長寿DNA(?)

この土日で父の顔を見に3人で広島に帰った。新幹線&レンタカーなので、車中で爆睡できた(!!)。実は急ぎの仕事も持って来ているのだ。

我が家は実家に帰ると、たいてい最初のご飯は父のホームのすぐそばの大戸屋で食べる。あるいは街中のショッピングセンターのお店に行く場合も。私と夫は、毎回、そのときの気分で、なるべく違うメニューを頼むのだが、息子は決まって「マグロの漬け丼」を注文する。

これ、実は大戸屋に限らない。息子は外食の場合、それぞれのお店でほぼいつも同じメニューを頼むのだ。家での食事も、ごはんと味噌汁があれば、あとは文句を言わない。野菜炒めがあれば嬉しいらしいが、たくさんのおかずを出されても、残してしまう。いつも決まった定番メニューが一番落ち着くらしい。さらに食べすぎはしない。どんなに好物でも、「もう、いい」と止められるのだ。

この性質(?)、まさに私の父譲り。しかも、ゆっくり噛んで時間をかけて食べるのも、父にそっくり。このこだわり、この偏屈加減、素直でない対応・・・もう、すべてが父と同じだ。着るものも定番があり、季節に関わらず白い下着のシャツと靴下を必ず着用。流行なんて、気にしない。

もしかしたらこれ、長寿の秘訣かも知れない。98歳の父の遺伝子を息子は引き継いでいるのかも。

それに比べて、つい食べ過ぎる私ときたら・・・。

*これが息子の定番、マグロの漬け丼。
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ウォーキング再び

友人のスケジュールが合わなくなって、しばらく中断していた水曜のウォーキング。きょうは久々に再開。友人と会うのも数ヶ月ぶりか。住宅地を歩きながら、積もり積もったお喋りに花を咲かせた。

日が暮れて暗くなった道を歩きながら、最後は(いつものように!?)陰謀論で盛り上がった。実は陰謀論が、最近のマイブーム。といっても、彼女とは昔から、こんな話ばかりしているのだけど。「こんなこと話すと『ええ~っ』とバカにされちゃうけどね」と言いながら、ふたりで盛り上がるのだ。

興味ある人は、YouTubeでAaron Russo(アーロン・ルッソ)のインタビューを見てみてね。

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もう上カルビは食べられない!

息子が一週間、精進の生活をしてきたことを言い訳に、このところ、肉や魚をいつも以上に食べている我が家。息子が塾に行っている間に、夫とふたりで夜の空いたスーパーに行った際、人気のお肉屋さんでわずかに残っていたお買い得品を思わず買ってしまいました。ほんとは「カルビ」にするつもりが、夫が「たまには上カルビで」と奮発したのです。

んで、それを食べたところ、やっぱり私は脂っぽいのがダメみたいです。そのときは、とっても美味しかったんだけど。一切れでやめておけばよかったんだけど。ついつい、食べすぎてしまったんですね。(そんなにたくさんじゃなかったんだけどな~)

またも夜中に気持ち悪くなって、戻してしまったんですよ・・・。ああ、もったいない。ああ、情けない。年を感じます。

これからは、もう上カルビは食べられない! 
普通のカルビにいたします。

*これは近所のスタミナラーメン。これは意外とあっさりしていて、大丈夫!
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新たな友、マッサージクッション

最近になって、私が毎日寄りそう新たな友ができた。

それがこれ。マッサージクッション!
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広島に里帰り中、しょっちゅう通うショッピングセンターの雑貨屋で夫がみつけたすぐれもの。最初は、こんなのたいしたことないだろうとバカにしていたのだが、意外と体がほぐれていい気持ち。その場で買おうかと心が揺らいだが、しっかり者の夫がネットで価格調査をして、通販で購入してくれた。

お値段も手ごろで、場所もとらない。自分の好きな場所にあてて、スイッチを入れると15分で勝手に切れる。私の場合は、背中や首にこのクッションをあててソファに寝転び、スイッチが切れる頃にはぐっすり眠っている・・・というのがいつものパターン。

ただし、クッションでは肩をもんでもらえないので、整体師さんにまさるものはないのだけど。それでも日々の力強い友であることは確か。あまり酷使しないよう、気をつけなきゃ。

歯列矯正

11歳の息子は生まれてからまだ虫歯になったことがない。小さい頃から、保育園で習慣づけてもらったせいなのか、小学校になってからも学校で習った通りに、自ら歯磨きをきちんとしてきた。(しかも歯磨き粉は使わない主義らしい。)よくよく聞いてみると、怖がりの息子は「歯の治療は痛そう!」ということで、どうしても避けたいようだ。

私が近所の歯科に定期的に検診と歯のクリーニングに行くのを見て、つい先日、自分も歯のクリーニングをしたいと言って初めて体験してきたばかりだ。その後、学校の歯科検診を受けたら、虫歯はゼロだが不正咬合が認められるため受診するようにとのこと。

そこで夏休みに再び同じ歯科に行き、矯正の専門医との相談予約をして、やっときょう相談に伺った。要は上の前歯がどんどん出っ歯になっているのだが、専門医からは12歳臼歯が生え揃ってから、大人と同じブラケット治療をするよう薦められた。しかも、その際に歯を一本抜くことになるだろうと。

「矯正治療がんばるぞ!」モードだった息子が、それを聞いた途端、ビビりまくり、「え~、歯を抜くってどれくらい痛いの? 麻酔はどれくらい痛いの?」と質問攻め。専門医も、「虫歯じゃない歯を抜くのは申し訳ないけどねぇ」と説明して下さるのだが、あまりのビビり具合に私は思わず苦笑。「歯を抜くのは、あと一年以上も先だと思うよ」と言っても、頭の中は「抜歯」でいっぱいになっていたようだ。

帰り道は、自治会のカンパをしている空き地に立ち寄り、当番の方々やカンパにいらした方々としばし雑談。息子も近所のおっちゃんと喋ったり、4歳の男の子と遊んだり。私もPTA仲間と喋ったりして、長いこと居座ってしまった。住民運動のお陰で、多くの人と知り合い、連帯できて、ありがたく思う。

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悪人も必要?

実は昨日、父の老人ホームの施設長さんから、父がこのところ日に一度程度、不穏になるので、主治医の先生と相談して新しい薬を処方したいと言われた。ご家族の前ではそんな風にはならないので、わからないでしょうが・・・というお話であった。不穏と言っても暴力を振るうわけではなく、頑固に言うことをきかず、大きな声で怒鳴るということらしい。

私が言うのもなんだけど、うちの父は非常に精神の安定した人で、よっぽどのことがないと怒ったり怒鳴ったりしない。また、私が記憶する限り、水戸黄門以外で父が泣いた姿を見たことはない!頑固だけど、いつも穏やかな人だ。それだけに母が入院したことで、突然、老人施設に連れて行かれた日はかなり不穏になったらしい。(初日は私も広島にいなかったのだ。)その後も、しばらくの間は不穏になることがあり、私も心を痛めたのだが、このホームに来てからは落ち着いて、安心していたのだ。

施設長さんは、父の認知症が進行しているのだろうとおっしゃる。骨折を機に車椅子の生活になったので、思うように動けないもどかしさもあるのかも知れない。けれど、素の自分を見せられる家族の前では不穏にならず、一日に約1回だけ不穏になるというのは、やはり何か理由があるのでは・・・と思ってしまう私。自分の思いが通じなかったり、不快なことに対する反応ではないかと。

そんなことを思っていたら、きょう、私の面会中に父がちょっとだけ不穏になる場面を目撃してしまった。父が「便所に行きたい」と言うのでスタッフの方に伝えると、年配の女性スタッフがいらして、車椅子の父をトイレに連れて行って下さった。私も一応付き添ったのだが、熟練のスタッフらしく、ひとりで手際よく介助して下さる。ところが、すべての行動が速すぎて、父は自分がトイレまで来ているのか確認できないらしく、車椅子から立ったはいいが、便器の上に座ろうとしない。便器が見えていないので、落ちると思って怖がって座らないのだ。しかし、女性スタッフは何度も「はよう、座りんさい」と無理やり父の肩をおさえる。すると父は「やめんか、やめんか」と大声を出した。私が横から「便器の上じゃけ、大丈夫よ。座っても大丈夫」とやさしく声をかけ、無理やり座らされた格好の父に、「もう、おしっこしてもええんよ」と話しかけた。

便器に座るまでの父は、かなり大声を出して抵抗していた。本当は私も、「もう少しゆっくり、父のペースに合わせてやってください」と言いたかったのだが、ぐっとこらえた。彼女に特に悪気はなく、ベテランだけに、効率的に仕事をこなすことが優先されて、彼女なりの手法が確立されているのだろう。父が不穏になるのは、こういうスタッフに当たったときかも・・・と想像する私。

なぜなら、あの神様のような男性スタッフの前では、いつも父は機嫌よさそうにしているのだから。とはいえ、さっきのベテラン女性のようなきついスタッフも必要悪なのかも知れないと思っている。というのも、先日、神様のような男性スタッフが新人スタッフを連れて、父の体重測定に来たことがあった。「立ってみて」と優しく言われた父は、両脇をふたりのスタッフが支えてくれるものだから、甘えて体重をかけてしまい、どうしても体重計の上にしっかり立てなかった。ところがきょうはトイレで用を足した後、あのベテラン女性に「はい、立って!」ときつく言われると、さっと立ち上がって、しっかり手を洗ったのだ。

父が嫌な思いをしていたり、余計な薬を飲まされるのだとしたら、不憫なのだけど・・・人間、どんな場所で暮らしても、いい人、悪い人、好きな人、嫌いな人の両方に出会うのは仕方のないこと。長く生きてきた父ならば、これが人生だと達観してくれるだろうか・・・。仏壇に手を合わせ、しっかり父を見守ってくれるよう、母にお願いしてみた。

*今度こそ、瀬戸内海!
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節電問題

山の集落ではエアコンのない生活だったけど、今は冷暖房ともエアコンを利用する生活。今年は節電が呼びかけられているので、このところ急に暑くなっても、エアコンなしで頑張っていたけど、やっぱり、つけてしまったよ~。

エアコンつけても、設定温度が高いので、実はそんなに涼しくなかったりするんだけど。山の生活では、夏の間も夜は寒くて窓を閉めて寝ていたのに、このところは毎晩、寝苦しさを味わっている。

ちなみに、きょうのウォーキングでは相当な汗を流したのだが、入浴前に体重計に乗ると、史上最高値更新! 「ええ~、こんなに汗かいても、痩せないの~?」と、思いっ切り、運動も節電もやる気が失せてしまった。

要は食べすぎなんだよね(トホホ)。

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鼻血ブー

きょう学校から帰ってくるなり、息子が「お母さん、きょう、ぼく、アニメみたいに鼻血が出たんだよ!」と報告した。お楽しみ会でドッヂボールをやっているときに、いきなり横からバーンとボールが顔を直撃し、鼻血がドバ~ッと噴き出したのだと。確かにシャツやGパンに血が飛び散った痕がいっぱい・・・!

我ながらシュールな体験だったらしい。で、そのまま元気に塾に出かけてしまった。うーむ、若いなぁ。

私はいまだに週末の疲れをひきずってます。

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メガネ君

去年から視力が下がっていたわが息子、とうとう学校の検診で眼科を受診するようプリントをもらって帰っていたので、代休のきょう、やっと隣町の眼科に行った。そして、そのままメガネを注文。授業中など、必要なときだけ、かければいいようだ。

前の山の学校の子供たちは、意外と近視が多くて、年齢があがるにつれて、メガネ率も上がっていたのだが、逆に大人たちは山の環境のお陰なのか視力が改善した人が多かった。山の集落に移住してきた人たちの中で、メガネが必要な近視だったのに、山で暮らすようになってメガネが不要になったという人が2名いた。

うーむ、最初から山で育った子供たちには、この環境の影響はないということなのか!?

そういえば、私も運転時にはぎりぎりメガネが必要な近視なのだが、山の集落に引っ越してから、そのメガネがどうもきつくなった。近視が進行せず、むしろ改善してきたということでは!? いや、それとも老眼の始まり!?

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父の日

父の日にあわせて、父が好きそうな和菓子を老人ホームに送ったのだが、きょうもまたホームから電話が入り、思わずドキリ。今度は転倒して、背中をたんすの角で打ってしまい、本人も痛みを訴えているらしい。いつもの先生に往診してもらったが、骨折してないか、明日、専門病院で診てもらうとのこと。とりあえず普通の生活をしているものの、また転倒してはいけないので、スタッフの方は目が離せないようだ。

父も寂しいのかも知れない。今度の週末は、顔を見に行かねば。

我が家のお父さん(息子にとっての)は、きょうは朝から自治会の一斉清掃に参加して、その後は自治会の会議。さらに夕方は私のビラ配布につきあってくれた。(1万歩、歩けたかな!?) で、父の日ディナーは、全皿100円の回転寿司。私も夫もちょっと小食気味で、かなり安上がりでした!

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