ながら運転は危険

息子の習いもので、週一回、車で京都に行くのだが、
きょうはなぜか前も後ろも、携帯電話で話している
ドライバーが目についた。

私はそもそも自転車はもちろん、車の片手運転すら
できない人間である。だから運転しながら携帯なん
て、もってのほか。息子を乗せているときは、電話
が鳴ったら息子に取ってもらっている。

私の知ってるママ友の中に、運転しながらメールす
るツワモノがいてビックリなのだが、この彼女、私
が子どもの帰りのバスを待ってる横を車で通り過ぎ
るときも、プップーとクラクション鳴らしながら、
後ろを振り返って私に手を振り、カーブを走ってい
くのだ。もう、こっちがヒヤヒヤ…。

いつ何時も、安全運転で!

*京都のお土産は、やっぱり阿闍梨餅!
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鹿のしわざ

やっと暖かくて、いい天気になった。
いろんな花も咲いて、外に出ると草花の匂いを感じる。
しかし…うちの玄関前はなぜか寂しい。あちこちに生
えて珍しくもないシャガと菖蒲を植えているのに、花
が殆ど咲かないのだ。とこの間から思っていたら、と
うとう数少ないシャガの花もなくなっていた。

これ、すべて鹿のしわざに違いない。鹿しか考えられ
ない。花だけでなく柔らかい葉も食べられている。山
のふもとに敷き詰められたように咲いているシャガは
食べずに、我が家の前のほんの少しのシャガを食べる
なんて。

近所の人は、シャガなんて、よっぽど食べるものがな
いときしか食べないと言う。我が家のシャガが食べら
れるようになったのは、確か去年から。だんだん暮ら
しにくさを増すこの地区。このままだと、いずれ鹿し
かいなくなってしまうのでは…。

先日テレビで、逢坂厳という東京の大学の先生が、過
疎化の進む地方では、本当に危機感をもつ若手は保守
でありながら改革を求めていて、実は彼らの敵は自分
の親だったりする…と話しておられて、この方は本当
に地方の実態をよくわかっていらっしゃると膝を打つ
思いがした。

政治家でも学者でも評論家でも、本当に実態を見てき
て喋っている人は、どれだけいるんだろう。普天間を
始め、重要な問題の数々は所詮、他人事なんだろうな。
危機意識が薄いのはそのせいかも。

私は家まで迫ってくる鹿にもなんの手立ても打てず、
ますます無力感。初めての仕事にも手こずって、苦戦
中…。

*セッコクは吊るしてあるので、鹿被害を免れている!
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二日連続、子供の世話

きょうは無料の学力テストの日。
息子を含め、3世帯4人の子どもが受験するのだが、
引率の大人はうちの夫婦と昨日キーを流したママ友
3人。もれなく、やんちゃな下の2人の子どもたちも
ついてくる。

現地で集合して、テストが終わるまで車2台で近くの
古墳公園へ。やんちゃな二人に、ミミズの死骸を何
度も投げつけられる大人たち…。途中、低学年のテス
トが終わる時刻にひとりを迎えに行き、今度は湖畔の
公園に移動。気持ちいいので、子どもたちは裸んぼに
近い形で水に入って大はしゃぎ。これで疲れ果ててく
れるかな…と期待したのだが…。

ママ友にはすぐ近くのマクドに待機してもらい、私と
夫が4年生3人組を迎えに行くも、4年生たちは「マク
ドはいや~! ラーメンがいい!」。下の子たちも同
意したので、9人で天下一品へ。マクドを食べた下の
子たちも、しっかりミニラーメン食べている!!!

熱いはずのラーメン屋でも、大人はひやひやどきどき。
二日連続でお相手をした夫は、本当に疲れ果てていた。
(ふだん幼稚園の仕事もしているのにね。ここの子た
ちはハンパじゃないのだ。)

改めてママ友を尊敬しちゃいました。母は強し!

*古墳のてっぺんで!
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*湖はぬるかったそうだ!
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自然観察

きょう締め切りの仕事も終わったし、息子の合唱
もお休みだし、きょうは久々に三人でだらだら過
ごせる休日だ! とはいえ、あまりに天気がよい
ので庭仕事をすることに。

夫は薪作業、私は草取り。風はまだまだ冷たいけ
れど、太陽の下で体を動かすと気持ちいい。

庭に出てみると、いろんな生き物と出会う。草を
抜くと、ミミズやダンゴ虫が出てくるし、古い薪
にはアリが巣を作っているし、花にはミツバチや
チョウがやってくる。当たり前の光景だけど、思
わず見入ってしまう。

いちばんすごかったのは、カメムシを捕まえて木
の幹を歩く巨大ムカデ。そうか~、カメムシまで
食べてくれていたのか~。

心地よい疲労感で、きょうはいつも以上にぐっす
り眠れそう。

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過疎地のPTA総会

急ぎの仕事をしていたので昨晩のPTA総会は、
夫に代わりに出席してもらった。このところ
街の家の準備を進めながら、やはり早いうち
に拠点をあちらに移そうと家族で話していた
のだが、総会に出て、夫はさらにその思いを
強くしたような気配。

子どもの数が少ないので、今さらながら対策
のようなものを考える声も出るのだが、地域
全体のすべての世代が一緒になって動かない
と、結局どうしようもないのだ。どんなに若
手ががんばったって、住む家がなければ移住
者を呼び込めるわけもなし。

今後もこの地を離れることのない地元民でさ
え、我が子をここの学校に行かせることに不
安を覚えているというのに。地域の重鎮たち
は、そういうことも本当にはわかっていない
のだろう。だって、そういう人たちの子ども
や孫はすでにここにいないのだから。

きょうはママ友を街の家に呼んで、ティータ
イムをしながら、そんな地域のことを話した
のだが、5年後には、きっと様変わりしてい
るのだろうな~。

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鳩ぽっぽ

雨降りの中、スクールバスを下りた子どもと一緒に家
に向かっていたら、近所のおばさんに声をかけられた。

二匹いた老犬のうち一匹が死んでしまい、寂しがって
いたところ、伝書鳩が迷い込んできたのだそう。
夜はどこかに姿を消すものの、昼間は勝手口のそばを
居場所にしているのだとか。

よかったら見て行ってくださいと誘われて、のぞきに
行ったら、ほんと! 瞬きしたり、首を伸ばしたり傾
げたり、愛くるしい表情でこっちを見ている。

内閣の鳩ぽっぽには一刻も早く消えて欲しいが、こち
らの鳩ぽっぽは大歓迎!

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ムカデとハチ

きょうは息子が楽しみにしていた「ふるさと体験学習」
の日。近くの「自然の家」で一泊するのだ。幸い好天
に恵まれたので、山歩きも楽しいだろう。

暖かいのは嬉しいのだが、お皿を取り出したら小さな
ムカデが! いつものようにトングで掴み窓から放る
つもりが…ムカデがあまりに細すぎて落ちてしまい、
コタツの側で見失ってしまった。うっ、やばい。

仕方なくパソコンに向かっていたら、ブゥーンと低音が
鳴り響く。辺りを見回しても何も飛んでない、パソコン
のモーター音でもないし、冷蔵庫の音でもないし、坊さ
んの読経かと外まで覗いてみたが何もなし。
と思ったら、巨大バチが飛んでいた~! 恐怖に凍りつ
きながら、窓を開け、必死で追い出しに成功! ふぅ。

夕方近く、夫から早めに帰るので外食しようと電話が入
ったので、本棚からグルメガイドを取ってコタツに戻っ
てきたら…朝のムカデが歩いてる~、私の腕を~!!!
走って土間に行き、グルメガイドではたき落とし…そし
てまたも見失ってしまった。とほほ。

夕方のニュースで東国原知事の記者会見映像を見てグッ
ときたのに、ゲンキンな私は「きょうは近江牛を食べよ
う」と決意。近江牛も、大半の子牛が宮崎県産らしい。

日暮れ時に夫とふたりでびわ湖畔のレストランに入った。
近所のママ友から「遊びに来ませんか?」メールがきた
ので、食後に伺うことに。きょうは子どももいないので、
心置きなく(?)飲んで延々と大議論!!!

さて、そろそろお開きに…と思ったら、巨大バチ。実は
きょう二匹目だそう。ここのご主人が強力殺虫剤で一発
で仕留めた。こんなに強力だと却って怖い…。

ふぅ、長い一日でした。

*近江牛のグリル
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*地鶏と茄子のアラビアータ
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古民家別荘でお餅つき

きょうは近所の古民家貸別荘で、おもちつきなどのイベント
がある。このところ、放課後に友達と遊べない不満を漏らし
ていた息子は、大喜びで朝から出かけて行った。送って行っ
た夫も、しっかり餅つきをして、戻ってきた。

そのあと夫と私は、街の家の準備にとりかかり、いろいろお
買い物。ああ~、大金を使ってしまったよ~。

夕方、息子を迎えに行くと、すんなりと…でもしぶしぶと帰
ってきた。私が一緒に連れて帰るはずの同級生の女の子は、
まだ遊びたいと携帯電話でお母さんに直訴して、30分延長し
てもらった。

数年前までは、親子で参加してワイワイやってたのに、今で
は子どもは子どもだけの世界で勝手に盛り上がるようになっ
ている。嬉しいような、寂しいような…。

*老犬が子どもたちが遊んでいるのを見守っていた。
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間が悪い(立小便を目撃)

当然のことではあるけど、老親の世話には心身のケア
だけでなく、家やお金の管理なども含まれる。きょう
は父の保険料の支払に行ったのだが、請求等がくるま
でその存在を知らないものが多い。ずっと離れて暮ら
しているのだから、仕方ないのだけど。

現代社会で人間ひとりが生活していくには、さまざま
なことが付随してくるのだなぁと思う。

家に帰り車をいつもの場所に停めようとしたら、すぐ
隣の作業小屋が珍しく開いていたので、近所のおじさ
んがいるのかな~と思ってチラっと見たら、小屋の横
に立っていたおじさんもこちらを見た。会釈をしなが
ら車で通過したものの、さてどうしたものか。

だって、おじさん、立小便中だったんだもの。いま降
りると間が悪いなぁと思って、しばらく運転席に留ま
り、おじさんが小屋の奥に入ったのを確認して車を降
りた。

普段は気さくにお喋りするけど、やっぱこのタイミン
グはまずいよね、ときょうはそそくさと家の中に入り
ました。(なんで私がコソコソするのかわからんが)

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日本の田舎

毎回、高速道路で帰省する際に回りの景色を
見ながら思う。緑豊かなのどかな田舎がたく
さん残っていて、日本はなんていい国なんだ
ろうと。

いま私たちが暮らしている山奥の過疎地と同
じ問題を多くの田舎も抱えているのだろうが、
外から景色を眺める限りは、どこものどかな
いいところだ。

今回の帰省で、山の中に新しくできた道路や、
初めての田舎道をいくつも走り、のどかな景
色を堪能し、つくづく思った。過疎や山の荒
廃など問題は多々あれど、それでもこんなに
緑豊かな自然があるだけで、この国は本当に
恵まれているんだと。

日本の山奥の水源地までいまや中国に狙われ
ているという話を聞くけれど、改めて故郷や
国土を大切にしなければ…と感じる連休でし
た。田舎道を走っていると、玄関に日の丸を
掲げる家が何軒もあり、新鮮な思いがしまし
た。昔は当たり前だったのにね。

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