蕎麦懐石

息子の小学校は、全校生徒数わずか20人だが、うち半数は
隣接する別の行政区から通っている。市も県も違うのだが、
山の中で隣接する過疎地同士で助け合っている状態(!?)。
国道沿いに点在するここの集落と違い、あちらはさらに山
の奥の奥の地域なので、学校から車で20分。しかも離合で
きないクネクネ道を走るのだ。

きょうはその山奥まで、ママ友グループでランチに出かけ
た。予約制の蕎麦懐石。同じくPTA仲間のご夫婦が自宅で
開いていらっしゃるお店なのだ。

日頃の行いがよかったのか(?)春のような暖かい晴れの
一日。私たちの集落と違って、山の奥まで行くと、広々と
平地が広がっていて、見晴らしも素晴らしい! 街中から
ここに移り住み、一からこの店(家)を作り上げたご夫婦
の苦労話など聞いてから、ランチの始まり。

おいしいものを食べて、さんざんお喋りして、大きな声で
笑って、ストレス発散。ほんと、楽しかった。その場にい
た誰もが、まさかこんな土地に住み着くことになるとは思
いもよらなかったのに、何の因果か、だいたい同じ時期に
それぞれの事情でここに引っ越してきた。そして、みんな
同じような壁に直面しながら、それでもこの場所が好きで
ここに暮らしている。お互い、仲間というか同志なのだ。

ランチの後は、近くの古民家カラオケハウスで一曲歌って
から帰路についた。お喋りが盛り上がりすぎて、あっとい
う間に時間切れ。また次回を企画しなくては!

ちなみにきょうのメニューは↓
<前菜>そばかりんとう、春まち大根のゆず味噌がけ、菜
    の花のおひたし、鹿肉の燻製ハム、ふきのとうの
    天ぷら。
<椀物>そばシチュー。
<冷鉢>イワナの生野菜サラダ。
<手打ちそば>北海道産のそば粉を使った二八ざるそば。
<お寿司>鯖寿司。
<デザート>蕎麦ケーキ(そば粉入りカスタードクリーム
      &自家製ハチミツ添え)。
美味しかった~!

5mar09-1 築250年、かつては侍の家だったそう。

5mar09-2

喫茶店でモーニングの効用

今朝一番に車の点検の予約を入れたため、留守番するという
息子を説得して、朝から三人で街に出かけた。喫茶店でモー
ニングを食べるのだ。田舎に住んでいると、なかなかこんな
機会はないので、せっかくだから一番高いスペシャルを頼ん
だ。といっても、もちろんランチメニューよりはずっと割安。
だけどボリューム満点で、お腹いっぱいになってしまった。

その後はスーパーに行って買い物をして、残った時間はフー
ドコートで読書をしてつぶして、お昼過ぎに帰宅。みんなお
腹がいっぱいで昼食は抜いてしまった。

ちょっと贅沢かな?と思ったモーニングのお陰で、結果的に
節約&ダイエットができたではないか!! これは新しい発
見だ。

さて、きょうから渓流釣りが解禁となったようで、わが集落
にも朝から釣り人たちの車がたくさん停まっている。釣り人
がうじゃうじゃ出てきたと思ったら、サルもうじゃうじゃ出
て来たし、いよいよ春の気配。でも、はっきり言って、どっ
ちも迷惑なんだよね~。早速、道端にコンビニ袋のごミがい
くつか放ってあったし、釣り人さんたち、マナーだけは守っ
てくださいよ!

*小川珈琲のモーニングのスペシャルメニュー。
1mar09

息子の初バレンタイン(!?)

昨晩は、久々に職場の同世代の仲間たちとの飲み会に参加した夫の送迎係を務めた。帰りは夜中すぎ。しかし、気温は12℃。アスファルトの路面や、道路脇の雪の塊から水蒸気がどんどんあがり、ものすごい霧。先週末の夜は-4℃だったのに!

今朝は眠気をおさえて、息子の合唱の練習に。で、ママ友4人で近くのパン屋カフェでお喋りした。私以外は、まだ小さな子どもさんたちがいるので、保育園の行事の話でも盛り上がり、みんなでカラオケに行こうなんて企画も出て来た。(山の中の古民家でカラオケが出来るらしい。もしかしてレーザーディスクか!?)

午後は息子の同級生の女の子の英語レッスンの予定だが、「ちょっと用事があるので時間を遅らせてほしい」とのこと。数時間後に彼女は手作りのハート型チョコクッキーを持って現われた。ただし、「これ、おじちゃんとおばちゃんで食べてください」と。一緒についてきた妹の方が、「Sくん、おいしいものがあるからこっちに来て」と同じものを息子に渡していた。

う~む…。息子にとって同世代の女の子からバレンタインのお菓子をもらうのは初めてかも!? でも本人は、よくわかっていないようだった。

14feb09

田舎の学校の給食

この細長い過疎地区には九つの集落が点在しており、いつも決まった曜日に地域でほぼ唯一の食料品店のご夫婦が車に食料品を積んで、各集落を回っている。今では街に買い物に行けないお年寄りが利用されるくらいだが、それでも山の上の方に住んでいる足の悪いおばあさんのために、注文を聞いて、注文の品を詰めて、また持って行ったりと、なかなか大変なお仕事である。

きょうの午後、息子を迎えに行き、一緒に帰っていたら、この食料品店の車が停まっていた。いつものように「こんにちは~」と声をかけると、おじさんもおばさんも外に出てきた。「何事?」と思ったら、「この間、学校の先生から訊いたんだけど、給食で誰のお世話になっているかという質問でSちゃんが『H商店さん!』と言ってくれたそうで、ありがとう この商売、40年以上やってるけど、こんなこと言われたのは初めてで、嬉しかった!」と、お礼を言われてしまったのだ。

調理室に食料品を届けて、立ち話したりしてるのを、ちゃんと見てくれていたんだね」と、おじさんはえらく感激していた。そうか~、けっこうしっかり観察しているではないか。

確かに、私たちの生活は、いろんな人のお世話になって成り立っているのだと改めて思う。文句ばっかり言っててはいかんわね。(反省!)

*雪の重みで倒れないようにと、あちこちで伐採された杉の
 木が今になって姿を現している。
2feb09

朝風呂とトマト

久々に朝風呂に入った。
ここに越してきてから、初めてのことかも知れない。
うちは紙ゴミや薪をくべてお風呂を焚いているので、夫が夕方から沸かしてくれたお風呂に次々と入るのが習慣となっている。

ところが、昨日はかなり気温が高かった上に、夫がいつも以上に薪をくべたらしく、夜中近くにお風呂
に入ったら、お湯が熱すぎて浴槽に入れない。仕方なくそそくさと切り上げ、きょうの朝入ることにしたというわけだ。

いつもより急いで朝の家事をすませて、一風呂あびる…なんだかとても優雅な気分。しかも外は暴風雨。

そして風呂上りに届いたのは、故郷のトマト。この間、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」で紹介された倉橋島の農家が作ったお宝トマト。完熟で、みずみずしくて、おいしいよ~!

otakaratomato

ホームベーカリー

我が家の基本は、朝と夜は三人でごはんを食べること。
朝はトーストとコーヒー、チーズか卵、果物、ヨーグルト
というのが定番。ところが、田舎に越してくると、パンの
確保が大変。最寄のコンビニですら車で20分なので、おい
しいパン屋さんとなると、最低でも30分はかかる。
コンビニのパンでも構わないけど、それでもまとめ買いし
て冷凍すると、結構かさばる。そうでなくても、田舎暮ら
し故、冷凍庫はいっぱいなのに。

そんなある日、新聞のコラムでホームベーカリーはすぐれ
ものであると紹介してあった。寝る前に材料を分量通り入
れて、タイマーをセットしておけば、朝起きる頃に食パン
が焼きあがっているのだと。どんなずぼらでも、料理下手
でも…つまり、私でも簡単にパンが出来るのだ!

食べることは好きなくせに、料理が得意ではない私は、凝っ
た料理はもちろんのこと、お菓子やパン作りに挑戦しよう
と思ったことはない。でも、これなら大丈夫かも…。しょ
っちゅうパンを買いに行く煩わしさに比べたら、計量カッ
プで材料を計るくらい、楽なものだわ。料理下手の私が、
家で焼きたてパンを食べられるなんて!

こんな私の気持ちをさらにプッシュしたのが、家電好きの
夫。そんなわけで、今、我が家ではホームペーカリーが活
躍しています。

でもね、やっぱり私はずぼらなんです。はかりや計量カッ
プで材料を計ることも、タイマーの時間を逆算してセット
することも、就寝前の眠い頭と体では面倒くさい!(それ
なら、早めにやっておけばいいんだけど。)
結局、家電好きの夫にこの役目を押し付けている。

ラッキー!と思いきや、最近は子供が朝ごはんのリクエス
トをするようになりました。給食のメニューをチェックし
て、給食がごはんなら朝はパン、給食がパンなら、朝はご
はんがいいと言い出したのです。結局、朝の手間が増えて
しまった。それから、私のお昼ご飯。たいてい、残り物で
すませているけど、最近は食パンの耳を食べることが増え
ました。いや、実はお昼ご飯じゃなく、おやつ代わり。
これもちょっと悩みの種。

そうはいっても、便利な世の中になったものだと、ホーム
べーカリー、重宝してます。

食パン

東銀座 レストラン「ナイル」の思い出

今朝も雪が舞っている。
日曜だけど、夫はきょうは普段より早く家を出て、神戸・大阪で仕事。

私は子供の相手をしながら、相変わらず仕事。と言いつつ、おやつ代わりにパッパドを食べる。先日、輸入食品店でみつけて初めて買ってきたのだ。おとといのインド料理がまだ尾を引いている。

私が初めてパッパドを食べたのは、東銀座レストランナイル。(ここのメニューはパッパルと表記していたと思う。)カレー好きの私は、東京で機会あるごとにカレーの食べ歩き(?)をしたけれど、今でもここのカレーが一番好きだ。

カレーの味ももちろんだが、お店の人たちも忘れられない。インド独立運動の闘士だったという今は亡き初代ナイルさんは、レジの前に座って、ときどき話しかけてくれた。二代目ナイルさんは、BGMのインド音楽について質問したら、テープに録音してくれた。そして…驚異的だったのが、名前も知らない給仕のおじさん。これぞ、プロ中のプロ。こんな人は見たことない。

ナイルさんを始め、このおじさんもお客に「お嬢さん」、「若旦那」と呼びかける。なんと新鮮な響き! そして、うま~いこと店の名物「ムルギランチ」を薦め、食べ方を教えてくれる。というより、その通りに食べなくてはいけないのだ。

私は何度か通ううちに、ようやく「ムルギランチ」以外のものを頼む勇気が出たが、店の表のウィンドウで見て興味津々だったインドのハンバーグのようなものだけは、「時間がかかるよ」の一言で注文を受けてもらったことがない。

そのうち、私は「ムルギランチ」かその他のカレーパッパド二枚、食後はマサラティーを注文するのが定番となった。といっても、そんなに頻繁に通っていたわけではない。よくても二ヶ月に一度。一緒に行く人も、そのつど違っていたはずだ。そのおじさんのすごいところは、私のパターンを覚えていて、カレーを注文したあと、やっぱりパッパドも…と思っていると、ふと目が合って、「はい、お嬢さん、パッパド二枚ね」と心を読んでくれること。辛いカレーを食べて、ああ紅茶が欲しい…と思って顔を上げると、「マサラティーね」と声がかかる。

そして一番驚いたのが、パリで二年間を過ごして東京に帰り、久々にナイルを訪れたときのこと。店に入るなり、「ああ、お嬢さん、久しぶりだねえ」と声をかけられた。「え、覚えてますか?」と驚く私に、彼は「当たり前ですよ。きょうもパッパド二枚つける?」と言ってくれたのだ。これには感激した。

きょう久々にパッパドを食べたせいで、こんな記憶が蘇ってきた。ああ、またナイルカレーが食べたい。あのおじさんは健在だろうか。あれから十年は過ぎたから、もう私のことは覚えていないだろうか。

気がついたら、夫のために…と思って多めに揚げたパッパドを殆どひとりで食べつくしていた。辛いものを食べると、今度は甘いものがほしくなるんだよな~と思っていたら、大阪のど真ん中のホテルに行ったからと、夫がケーキをお土産に買ってきてくれた。「おお、ここにも私の心が読める人がいた!」と、ひとしきり感激したのでありました。

ああ、また食べすぎ。

ケーキ

東銀座レストラン「ナイル」の思い出(ああ、ムルギランチ!)

今朝も雪が舞っている。
日曜だけど、夫はきょうは普段より早く家を出て、神戸・大阪で仕事。

私は子供の相手をしながら、相変わらず仕事。と言いつつ、おやつ代わりにパッパドを食べる。先日、輸入食品店でみつけて初めて買ってきたのだ。おとといのインド料理がまだ尾を引いている。

私が初めてパッパドを食べたのは、東銀座レストランナイル。(ここのメニューはパッパルと表記していたと思う。)カレー好きの私は、東京で機会あるごとにカレーの食べ歩き(?)をしたけれど、今でもここのカレーが一番好きだ。

カレーの味ももちろんだが、お店の人たちも忘れられない。インド独立運動の闘士だったという今は亡き初代ナイルさんは、レジの前に座って、ときどき話しかけてくれた。二代目ナイルさんは、BGMのインド音楽について質問したら、テープに録音してくれた。そして…驚異的だったのが、名前も知らない給仕のおじさん。これぞ、プロ中のプロ。こんな人は見たことない。

ナイルさんを始め、このおじさんもお客に「お嬢さん」、「若旦那」と呼びかける。なんと新鮮な響き! そして、うま~いこと店の名物「ムルギランチ」を薦め、食べ方を教えてくれる。というより、その通りに食べなくてはいけないのだ。

私は何度か通ううちに、ようやく「ムルギランチ」以外のものを頼む勇気が出たが、店の表のウィンドウで見て興味津々だったインドのハンバーグのようなものだけは、「時間がかかるよ」の一言で注文を受けてもらったことがない。

そのうち、私は「ムルギランチ」かその他のカレーパッパド二枚、食後はマサラティーを注文するのが定番となった。といっても、そんなに頻繁に通っていたわけではない。よくても二ヶ月に一度。一緒に行く人も、そのつど違っていたはずだ。そのおじさんのすごいところは、私のパターンを覚えていて、カレーを注文したあと、やっぱりパッパドも…と思っていると、ふと目が合って、「はい、お嬢さん、パッパド二枚ね」と心を読んでくれること。辛いカレーを食べて、ああ紅茶が欲しい…と思って顔を上げると、「マサラティーね」と声がかかる。

そして一番驚いたのが、パリで二年間を過ごして東京に帰り、久々にナイルを訪れたときのこと。店に入るなり、「ああ、お嬢さん、久しぶりだねえ」と声をかけられた。「え、覚えてますか?」と驚く私に、彼は「当たり前ですよ。きょうもパッパド二枚つける?」と言ってくれたのだ。これには感激した。

きょう久々にパッパドを食べたせいで、こんな記憶が蘇ってきた。ああ、またナイルカレーが食べたい。あのおじさんは健在だろうか。あれから十年は過ぎたから、もう私のことは覚えていないだろうか。

気がついたら、夫のために…と思って多めに揚げたパッパドを殆どひとりで食べつくしていた。辛いものを食べると、今度は甘いものがほしくなるんだよな~と思っていたら、大阪のど真ん中のホテルに行ったからと、夫がケーキをお土産に買ってきてくれた。「おお、ここにも私の心が読める人がいた!」と、ひとしきり感激したのでありました。

ああ、また食べすぎ。

ケーキ

無言のしあわせ

年明けからずっと行きたかったインド料理屋。
近くを通るたびにチェックしていたけど、ずっとお休みで心配していたら、営業再開を知らせるハガキが届いたので、早速行ってみた。インドから来る料理人の入国許可がまだ下りない中、少ない人数で再開に踏み切ったらしい。

開店10分前に店内に陣取った私たちは、食べ物が運ばれてくると、もう一気に黙々と食べた。米好きの私も、息子も、ここのナンのあまりのうまさに、米がなくても平気。というより、ナンだけでおいしくて、カレーがなくても平気というくらい。いや、もちろん、カレーもうまい! うまい! うま~い!

しかし、ナンはけっこうおなかが膨れる。そこで、ちょっと一息ついて、はっと気づいた。

「あ~ん、写真を撮るつもりだったのに~。」
殆ど食べあさったあとの無残な写真となりました。
残念ながら、シシカバブとタンドーリチキンは、かけらすら残ってません。

カレー

バレンタインデー

子供はどこで聞いてきたのか、「きょうはバレンタインだし、
お母さん、チョコレートケーキ買ってきて。おとうさんとぼ
くはお留守番しとくし」と言われてしまった。

人気のお店に行ったのは、もう夕方だったので、チョコレー
トケーキは売り切れ。他のケーキも残り少なくなっていた。
辛うじて、カカオケーキとチョコシフォンをゲット。
私はいまひとつチョコが好きではないので、自分用に別のケ
ーキもしっかり買った。

炊飯器だけはセットしていたのだが、帰宅時間が予想外に遅
くなってしまったので、おなかをすかせた夫がすでに夕飯の
準備を始めていた。おお、ラッキー!
(そうか、この手があったか…。)
そしてテーブルには、チョコレートが! 写真のチョコは、
夫と息子のを合わせたもの。どっちがたくさんもらったのか
は、内緒。

チョコ