新型インフルエンザの余波(来日観光客減少?)

昨晩「自然の家」に泊まった息子は、きょうの午後、
スクールバスで帰って来た。バスを降りるなり、
「楽しかった~!」。で、家に着いたらすぐに横に
なり、ヨダレを垂らして眠っていた。幸せだなぁ。

新型インフルエンザ騒動で、成田での防護服の検疫官
や、ほぼ全員がマスクをつけて歩いている街の様子な
どのニュース映像を見たアメリカの友人から、今夏に
予定していた日本旅行をキャンセルしたと連絡がきた。

パリのビジネススクールでの同級生だが、実は私より
かなり年下。彼女は10代の頃から起業することを目標
に据えて、すべての計画を立てていたという。現在は
ジュエリーブランドを立ち上げ、社長として活躍して
いる。三人の子育ては、もっぱらジュエリーデザイナ
ーのご主人の担当で、彼女は忙しく世界中を飛び回っ
ているのだが、毎年、夏休みは上のふたりの娘を連れ
て、女3人の海外旅行をするのが恒例となっているら
しい。今年は娘たちのリクエストで日本に行く計画を
立て、飛行機のチケットまで購入していたが、あのニ
ュース映像を見て、「普通の状態で旅行できないかも」
とキャンセルを決めたらしい。

やっぱり最初のあの対応は、どう考えても過剰だった。
しかも殆どが効果のないことばかり。必要以上に経済
的なダメージを受けてるところは多いんじゃないかな。
ちなみに友人は、代わりにモロッコとパリに行くこと
にしたらしい。

インフルエンザ騒ぎ

息子は休校。夫も普段より早めに帰宅した。
息子の習いものをどうしようかと思ったが、少人数だし、
京都だし、三人で出かけることにした。ただし、きょう
は人の多いファストフード店で待ち時間をつぶすのはや
めた。

とはいえ、「ほんとは京都だって、他の地方だって、
検査してないから判明してないだけで、すでに感染者が
いるはずだよねぇ」とみんなで話している。

京都市内は人の多さも普段と変わらず、マスクをしてい
るのはお店の店員さんくらい。必要な買い物だけをさっ
さとすませて、帰路についた。

テレビをつけると、京都市内でも感染者が出たとのこと。
やはり。でも左京区は休校処置はとらないそうだ。(私
たちが京都に行くときは、たいてい左京区なのだ。)

*連休中の京都・大田神社のかきつばた。
21may09

新型インフルエンザの影響で宿泊行事キャンセル

きょうは息子が待ちに待っていた「ふるさと体験学習」の日。
近くの山を登り、お弁当を食べて、夜は「自然の家」に一泊
するのだ。今年はテントを立てて寝るのだと大張り切り!!
だったのだが…。

昨日は夫の職場でインフルエンザの患者が出たというのでド
キドキしていたら、夜遅くに季節性と判明してホッとしたの
も束の間、今朝になって市内の別の場所で新型インフルエンザ
の患者がみつかった。明日から市内の小学校も休校となり、
息子たちも予定より早く山を下り、いつものスクールバスで
下校した。ざ~んね~ん!!!
せっかく快晴のいい天気になったのに!

しかし意外にも息子は落胆した様子はない。家で漫画読んだり
テレビ見たり、いろいろ遊べると思っているようだ。そのうち
絶対退屈すると思うけど。

子どものいない隙に予定していた今夜の天文教室の打ち合わせ
は予定通りに学校で行われ、講師の先生から宇宙の面白い話を
聞かせてもらい、車に積んであった望遠鏡で土星も見せてもら
った。(今は15年に一度、土星のリングが細くなる時期で、ま
るでたこ焼きに爪楊枝がささっているように見えるのだ。)

ここは月が出ていても天の川が見える、すばらしいところらしい。

20may09

にんにくの悲劇

うちの夫は職業柄、平日はニンニクを極力食べないように
している。だが、去年から疲れがたまって体調を崩すこと
が前より増えたようで、実家の父が長年、愛用しているニ
ンニクと卵黄のサプリメントをもらって帰った。

さらに、帰りの高速のSAの野菜売り場でも新鮮なニンニク
を買ったので、いよいよきょう、それを使って料理をした。
明日、あさってはお休みだから!

なのに、帰宅した夫は家の中に充満していたニンニクの臭
いにやられ、「気持ち悪い」と言ってすぐにベッドへ。そ
れでもかすかにニンニクの臭いが流れていったらしく、突
然タオルを口に当てて、トイレへ突進。戻したらしい。

夫のために!と思ったニンニクが逆効果。しかし、なんで
こんなに体調が悪くなったのか聞いてみたら、なんと! 
昨晩は午前2時まで漫画を読んでいたのだと! まったく、
子どもじゃあるまいし…。夜更かしするなら、きょうすれ
ばいいじゃないの…と、私はちょっと怒っている。

*八重桜も散ってしまった。
8may09
*近所のおじさんにタケノコをもらった。
8may09-2

初めての眼科

きょうの下校後、さっそくママ友と一緒に子どもたちを
眼科に連れて行った。うちの息子の視力は学校での検査
結果とは食い違っていたらしく、まだ矯正可能なレベル
らしい。

子どもたちは一緒に出かけられたのが嬉しくて、親の方
もここぞとばかりにお喋りしてしまった。テーマは尽き
ないのだ。

一方、夫は風邪気味で少し早めに帰って来た。疲れがた
まっているのかな。

*出ました、今月のハリボテ。
24apr09

山を見ると視力が良くなる!?

先日、息子が学校での視力検査の結果を持ち帰った。
視力が落ちているので、眼科で検査を受けてください
というものだ。移動の車の中で本を読むなとあれだけ
言っていたのに…。

ママ友たちに訊いてみると、「今年はうちも同じプリ
ントを持って帰ったわ」という人が殆ど。かつてここ
に暮らしていた友人によると、「ここの子どもたちは
スクールバス通学だし、よその学校より運動量が少な
いせいか背筋弱くて、目が悪い子が昔から多かったの
よ」とのこと。

ところが、午後から遊びに来てくれたママ友によると、
学生時代はメガネをかけていた彼女のご主人はその後、
視力が少しずつ良くなり、ここに越して来てからは、
1.0以上に回復したのだと。山の仕事をしているせい
なのか!?

と思ったら、別のママ友もここに越してきてから0.3
の視力が1.0になり、車の運転にもメガネが不要にな
ったという。

そういえば、私も去年、疲れ目がひどくて眼科の検診
に行ったところ、老眼はまだ始まってませんねと言わ
れたのだ。近視もほんの少しよくなってたし。

大人たちの目に、山の生活はいいみたいだが、子ども
たちの視力低下はなんで…!?

23apr09

野球の練習

職員さんのお母さんが突然に亡くなられ、夫はお通夜
で遅くなるというので、昨夜は私と息子で京都に出た
ついでに夕飯を食べて帰った。

さっきまで夕飯を一緒に食べていたお母さんが、お風
呂場で倒れて亡くなられたとか。本当に人の命はわか
らない。

きょうは実家に来てくださっているヘルパーさんに電
話をしたら、自らの経験から「口から少しでも食べて
るうちは大丈夫!」と言ってくださった。母がスイカ
ばかり欲しがるので、もっと他のものも食べるよう励
ましてくださっているらしい。

ほっと安心していたら、近所のママ友が「ちょっと時
間ができたから」と立ち寄ってくれた。そうこうする
間に子どものお迎えの時間となり、元気に帰って来た
息子は「お父さん、きょうはいつ帰ってくるの?」と
野球の練習をしたい様子。

家についたと思ったら、学校に水筒を忘れて来たこと
に気づき、「学校までひとりで行って来る!」と言う。
スクールバスに乗るのが規則だが、実は我が家は学校
から徒歩10分もかからない場所にある。3年生になった
ことだし…とひとりで行かせたら、担任の先生と一緒
に戻って来た。しかも「先生と野球をする!」だと。

隣の空き地で、キャッチボールなど野球の練習に先生
は30分ほど付き合ってくださった。まったく申し訳な
いことをしてしまったが、少人数の学校ならでは。

先生が帰った後、息子は張り切って勉強していた。
きょうは、よく遊び、よく学び、よく食べ、よく眠る
一日だった。(羨ましい!)

17apr09

おばあちゃんたち

春休みに帰省した際、母の衰えが特にひどく、もう長く
はないのかも知れないなぁと感じた。今も毎日、電話で
話しているが、声が出にくくなって、前のように長話を
することも殆どない。今週の始めには、夢の中で「欲も
得もない境地に至り、このまま死んでも悔いはない」と
話していたところで目が覚めたと教えてくれた。

そうは言っても人の命はわからないもの。山で突然、亡
くなる若者もいれば、実家の母はその後、少し元気を取
り戻したようだ。これまで主治医から「もうダメでしょ
う」と言われたことは少なくとも4回。いま生きているだ
けでも、めっけもの。この時間を、なるべく快適に幸せ
に過ごしてくれたら…と願っている。

今までいろいろ心配かけたし、きついことも言ってきた
けど、今は感謝の気持ちを毎日、母に伝えている。言葉
で言わなくてもわかっていることのはずだけど、何度で
も言葉で言う。言っていいことは、何度だって言う。

昨日、懇談会のあと、珍しく息子とふたりで学校から歩
いて家に帰った。スクールバスに乗るようになるまでは、
こうやって親子で保育園に通園していたのだ。

途中、畑仕事中のおばあちゃんに出会った。当時よく立
ち話をして、たまに野菜やお花をもらったものだ。「S
ちゃん、大きくなったなぁ」と言うおばあちゃんに、息
子は帽子を脱いで近づくと、背比べを始めた。「おばあ
ちゃん、もう腰が曲がって、背がどんどん縮んでるのよ」。
並んでみると、ほぼ同じ。他愛もないことを喋って別れ
を告げると、今度はゲートボール場から老人会の人たちが
手を振ってくれた。この間、ご主人を亡くされたおばちゃ
んも、にこにこ笑って、こっちを見ている。

川のそばの満開の桜を見て、実家の母だけでなく、ここの
おばあちゃん方とも、いつまでともに時間を過ごせるだろ
うか…と考えながら、息子と手をつないで家に向かった。

*息子と親友の(?)女の子。
16apr09-1
*川沿いの桜。
16apr09-2

老親の衰え

昨日は珍しく雨の一日だったが、きょうはまた晴れ!
こちらに来て夜更かしの習慣がつき(高速ネットで
仕事がスムーズな上に、動画が見られるもので、つ
いつい…)、三人で遅い昼食に出かけた。バイキン
グのお店というので、これまたついつい食べすぎた。

知らない間に故郷の町にも、いろんなお店ができた。
私が小学生時代に暮らした国道沿いの家の回りには、
当時殆ど建物はなかったのに、今では大型店舗がず
らりと並び、大賑わい。

実家の老親は家から出ることもない生活なので、同
じ町内とは言え、かつて暮らした地区の現在の様子
も話で聞くだけ。

今回の帰省では、老親がさらに衰えているため、外
出は前より控えることになった。というより、私た
ちの方が疲れ易くなってるのかも!?

*桜が満開!
5apr09-1
*食べ放題!
5apr09-2

インフルエンザ流行

飲み会のお誘いも、茅葺の宿へのお泊まりのお誘いも
息子のインフルエンザで吹っ飛んだが、夫はこの時期、
送別会続き。職場で複数の組織と関わっているため、
毎週複数回の会に参加している。きょうも夕方から送
別会だというので、またも私が送迎係。

息子も少し元気になってきたので、一緒に車に乗せて、
買い物&外食をすることにした。実は週末に合唱団の
全国大会が控えていて、そのために必要な買い物があ
ったのだ。ついでに買いたい雑誌もあるらしい。

今回のインフルエンザはみんな意外と長引いていて、
「熱が下がったと思ったら、また上がり、咳がひどく
て、食欲のない状態が続いている」と、ママ友たちか
らメール&電話で連絡がくる。うちも同じ状態だが、
幸い熱も下がり、食欲は戻りつつある。

週末の一泊二日の全国大会、このままでは行けないか
も…という人たちも。みんな早く治りますように!

*たこ焼きを食べた後にスパゲティ!
25mar09