をしません。すでに大きい病院に入院し、手術の日取りが決まっても。医者から患者さんとの協力体制の下、治療を進めたいと言われても。夫の妹にいたっては、「あの母のことだから、告知したら、どんなことになるかわからない。いっそ手術をキャンセルしよう」とまで言い出したとか。

結局、手術後に舅が事実を説明したらしいのですが、いろんな家族がいるものだとびっくりしました。

問題が起きても、直視したくないから、見ないふりをして、ないことにする。面倒なことは話さない。こういうポリシーで生きてきた人たちなのでしょうか。放っておいたら、問題はどんどん悪化してしまうのはわかっているのに?

珍しい人たちがいるものだ…と感心したけれど、よく考えたら、これって今の日本の国(政府)のことじゃない!? いや、世界全体か。
自分も含め、人間って愚かで弱い存在なのだわ…。

きょうはみぞれ。奈良のおばが送ってくれたヨン様のDVDを早く見なくちゃ。やま

とんびの夫婦

田舎に越してきて困ることと言えば、以前のように手軽にエスニック
料理を食べに行けないことでしょうか。
ようやく最近、近くの町にインド人のコックさんがやっているレスト
ランをみつけ、きょうは今年初のインド料理を食べようといさんで家
族で出かけましたが、なんとお休み。ガクッ!
つい先日、前を通ったときもお休みだったのだけど、もしかしてずっ
と正月休み!?

結局、泣く泣くファミレスで食事をして、夫の用事で寄り道をしたら、
とんびの夫婦が道をふさいでいました。車がきても慌てることなく、
しばらくそこらを歩き、ようやく電線の上へ。

しばらくして用事を終えて帰途につくと、あのとんびの夫婦が優雅に
大空を舞っていました。「あんなに高く飛ぶんだねえ」と、運転しな
がら見上げる夫。

きょうはこの寄り道のおかげで、小高い丘からすばらしい景色を見る
見ることもできました。いつも見ている景色なのに、ちょっと上から
見渡すだけで、こんなに気分がいいなんて。とんびには負けると思う
けど、ちょっとした感動でした。「この裏道、知らなかっただろ~」
と得意気な夫。子供は気をきかせてか(?)、うしろですやすや眠っ
てました。

とんび

しあわせって・・・?

しあわせは状況ではなく心が決めること、というのが私の持論だが、
地震や悲惨な事件、事故のニュースをみると、どう考えていいかわ
からなくなる。ただ、しあわせは瞬間、瞬間のもので、しあわせな
状況が永遠に続くわけでないことはわかっているから、できるだけ
しあわせの瞬間を積み重ねていけたらいいと思っている。

私の母は、私や父がでかけるとき、いつも私たちの姿が見えなくな
るまでずっと見送ってくれた。うちはなだらかな坂の一番上にあっ
たので、その坂を降りきるまで、ずっと見送っているのだった。
その影響で、私も両親がでかけるときは、ずっとずっと見えなくな
るまで見送るのが習慣となった。特に、両親が自営を始め、ふたり
で仕事にでかけるようになってから、私はいつもふたりを見送って
いた。ひとり留守番する身としては、ちょっと不安だというのもあ
ったし、万一、ふたりの身になにかあった場合、「ああ、最後の朝
だったのに、ちゃんとお見送りしてあげられなかった」と後悔する
のが嫌だったから。

母はどういうつもりで見送っていたのかわからないけど、「これが
最後かも知れない」という思いをもっていればこそ、「ただいま!」
と帰ってきてくれるときの喜びもひとしお。

18年のひとり暮らしを経て結婚した現在、私は毎朝、子供とふたりで
夫の姿が見えなくなるまで見送っている。そして子供を保育園に連れ
て行くと、今度は子供が教室の窓を開けて、私が帰って行く姿をずっ
と見送ってくれるから不思議だ。
そして、私の毎日の一番のしあわせは、帰って来た夫と子供の顔を見
る瞬間だと思う。

それにしても、昨晩のテレビで見た杉田かおるの披露宴(?)には、
泣いた! 幸せになって、よかった! 赤の他人ながら、本当によか
った!!

miokur

重いまぶたも・・・

客人を無事に見送った安堵感からか、こんな私でも結構気を遣って
いたのか、ここ数日どっと疲れが出て、眠くて眠くてたまりません。
が、重いまぶたも、朝の外気に触れると、ぱっと開きます。
雪道を歩いて子供を保育園に送っていくの、気持ちいいです。

犬の散歩もそう。秋の間は、寒さが増し日が短くなるにつれ、
私の散歩の距離もどんどん短くなっていたのに、雪が降ってから
とたんに距離がのびました。雪の中を歩くのって、気持ちいいから。

都会に住む友人からのメールを読むと、みんな、忙しくて疲れ
ているんだなあと思います。疲れたと思えばゴロリと寝て、い
らいらしたらギャアッとわめいて発散する…という生活を、み
んな、していないのかな。都会で働いてたら、そんなの無理か。

私たちも自然の一部として、なるべく自然の流れに逆らわない
ように暮らしていたら、あんまり変なことにはならないと思う
のだけど。ま、思い切り逆らったとしても、最後の最後には
みんな自然に戻るんだけど。

雪道

吹雪の夜

オランダの友人を見送るため、昨日の夕方は街まで
出かけました。空港行きの最終バスの乗客は、彼女
を含めふたり。次に会えるのは夏。今度は本格的に
日本に暮らす予定です。

帰り道、峠を越えると吹雪になりました。
まっくらな空から白い雪が吹き付けてきて、私たち
はどこに向かっているんだろうと、ちょっと幻想的
な気分。

それにしても、お客さんを無事に見送った安心感か
らか、どっと疲れが出て、めちゃくちゃ眠い!
雪の晩は、早く寝るに限ります! 雪かきのために
も、体力温存しておかねば。

夜雪