カフェ巡り@竹原

年末にお宅にお邪魔した友人のリクエストで、きょうは安芸の小京都・竹原までドライブに出かけた。彼女はアンティークショップや雑貨屋やカフェを見て回るのが大好きで、普段はなかなか行けない竹原まで行ってみたいとのことだった。

本来の目的地は、街並み保存地区の町家カフェだったけど、ネットで調べても営業しているかどうかわからなかったので、まずは街のはずれの海辺カフェへ。道が空いていたので、11時前に着いてしまい、まだモーニングの時間。

窓が大きなカフェには太陽の光がいっぱい射し込んで、冬とは思えない暖かさ(実は暑かった!)。モダンな店内や窓からの景色を撮影したものの、キョーレツな逆光で失敗。でもモーニングセットは、ボリュームもあって、美味しかった。

その後、街並み保存地区に行ったものの、町家カフェはどこもお休み。田舎だけに、この観光地区を離れると、シャレたお店はどこにも見当たらない。どおりでロケーションも雰囲気もメニューもばっちりの海辺カフェには、次々とお客さんがやって来たわけだ。

町家カフェは窓から中を覗いただけ。帰り道にもすてきなお店はみつからず、結局、うちの実家でコーヒーとシュトレンをいただいた。我が家カフェも、意外といいかも。

*海辺のカフェのテラス
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カレーの王様、メタルの神様

ダイエット最終日、きょうは玄米と野菜を食べる日だ。そして、広島に帰省する日でもある。私は朝食に食べた玄米の残りをおにぎりにして、荷物に入れた。今回も軽自動車で帰るので、ダイエット中に食べられなかった頂きもののバウムクーヘンやシュトレンなど、たくさん荷物を積んでしまった。

本当なら快適なマツダ車で帰ればいいのだが、実家の狭い駐車スペースに停めるのは私では到底無理。それで、小回りのきく軽自動車で帰るのだ。

今回は、前から一度行ってみたかったPAの『カレーの王様』でランチ休憩をした。しかし私の期待を裏切って、ごくフツーのカレー屋さんで、ご飯も白米のみ。ダイエットには少々反するけど、野菜カレーを食べてしまった。

車の中ではCDかラジオしか聴けないので、兵庫県を過ぎ、岡山県に入る頃にはだんだん退屈になってきた。そこでFMのチューナーをいじったら、なんとなく聞き覚えのあるギターの音色が耳に入るではないか。ハードロックのライヴのようだが、こんな曲をこんな時間に流してくれるFM局があるなんて…と夫とふたりで感心していたら、これ、天下のNHK FMの『きょうは一日ハードロック、へヴィメタル三昧』という番組だった。

松本アナと、メタルゴッドこと伊藤政則氏の進行で、お昼過ぎから夜10時過ぎまで(たぶん)、延々とハードロック、へヴィメタを流し続けるらしい。わお! なんとすばらしい! しかも、最初に耳に入ったあの泣きのギターは、マイケル・シェンカーであった。(ああ、つい最近、フレディ・マーキュリーの追悼ライヴのDVDを見た際に、ステージ上にマイケル・シェンカーの姿をみつけ、久々にYouTubeで昔の映像を見たところだったのだ。)

退屈で眠くなる岡山・広島東部の高速道も、きょうはこの番組のお陰でお目々ぱっちり。久々に私も夫も、メタル魂に火がついたかも。ありがとう、松本アナ&メタルの神様、伊藤政則氏!

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ダイエット2日目。燃えてる感じ

息子は体調も戻り、今朝はいつも通り合唱に出かけた。私も久しぶりに合唱の待ち時間を、湖畔のパン屋カフェでママ友たちと過ごす約束なのだが、ダイエット2日目のきょうは野菜しか食べられない(野菜スープのほか、生野菜や煮た野菜など)。最悪の場合、水だけとなることを覚悟していたのだが、メニューが一新されていたお陰で、「野菜サラダとオニオンスープ」を注文した。

子育て&仕事にがんばっているママ友たちの話を聞いて、元気をもらった感じ。そして野菜だけ食べている私のお腹は、なんとなく脂肪が燃えてる感じ。あくまで、そんな気がするだけ、なんだけど。

午後は久々に山の家に戻り、渡すものがあったので、久しぶりに友人宅を訪ねた。そこでも、お茶だけいただいて、夕方までお喋りをして、気分一新。

でも夜になると、なんだかお腹が気持ち悪くなってきた気がして、だんだん元気がなくなってきた。好きなものが食べられないって、悲しいことだわ。

体重計に乗ると、昨晩と殆ど変らない。う~ん、明日もがんばれるかしら。

*湖畔でオニオンスープと野菜サラダ。
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ダイエット開始

息子は明け方からお腹が痛くなり、朝、少しもどして、そのままソファで眠り込んだ。ここ数日、風邪気味で鼻がつまっていたのだが。

ダイエット第一日目のきょう、私が食べられるのは野菜スープと果物だけ。学校を休んだ息子は、朝ごはんも要らないと、相変わらずソファで眠り続ける。

その様子をみていた私も、いつのまにか寝てしまい、気がつくと息子はテレビを見ていた。かなりの時間、爆睡していたようだ。

幸い、夕方には息子のお腹の調子もよくなってきた。私も野菜スープと果物だけで、なんとか一日耐えられた。夜、体重計に乗ったら1キロ減っていた。これは、きちんと一週間がんばらなくちゃ!

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野菜スープダイエット

おととい美容室に行ったとき、鏡に映る自分の姿を見て思った。「やばい、ハンパじゃなく太ってる!」と。鏡はずっと同じなのだから、変わったのは私なのだ。髪をアップにしたときに、嫌でも見える自分の顔の輪郭にショックを受けた。

そして昨日、ランチをした友人から、「ものすごく効くダイエットがある!」と聞かされた。彼女のご主人やお姑さんは、これまで何度もダイエットに挑戦しているのだが、今回のは本当に効くのだそうだ。それも、さほど辛い思いをせずに。一週間限定ダイエットで、お姑さんは5キロ減量に成功。彼女も試しにやってみて、2キロ以上痩せたという。

アメリカでは心臓手術をしようにも脂肪が厚すぎる人がいるとかで、手術前の一週間で脂肪を燃焼させるダイエットをするのだそうだ。野菜スープを中心とした、その一週間のダイエットメニューをきょう友人にFAXしてもらい、明日から試すことにした。冬休みに体重が増えることは必至なので、先取りダイエットをしておこうという魂胆も…。

きょうは気合を入れて(?)野菜スープの材料の買出しに出かけたものの、逆に「食べ納め」とばかりに、いろんなものを食べてしまった。明日からの一週間、ほんとに大丈夫かしら。

*これは昨日のランチ!
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便乗ケーキ

そろそろ2学期も終わりに近づいてきた。息子がふと、「2学期の漢字テスト、全部100点だった」と言う。漢字テストなんて、一度も見せてもらったことはないのだけど、「それはすごい! 何かご褒美を…」といつものチュッチュ攻撃をしようとしたら、「おえっ」と嫌がられてしまったので、「じゃあ、ケーキでお祝いしよう!」ということになった。

街の家から歩いてすぐの場所にケーキ屋さんがあるのだ。(パン屋さんも、もうちょっと先にはスーパーも!) 私が夕飯を作っている間に、息子が好きなケーキを買ってきてくれた。

息子をダシに久々のケーキを食べて、冬のダイエットがさらに遠のいたけど、こうやってハッピーな気分になれたんだから、よしとしようっと。 

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たこやき(子供時代の思い出)

つい最近、最寄の駅前にたこ焼き屋ができた。開店直後の週末は大盛況で、2時間待ちと言われて諦めたのだが、きょうの夕方、予防接種をすませた息子と行ってみた。夫には申し訳ないが、ふたりで夕食前の軽食としてペロリとたいらげた。味は合格点!

関西では家にたこやき器があるのは普通だそうだが、うちは夫婦ともに関西人ではないので、あいにく家でたこやきを作ることはない。けれど、子供時代の一時期、私はたこ焼き屋さんの隣に住んでいたので、たこ焼きはけっこう食べていた。

たこ焼き屋のおばちゃんは、母の昔からの知り合いで、私もそこの子供さんたちと小さい頃からの幼馴染だった。おばちゃんは、「いつか自分の家を建てたい」と、駅前通りの借家でたこ焼き屋を始めた。高校や小学校の通学路で、企業の独身寮なども並ぶ通りだったので、おばちゃんは安くておいしいたこ焼きを日曜以外は毎日毎日焼いていた。

やがて、うちの父が独立して自営となったとき、おばちゃんのたこ焼き屋の隣の借家に我が家も引越して、事務所を構えた。それ以来、私のたこやき消費量は格段に増えたのだ。

おばちゃんのたこ焼き屋は繁盛し、やがておじちゃんも今までの仕事を辞めて、おばちゃんと一緒にうどん屋を始めた。おじちゃんは無愛想な人だったけど、いつも元気で明るいおばちゃんのお店は相変わらず繁盛していた。

その頃、両親の仕事も軌道にのってきて、激務のあまり帰りが遅くなる日が続いた。そんなときは、たこ焼きでは間に合わず、私はおじちゃんのうどんを食べていた。あの頃の私は、週に何回、おじちゃんの焼きうどんを食べていただろうか。おじちゃんは私の好みをわかっていて、いつも「ソース、ちょっと多めにしといたよ」と家までうどんを運んでくれた。ひとり両親を待つ時間も、隣のお店の気配が感じられて、寂しくはなかった。

やがておばちゃんは念願の家を建てた。お店からちょっと離れた住宅地に、3階建てのりっぱな家ができた。なのに、おじちゃんは「お店で寝泊りする方が楽」と、結局、新しい家には殆ど帰らなかった。もちろん、おばちゃんも昼間はずっとお店で過ごした。

そんなある朝、おばちゃんがお店に来てみたら、おじちゃんが倒れていた。発見されたときには手遅れで、そのまま帰らぬ人となった。おじちゃんが殆ど暮らすことのなかった新築の家で、葬儀が営まれた。そしてその後、うどん屋はなくなったけれど、おばちゃんはずっとたこ焼きを焼き続けた。

我が家もその間に駅前通りから引っ越してしまい、私がおばちゃんのたこ焼きを食べることもなくなった。おばちゃんのたこ焼き屋は、今ではおばちゃんの娘さんが引き継いでいる。彼女も今では明るく元気なおばちゃんとなっているに違いない。

今でも私はたこ焼きを食べるたび、あの働き者のおばちゃん(&おじちゃん)を思い出す。「自分の家を建てる!」ため、いったいいくつのたこ焼きを焼いたのだろうか。おばちゃんの汗と涙のつまったたこ焼きが、私の血肉になっていればいいのだが。

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新しい朝の習慣

街の家に越して来てから、夫のお弁当を作っていなかった。夫が「いらない」というので、「なるほど、昇進したからお昼休みも外に食べに出る機会が増えたのかな」と真に受けていたのだが、そのわりにはコンビニ弁当やパンのレシートが財布から出てくる。もしかして、女性スタッフの手前、お弁当持参は恥ずかしいのかな?と思ったりもしたが、よ~く訊いてみたら、どうやら私に気を使っていたようだ。

母が亡くなって、引越しや転校でバタバタしていたし、私をゆっくりさせてあげようと思っていたのだろう。そんなことにも気づかなかった鈍感な私!

街の家に越して、夫の職場も近くなり、夫が朝、家を出る時刻は以前と違って息子より遅くなった。スーパーも近所にあるし、山の家にいた頃より、お弁当作りの負担は実はぐんと減っているのだ。

そんなわけで、ついにお弁当作り再開! 料理はあまり得意ではないけれど、コンビニ弁当やパンばかりでは、体調が心配だし。ついでに起床時刻を早めたことで、早朝のニュース番組が面白いことを発見し、なんだか得した気分。

地上波の全国放送では(ある勢力に)都合の悪いことは報じなかったり、当たり障りのない表現でごまかしたりすることが多いけど、ローカル番組で、しかも早朝の時間帯だと、同じニュースでも核心に触れるような情報や本音が出てくることがあって面白いのだ。

まさに「早起きは三文の得」! そして、夫の心遣いに感謝!!

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米が好き!

先日、奈良の伯母からもらった食べ物の中で一番重かったのはお米。うちの息子が米好きなので、知り合いの農家から新米を取り寄せてくれていたのだ。実はうちの近所にも兼業農家の方がいらっしゃるので、普段から直接、その農家のお米を買っているのだが、米好きの我が家はもちろんありがたく受け取った。

こんなにたくさんのお米が家にあるのに、今朝の息子は機嫌が悪い。「どうして僕らは日本人なのに、主食のご飯を給食で食べないんだろう?」と、パン給食への不満を漏らす。百歩譲ってパンが主食の日があってもいいけれど、そういう日はパンに合うおかずにして欲しい、というのが息子の意見のようだ。明らかに和食系のご飯のおかずが出てくる日があるらしい。

思えば私が小学生の頃は、給食の主食はまず~いパンばかりで、同じく米好きの私はパンを食べるのに苦労したものだ。今でこそ、美味しいパン屋さんはたくさんあるけど、いまだにパンは私にとって「主食」となり得ない。(おいしいパンは、おやつやデザートの感覚で食べている。)今の子はご飯給食で羨ましいと思っていたけど、毎日ご飯を食べたい息子にとっては、まだまだ不満なのだ。

たくさんお米が余ってるなら、毎日ご飯給食にすればいいのに。お米の値段が下がっているなら、毎日ご飯給食にすればいいのに。

ところできょうは、先週、キャンセルとなった整体師さんに午後から来ていただき、肩のこりをほぐしてもらった。その後、ふたりでお喋りが盛り上がり、気がついたら息子が帰宅。「いつも整体の後はお母さん、赤い顔をしているのに、きょうは顔が赤くないね」と指摘された。なるほど、整体後は血流がよくなって、顔が赤くなっていたのか…。きょうは、その後のお喋りが長すぎて、顔色も元に戻っていたに違いない。

*また虹が見えた!
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ラッキーなランチ

昨日はいただいたチケットで正倉院展に行き、伯母からもたくさんのお土産をもらって、ラッキーな一日だった。

きょうは山の集落の友人が、我が家の近くにみつけた家の鍵をもらいに来るというので、私もお家を見に伺った。その後、一緒にランチをしようと話していたら、彼女のご主人も合流することになった。私たちは近場でパスタでも…と考えていたのだが、料理人のご主人は食べ物にはこだわりがある。「ボクがご馳走しますから、美味しいものを食べに行きましょう!」と橋を渡り、湖岸道路を走って到着したのは、おしゃれなバー風のお寿司屋さん。

お刺身の盛り合わせ、さえずり、ふなずし、握り寿司、揚げ出し、牡蠣フライ、マグロの目玉焼き…はっきり言って、めちゃくちゃ美味しかった!!! 知らないうちにおなかもいっぱい。(なのに、友人のご主人は締めとして鰻丼を注文。さすが料理人の飽くなき食欲!!!)

美味しいものを食べるだけで、人間は(というか私は)この上なく幸せになれる。私って、本当にラッキーだわ…と、きょうは何度、心の中でつぶやいたことか。

家まで送ってもらったら、息子がすでに帰宅していて、「お母さん、家出したかと思ったよ」と言われてしまった。夕方、帰宅した夫には「なにをそんなににやにやしてるの?」と指摘されるほど、幸福感に満たされていた私。(ちなみに夫のきょうのお昼は、おにぎりのみ。)私はおなかがいっぱいで夕食はパスしました。

昨日に続いて、私って本当にラッキーだわ~。(単純!)

*湖畔のお寿司屋さんからの眺め。
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