三日続けて

同じ場所の写真を撮ってみました。
今朝はうっすら雪が積もって、つららもできてます。

昨日、街の本屋さんで11日に宝島社から出たばかりの
「心地いい暮らし」を買った。昨日、来てくださった
建築家、森田さんの奥様、久美さんの「料理教室森田」
が掲載されているから。
おいしそうなレシピが紹介してあります。
料理下手でセンスのない私にとっては、あこがれです。

それにしても…一ヶ月ぶりに街のショッピングセンタ
ーに行ったら、お店が入れ替わっていて、びっくり。
世の中の動きは速い! でも、同じようなお店ばかり
になっているような気もして、ちょっと寂しいです。

昨晩は、待望のレイザーラモンを見たよ!

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五右衛門風呂の行く末

ここに引っ越してきたときから、ときたま水が漏れていた
五右衛門風呂が、とうとう外からパテを塗ってもどうにも
ならない状況になっていた。夫が応急処置として、排水口
をふさぎ、なんとか毎日使っている。

そこで、きょうは建築家の森田さんと、大工さんと、左官
さんがわざわざ様子を見に来てくださった。街は晴れてい
たのに、ここは雪がちらついていると驚きながら、お風呂
チェックのあと、しばし歓談。やはり、この五右衛門風呂
はもう寿命がきているらしい。

工事は暖かくなってからということで、どういうお風呂に
作り直すかを、それまでに考えなければ。夫にとって風呂
焚きは毎日の憩いの時間らしく、現代風のスイッチひとつ
の風呂にはしたくないらしい。そうか~、そんなに憩って
いたのか~。夫なりに風呂焚き道を極めているのだろう。

長く空家となり、放っておかれた五右衛門風呂も、わずか
二年とはいえ、最後に私たち家族のために実力を発揮して、
その務めを終えようとしている。あともう少し、仲良くお
付き合いしていきたい。

ところで、きょうはお昼すぎに街中まで買い物に行き、息
子のリクエストでお気に入りの中華屋さんでごはんを食べ
た。ランチタイムは初めてだったが、お得なセットがいく
つもあって、大満足。見た目も実際もとてもおいしかった
のに、写真に収められなくて残念。

*晴れた街から帰ってきたら、窓の外はこんな景色でした。

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雨なのに・・・

なんかこう過ごしやすいのは~なぜ~。
と民生の歌を歌いながら、「コーヒー」を飲みたくなる気分。
でも、まだ雪が残ってますから~。

きょうは朝から速達がきたり、夫宛ての荷物が次々と届いたり。
パソコンマニア(?)の夫は、職場でもパソコンのサポートセ
ンターと化し、いろんな人に頼まれてはパソコンやその関連商
品をしょっちゅうネットで調達しています。夫宛てに職場から
かかってくる電話も、殆どがサポート要請の電話。

ところが、きょうの荷物のひとつは、私のために調達したとい
うではないか。開封すると、なんと、そこには
『奥田民生 ひとり股旅スペシャル@広島市民球場』のDVDが!
ちょっと早いホワイトデーか!? 

これ、去年の10月30日に広島市民球場で行われた奥田民生のライ
ヴ(ギター一本で!)が収録されています。私と夫は、ロイヤル
ボックスの最前列でこのライヴを見て、カンドーいたしました。

グレーの作務衣に手ぬぐいを頭に巻いた民生の姿は、他人とは思
えない…(だって、夫の普段のスタイルですから~)。
受け狙いで「冬ソナ」を披露した民生に、大笑いした当時の私た
ちは、まだ「冬ソナ」を見ていなかったのだわ。
などと、再びあの感動のライヴを味わい直したいと思います。

ちなみに、開演時に最前列でラーメンを食べていたのは、熱烈
カープファンの私の従姉です。(って、誰も見てないか。)

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お下劣な人たち

きょうは朝から暖かい。
いよいよ家の中にカメムシが登場してきた。
お昼前には近隣地区から宗教の勧誘の人たちもやってきた。
一斉にグループでやってきて、各家を分担して回っている
ようだ。ひとり暮らしのお年寄りが多いから、みんな恰好
の話し相手になる。成果があると思えないけど、年に何度
も同じ宗教の人がくる。不思議だ。

二日続けてテレビの話で申し訳ないが、最近の私の楽しみ
は木曜の午後のテレビ。関西テレビの2時ワクッ。この日
の出演者の取り合わせがなんともいえない。浅草キッドに、
宮崎哲弥に、岩井志麻子、金村義明…。浅草キッドのきつ
~いギャグは昔から大好きだけど、このふたりを慌てふた
めかすほどの岩井志麻子のあまりにお下品で衝撃的な発言。
いやあ、毎回、笑わせてもらってます。

こんなの見て笑っていると、私の品位も疑われちゃうわ、
と思いながら、大好きです。絶妙な組み合わせなんだよな
あ。ほんとは、金曜日出演のチュートリアルのファンなん
だけど、見ていない。漫才しているときが好きなので。
(ちなみに私が好きなのは、福田くん。ぶさいくでてかっ
ている方。漫才をしているときの彼は、本当にしあわせそ
うなので。)

そして、先週末のバク天を見て以来、うちで流行っている
のがレイザーラモン! あまりのお下劣さに、最初は顔を
しかめていた私だが、もう咳き込んで息ができなくなるほ
ど笑ってしまった。今、うちではことあるごとに、全員が
彼の真似をしている。

つまらない番組が多いから、極力テレビは見ないでおこう
と言いながら、お下劣な番組を見て笑っている私。でも、
きょう食べているのは、友達が送ってくれた上品なお菓子。

そう、小川軒のレーズンウィッチ! 懐かしい!
実はレーズン嫌いの私だが、これだけは例外。とてもとて
も美味です。

腹の底から笑って、おいしいものを食べる! いい一日で
した。

ogawa

お告げの山

この数日、犬だけでなく、私たちも熟睡して、朝もなかなか
目覚めません。暖かい布団の中で眠るしあわせ。

昨日、ジャストの「マダムに会いたい」というコーナーで、
ものすごい夫婦を見てしまった。あまりにもゴージャスすぎ
て笑いたくなるような帽子をかぶった(600個だか持っている
らしい)ふくよかなマダム。真剣に見ていなかったので、よく
わからないが、お金持ちのご主人と互いに本名ではない「モモ
ちゃん」「フレッド」という名前で呼び合っているらしい。最
後は銀座の高級レストランで、「手紙を書いてきたので、聞いて
ほしい」と自らお手紙コーナーを始めてしまい、互いにラブレタ
ーを読み上げて、涙していた。まったくアホらしい! とてつも
なくアホらしいのだが、あまりのアホらしさに、実はちょっとホ
ロリときた。レポーターの女性ももらい泣きしていた。

不覚にも感動してしまった理由は、私もマダムの気持ちがよくわ
かったから。「世間的にはフレッドよりかっこいい男の人はたく
さんいるだろうけど、私にとってはフレッドがこの世で一番かっ
こいい、その気持ちはずっと変わらない…」と。その後もあまり
にも気恥ずかしくて、とても人前では言えないような、でも真剣
な言葉が続くのだ。それも、新婚さんではなく、結婚15年だった
かの熟年夫婦。私のこの気持ちも、延々続くだろうか。

あんなに熱しやすく冷めやすい私だったのに、今のところ、まっ
たく気持ちは変わらない。自分でも不思議なくらい。

私と夫の出会いは、ある意味、お告げの通りだった。というか、
そのお告げ自体、私は忘れていたのだけど。

中国から帰国して、東京以外の場所に住もうと決めていた私は、
さてどこにするものかと、占いさんにインスピレーションをもら
いに行った。彼女は「地名はわからないけど、地図で言うとここ
ら辺」と、関西を指した。彼女には山が見えると言う。実は、そ
の山の上に男性も見えていたらしいのだが、私はそのことは覚え
ていない。

そして、前から住んでみたいと思っていた関西の街を歩き、山の
見える気に入った場所に移り住んだ。その場所を写真に収め、占
いさんに確認をとった上で。

その場所は三方を山に囲まれていたが、中でも一番好きな山、そ
こが私と夫の出会いの場所となった。山で出会った私たちが山の
中で暮らしているのも当然か。
山の神様、仏様に感謝しながら、毎日暮らしていきたい。

ひえ

すばらしい日々

朝は霜がおりて、霜柱も立っていたが、気持ちよく晴れた。
夜のうちに近所の植木鉢を鹿が食い荒らし、昼下がりには猿の
一家が畑でなにかをあさっていた。
生き物の活動が感じられるだけで、わくわく。
きょうは普段より鳥も多い気がする。

と思ったら、うちの犬は暖かいせいか、いつもに増して熟睡。
庭に人が入ってきても、気づかない。おいおい。
雪が降ると、嬉しくて(?)、ずっと小屋の外で吠えてるくせに。

冬が寒くて長い分、春の気配は感動的だ。
同じ日は一日もないのだなあと、ごく当たり前のことを実感する。
なにもなくとも、すばらしい日々。

ときたら、やっぱり民生。
「すばらしい日々だ 力あふれ すべてを捨てて僕は生きてる」
これは中国留学時代の私を支えてくれたフレーズだ。もちろん、
今も。すべてを捨てて生きることにしたら、夫に出会った。

ところで、昨日「愛憎」について書いたけれど、あのあと新聞で
『人はなぜ憎しみを抱くのか』(アル・グリューン著)という本
の書評をみつけた。人間の感情で最も激しく破壊的なのが「憎し
み」で、その根源は幼年期に親からの要求にこたえるために排除
した「本来の自分」への憧れや満たされない気持ちなのだとか。
またもや私には理解できないが、子育てにおいて気をつけよう。

*夕方、とんびのカップルがいちゃついて(?)いた。

tonbi

春の兆し

雪もだいぶとけたので、やっと寝室の雨戸を開けられる状態
になりました。外が晴れているので、とっても明るい!
怠け者の私でも、ちょっと掃除でもしようかという気になり
ます。

久々に大々的に掃除したら、とってもいい気持ち。(毎日や
ってれば、いいのに。)
ついでに、たまった新聞も読んで、さらに満足。
でも、まだ仕事は終わっていません。量の割りに、手間取っ
てます。

犬の散歩に出かけたら、暖かさのせいか、犬の歩みも速くな
っています。私も、きょうは普段より体の動きがいい気がす
る。暖かくて、明るいと、活動しようという気になるもんな
あ。

ところで、昨日のつづき。うちの母は80歳近い姉から「末っ
子のお前はお母ちゃんから可愛がられていた」といまだに
嫌味を言われるそうです。このおばは、その後、お母ちゃん
とは相性が合わなかったと延々こぼすそうですが、当のお母
ちゃんは60年近く前に亡くなっているのです。

それから、昔、結婚活動をしていた友人が、相手を吟味しす
ぎてなかなか話が決まらないとき、「やっぱり、お義兄さん
に劣る人とは結婚したくないから」と言ったことも驚きでし
た。仲のいい姉妹でも、そういう対抗意識(?)があるんだ
なあと。

兄弟姉妹関係というのは、私にとっては未知の世界。
もちろん、本当に仲のいい兄弟姉妹もたくさん知っているけ
ど、今朝テレビでピーコさんが言っていたことに、またびっ
くり。おすぎさんと仲が良すぎて、ときに本気で殺したいと
思うほど憎くなることがあるのだとか。
う~む、すごい愛憎の世界…。

こんな気持ちのいい空の下、どろどろの愛憎世界とは無縁に
生きてきたなあと、のほほんと思う昼下がりでした。

sorai

オンリーワン

きょうも引き続き晴れ!
でも私は黙々と仕事を仕上げる。
気がつくと、夫と子供が玄関先で雪かきをしていた。
なんだか、楽しそう。

最近、相性について考えることがあったのだが、
親子だって人間同士だから、相性はあるのだろう。
うちには子供はひとりしかいないけど、夫とも私とも
相性は悪くないと思う。

そういえば、友人が「私は母と相性、よくないから。
妹と母は合うんだけどね」と言うのを聞いて、驚いた
ことがある。

もし、私が母と、母子としてでなく同級生として出会
っていても、私はきっと母と仲良くなると思うのだが、
そう思わない親子もいるのだろう。それも相性の問題?

学生時代に見た映画「ソフィーの選択」が今も頭にこ
びりついている。子供はひとりと無意識に決めていた
のも、これの影響が少しはあるかも。比較の対象がい
ないオンリーワンだと、迷うことはない。

さて、このあと、残りの雪かきは運動不足の私にまか
されることになりました。ああ、しんど。

yukai

雲の形

今朝は昨日より雪が積もっていた。
午後からさらに降るという天気予報を聞いて、
朝のうちに隣町まで買い物に出かけた。
峠を下ったら、雪はうっすらとしか積もっていない。

山間の谷間から平地に出ると、空が広い!
子供は雲を見ては、なにに見えるか教えてくれる。

大きな雲を見たら、思わず大好きな奥田民生の
「さすらい」を思い出した。

民生と同じく広島から東京に出て、パリや北京
とさすらって、この山の中にたどりついた。
さて、これからはどうなるか。

ちなみに、午後は晴れだった。天気予報は真に
受けちゃいかんね。

雲

変わらないもの

首都圏で雪が降ったとニュースで取り上げていたが、
ここも今朝は雪。といってもベタベタ雪が数センチ
積もっただけ。昨晩から、ちょっと暖かくなったよ
うで、過ごしやすい。

先日、恋愛を釣りに例えた話をしたが、その話で盛
り上がった友人から、久々に電話があった。彼女は
私が東京に見切りをつけて中国行きを準備していた
10年前、阪神大震災を見て、「人生いつ何があるか
わからない。やりたいことは今やっておかなければ」
といきなり会社を辞めた。そして、海外旅行などし
て自由を満喫していた矢先、突然、脳溢血で倒れた。

運良く一命を取り留めたものの、身体的にも記憶や
言語にも多少の障害が残った。文章に長け、書物や
映画・映像作品の知識が豊富だった彼女が、文字を
読めなくなっていた。

退院して半年後の彼女と青山のカフェで会ったとき
のことは、今でもはっきり覚えている。彼女は突然、
こう言った。「昨日ね、私は病気になって、一番の
武器であったはずの言葉を失ってしまったんだとふ
と気がついて、落ち込んでしまったの。」

普通の人が聞いたら言語障害とは思わないほどスム
ーズだろうが、昔の早口の彼女を知っている私には、
少しテンポの遅い話し方だった。それでも、彼女の
表情はまったく落ち込んでいるようには見えない。
私は思わず、笑ってしまった。「○○ちゃん、もし
かして、その事実に昨日まで気づいてなかったの?」
「そう!」と、彼女も笑った。

それだけで、彼女はすごい。前日の落ち込みもその
日のうちに解消したそうだ。障害があったとしても、
彼女の気持ちの上では障害になっていない。彼女は
昔も今も、なにものにも捕らわれない自由な心、ま
っすぐ前を向いた心を持っている。

彼女は最近、以前の会社に復帰して、テレビ番組の
制作に携わっている。いまだに言語障害が残ってい
るというが、彼女の感性に変わりはない。電話の声
も、変わらず明るかった。

はた