カテゴリー: 人間関係

いつもお世話になっている方にご挨拶に伺い、
結果、すてきな新居でティータイムを過ごさ
せてもらった。

ご主人は年末年始はお仕事で忙しく、車の免
許のない彼女は寒い年末の一日を家で過ごし
ていたのだ。

結婚して30年近く（？）、ローンの終わって
いた街中のマンションから郊外の新築戸建に
引っ越したというのに、ご主人はいまだに自
分の給料も家のローンもお金のことは一切知
らないんだって。そんなにお金に無頓着な人
がいるとは俄に信じられず、知らないフリを
してるだけじゃ？と訊いてみたけど、カード
も持ってないというからホントなのかな。

とはいえ、自分の収入をまったく知らないで、
仕事のモチベーションが上がるとも思えない
し、パート職員を束ねる管理職にあるようだ
から、少なくともパートさんたちの給料くら
いは知っているだろうし…。

けなげに家庭を守っている彼女の愚痴（？）
を聞いているうちに、いろんな疑問がわいて
きた。いやぁ～、いろんな夫婦がいるものだ。
とりあえずワンちゃんが夫婦共通の話題にな
っているみたい。

昨日の夕方、仕事帰りの知人と近所のカフェで落ちあった。
開口一番、仕事のグチがどば～っと出てきて、しばらく聞
いていたのだけど、「ちょっとそれは曲解のしすぎでは？」
とか「それは被害者意識が強すぎるのでは？」というポイン
トが多々あって、彼女はそうとう精神的に追い詰められてい
るのだなぁと心配になった。もっと違う視点が持てたらと、
ちょっと話してみたけれど、いまは感情的になっていて、
とても無理という感じ。

きょうは、広島の友達からもグチメールが届き、こちらも問
題の本質はほぼ同じ。やさしくて、頑張り屋さんだから、つ
い「いいですよ」っていろんな仕事を請け負って、そのうち
いいように使われて、相手の態度がでかくなり、正当な評価
ももらえず、だんだん苦しくなっていく…というパターン。
無意識に無理をしてしまって、ストレスがたまっていくのだ。

他人の問題は、冷静によく見えるんだけど、自分のこととな
るとまた別問題。私も我が身を振り返って考えようっと。

友達を通じて知り合ったご一家と、京都駅で落ちあった。
知り合って以降、なにかとよくしていただいている。山
の中に暮らすわが息子に、衣類や教材のお古をたくさん
送ってくださったり、街の学校の受験事情や塾の状況な
ども教えてくださる。

うちの子と、二つ年上のそこの息子さんとは、何度か顔
を合わせたことはあるのだが、いつもやっとうちとけた
頃に別れの時間となっていたのが、きょうはさすがに最
初からうちとけた様子。お昼を食べたら、ふたりで外に
出て、走り回ったり、ゲームをしたり。男同士の時間を
過ごしたようだ。

私たち夫婦にとっても、都市部に暮らすご一家とざっく
ばらんに話せるのは新鮮で楽しいことだった。私たちも
いい意味で意識を高く持ちたいものだ！

＊京都国際会館から眺める比叡山。