都市部と過疎地の情報インフラ格差(過疎地は新聞も読者が送料負担)

高速インターネット整備の請願を出した後も、市は住民のアンケート調査をしただけで、実質なにもしていないことが判明し、がっくりしていたのだが、実はここにもFOMAがきたことで、携帯のハイスピードデータ通信が利用できるらしいことが判明した。(といっても全域がFOMAでカバーされているわけではないのだけど)

あとは、そのスピードや使い勝手に料金が見合っているかが問題だけど、試してみる価値はありそうだ。

なんせ、ここは新聞の配達だってないから、購読者は郵送料を自己負担して、お昼近くに朝刊(&前日の夕刊)を受け取るのだ。例えば、日経新聞ならば朝夕刊セットで一ヶ月6000円!(新聞は全国一律料金での宅配制度を維持するために独占禁止法の「特殊指定」で守られているらしいけど、「全国一律料金の宅配制度」から漏れている地域は他にもたくさんあるんじゃなかろうか!?)

家の中では、ラジオもまともに入らない。テレビのアナログ放送も、相変わらず画面が汚い。(衛星放送と比べると画質の違いに驚く!)

都市部との情報インフラ格差は歴然としている。この経済状況では、派遣切捨てだけじゃなく、過疎地切捨ても進んでいくかも。市には期待せず、自分たちでなんとかやっていく道を考えようっと。

19feb09

インターネットも地デジも見捨てられた!?

地域の若手が集まって、何年もかけて提出した高速インターネット整備の請願が採択されたのが去年の夏。その後の進捗状況を問い合わせたのが去年の晩秋。その返事が、きょういきなり我が家のFAXに届いていた。

で、その内容はというと…。
採算がとれないから民間事業者のサービス提供は困難。ケーブルテレビの利用希望者も予想以上に少ないことから、地デジの対応も困難になっている。近隣のNHKの中継局も廃止が提示されており、今後も協議・検討に努めるとのこと。

民間では採算とれないのは最初からわかってる。だから、請願を出しているのに。しかし、ネットだけでなく地デジの対応もまったく未定とは、市に見捨てられたも同然ではないか。

ああ~、なんという徒労感。日本には、こんな地域がどれだけあるのだろう!?

*雪による倒木を恐れて、伐採された木。山を眺めると、雪による倒木があちこちに見える! 山も見捨てられているのだ!
13feb09

少子化問題をさらに考える

昨日の続き。
少子化のなにが問題かって、年金制度が破綻するとか、労働人口が減って競争力がなくなるとか、市場が縮小するとか…結局はお金の問題でしょ。

世界的に見たら人口爆発が深刻な問題なのに、自分の国の人口は減ったら困るだなんて、身勝手な言い分だなあ。第一、年金制度や日本の競争力を維持するために子供を産もうと思う人、いないよねぇ。

その一方で、過酷な不妊治療を受けたり、代理母出産までして、子供を持とうとする人たちがいるのも、私にはかなり衝撃です。しかも新聞によると、日本のほぼ半数の人が「子供は授かるものではなくつくるもの」と思っていて、体外受精など医療技術の是非についても「自然にまかせるべき」という否定派は2割弱しかいないのだとか。私の意見って、いつも少数派なんだよなあ。

妊娠中絶の数も多く、世界には親を必要とする孤児も多いのに、一方で高度で高価な医療技術を使って子供を持とうとする人もいる。代理母出産で生まれた子供は差別されるという話にも驚いたけど、まずは差別意識なく、もっと養子を受け入れやすい制度や環境ができればいいなあと個人的に願っています。今、この世にある命から大切にしていった方がいいと思うので。

不謹慎だけど、まだ食べられる食料を残飯として捨てながら、世界中のおいしい食べ物を買って食べている今の私たちの生活に通じるものがあるような気がして。

体外受精といっても、顕微受精までいくと、なんだか人間の養殖をしているみたいで、神様じゃなくお医者さんに選ばれてるみたいで、私はどうもしっくりこない。もし自分がそんな風に生まれていたら、どう思うんだろうか。

もちろん、不妊に悩む方々が切実に子供を望む気持ちも理解できます。でも、人間って、どこまでこの人生を自分の思い通りにすることができるんでしょうか。妊娠したけど、子供はいらないから中絶する。これが当たり前の世の中だから、子供がほしいけど、できないから、つくることも当然なんでしょう。そうやって子供をもうけて、幸福になる方々もたくさんいるんだから、きっといいことなのでしょう。

不妊に限らず、人間はどこまで医療技術に頼るべきなんでしょうか。人間を幸福にするために開発された高度な医療技術のために、却って苦しむ場合もあるけれど、いずれにせよ明確な線引きはできませんね。

とはいえ、整形手術はどうなんでしょう? 高度な医療技術を使って、自分の顔を変えてもらって、幸福になれる人たちが世の中にはいるんですよねぇ。今の自分をありのまま受け入れず、外見を変えただけで、本当に幸せになれるんでしょうか。現在は過去の積み重ねと考えれば、自分の顔を変えるって、自分の過去を否定することになるんじゃないのか、などと他人事ながら心配しちゃいます。

いつも思うのだけど、幸福って自分の置かれた状況じゃなく、自分の心が決めることなのに。みんな、状況に重きを置きすぎていないかい?
うう、考えすぎて、頭が痛くなりそうだ。雪もしんしんと降り続けています。
しんしん

今年初めてのゴミ収集日

昨晩からまた雪が降っています。今朝は今年初めてのごみ出しの日。雪かきを終えた夫がごみを抱えて出勤しました。(そのため、ヨン様ごっこはなし。)

毎朝、ニュースを見るたび、スマトラ地震の被害が大きくなっています。映像を見ては、言葉を失うばかり。

自然の威力の前では、人間なんて無力なもの。地球にとって、人間は迷惑な存在でしかないもんなあ、などとゴミをつめながら、考えてしまいます。

人間は自分たちが作り出したもので、苦しんでいる。不思議な動物ですね。自分たちが作った道路や家が壊れたことで困ってしまう。<形あるものはいつか壊れる…ということもわかっているはずなのに。ところが、最近は壊れないもの、あるいは壊すに壊せないものを作って、もっと困るハメに陥ったりして。地雷や核兵器や環境汚染物質や…。雪の日も顔を出すサルを見て、彼らのように暮らせたらいいのにな…などと思ってしまいます。 わがまま言って駄々をこねる子供に、「自分の都合だけ言ってはダメ。世界が自分の思い通りに動くと思ったら、大間違いよ」と諭しながら、これって私を含め、全人類にいえることだわ、とはっとしてしまいました。ほんとに自分勝手な私たち…。

きょうの初ゴミはどれだけ多いことでしょうか。

ごみだし

イブの朝、世界について考える(ブッシュとイラク)

今朝も雪が降りました。宿直で不在の夫に代わり、犬の散歩に行きました。きょうは、いつもの川の流れる音と、朝の鳥のさえずりに加えて、山の木々から雪が融けて落ちる音が聞こえます。

おととい保育園のノートに書かれていた先生の言葉が、まだ気になっています。うちの子は、ほかの子供たちの世界とちょっと違うところがあって、話がかみ合わないこともあるのだとか。その日は、アメリカのブッシュの話をしたそうです。

テレビのニュースを見ていると、子供がときどき質問します。たとえば、子供向け番組の戦いのシーンとは明らかに違うイラクでのテロ戦闘の場面。「どうしたの?」「あれ、どこなん?
こういうとき、どう答えればいいのか、悩みます。大人の言葉でとりあえず説明すると、子供なりに解釈して、さらに質問してきます。
なんでブッシュは、イラクを壊したん?

こんな平和なクリスマスイブの朝、美しい日本の山の中で、私はまだ息子の質問について考えています。

イブ