老親の衰え

昨日は珍しく雨の一日だったが、きょうはまた晴れ!
こちらに来て夜更かしの習慣がつき(高速ネットで
仕事がスムーズな上に、動画が見られるもので、つ
いつい…)、三人で遅い昼食に出かけた。バイキン
グのお店というので、これまたついつい食べすぎた。

知らない間に故郷の町にも、いろんなお店ができた。
私が小学生時代に暮らした国道沿いの家の回りには、
当時殆ど建物はなかったのに、今では大型店舗がず
らりと並び、大賑わい。

実家の老親は家から出ることもない生活なので、同
じ町内とは言え、かつて暮らした地区の現在の様子
も話で聞くだけ。

今回の帰省では、老親がさらに衰えているため、外
出は前より控えることになった。というより、私た
ちの方が疲れ易くなってるのかも!?

*桜が満開!
5apr09-1
*食べ放題!
5apr09-2

母、そして伯母の最期の場所

伯母から昨日の私たちの訪問の話を聞いて、従兄の奥さんから電話があった。伯母の嫁に当る人だ。長年、いろいろお世話になっていて、私は大尊敬しているのだが、きょうは伯母の今後のことについて心配していることなどを話し合った。意外にも、私も彼女も同じことを考えていたのだが、あとは伯母の気持ち次第…。

母ともいろいろ話をした。自宅生活がいつまで続けられるか、うちの両親も不安に思い、早めに入所できそうな施設の目星をつけて、すでに動き始めている。そのことを母から伯母に話し、伯母にも元気なうちにいろいろ決めておくようアドバイスしてみると言う。ついでに、その気があれば、いつでも故郷に戻っておいでと誘うつもりだとも。

そう、昨晩、伯母のリクエストで出かけた回転ずしで、伯母は延々と「瀬戸内海を見たい、瀬戸内海の景色が懐かしい」と繰り返していたのだ。故郷で老後を過ごすのもありかも。

とにかく、どんな形であれ、本人が納得して決断できますように。

9feb09

去年からひとり暮らしになった85歳の伯母

きょう予定されていた雪まつり中止になったので、急遽、奈良の伯母に会いに行った。昨年、伯父を亡くし、ひとり暮らしになったので、気になっていたのだ。

85歳の伯母は、うちの母よりもよっぽど元気で、頭もしっかりしていて安心したが、それでも夫を亡くした寂しさと、ひとり暮らしの心細さで、何度も何度もを流した。気持ちを溜め込まず、を流して発散するのはいいことだ!

実を言えば、かなり苦手なタイプの伯母だったのだが、今回はかなり様子が違っていて、内心びっくりしてしまった。伯母にとっては、この年になって人生初めてひとり暮らし。頼りの夫もいなくなり、精神的にも改めて自立することが求められているのだろう。

他人事ではない。誰にとっても必要なことなのだわ。

*薬師寺は通過しただけ。次回は拝観したい!
8feb09