滞っていた支払い

今年の上半期に知り合いの会社の仕事を初めて請け負った。初めての分野に挑戦したのだが、思いのほか消耗する仕事だったので、追加はお断りしてしまった。やはり、幾分なりとも興味のわく内容でないと、つらい作業になってしまうのだなぁと実感した。

ところがその後、その仕事の支払いが滞ってしまった。海外にある発注元の会社が買収されたため一時的にストップがかかったのだ。そんな連絡があったのは初秋の頃だったろうか。

そして半ば諦めて、忘れかけていたところに、やっと支払い通知がきた。過去に企画がぽしゃったことは何度かあるけど、支払いが滞ったことはなかったので、ちょっと冷や汗ものだった。今はあの作業が徒労に終わらなかったことが、素直に嬉しい。

きょうはさらに、私経由で夫に仕事がらみ(?)のお話がきた。これも、ちょっと嬉しい話かも!? 久々にラッキーな気分です。

*京都の路地でもクリスマス
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人材確保

DSC02058 フリーになってから長いことお付き合いしている会社がある。たまにちょこっと仕事をいただく程度だが、毎月なんらかのやりとりがある。担当の方がたいそう丁寧で感じよく、ケチケチしてなくて、良いイメージだったのだけど、それが年を経るごとに変化してきた。担当の方が次々と退社して代わっていくたびに、イメージが少しずつ落ちていったのだ。もちろん、社内の事情だけでなく、世の中の経済状況など、さまざまな要因が絡んでいるのだと思うけど、だんだんと世知辛くなってきて、ちょっと寂しい。と思っていたら、とうとう今の担当者も退社すると通知がきた。

夕方、回ってきた回覧板を見ていたら、隣の学区の広報誌が入っていた。今までにはなかったことだ。公立小中の選択制が始まったことで、この学区の中学は生徒数が激減して、私たちがいた山の中学と変わらない規模になっていたのだが、地域をあげて生徒誘致の活動に取り組み、それが成果をあげつつあるようだ。こうやって近隣学区の回覧板に広報誌を入れて、アピールまでしているのだ。

山の学校では残念ながら地域をあげての取り組みは一切なかった。現場に近い人たちは、それなりに考えるところはあったけど、地域のバックアップがなかったから。下手すると、バックアップどころか、勝手な活動は潰されかねない状況だったから。

だからといって、隣の学区の活動を私は羨ましいと思っていない。確かに地域の団結力はすばらしいと思うけど、広報誌を読む限り、「自分のとこさえ、よくなればいい」という思いが透けて見えるのだ。ひとつ間違うと、この地域を盛り上げない者は認めないという排他的な姿勢になりかねない。

じゃあ、どういうのが理想的かといわれると、それもわからず、私の胸の中はもやもやしたまま。

息子がきょう英語のレッスンで習った文章を披露してくれた。
“She has a headache.” まさにその通りだわ。

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仏壇のごはんに梅干

母の最後の入院は一年以上に及んだが、去年の夏は病院食以外に好きなものをけっこう食べていた。食が進まないというので、スイカや桃などの果物や、好物のチラシ寿司やおはぎなど、毎日のように持っていったものだ。けれど、その後、体調の悪化とともに病院食以外は禁止となり、最後は飲み物もほとんど飲めなくなった。味気ない病院食の友にと常備していた梅干も、持ち帰るように言われた。

そんなわけで、昨日、母にお供えしてあったご飯を見て、友人がぽつりと「ご飯に梅干、のせてあげたいわ~。でも、そんなことしたら、いけんよね…」と言ったらしい。すると今朝一番で、ホールの支配人さんが小皿にのせた梅干を持ってきてくださった。それも、高級そうなおいしそうな梅干! 

葬儀をお願いしたご住職にも、いろいろご配慮いただき、感謝感激の連続。これは両親がこれまでお寺の檀徒として信仰深く生活してきたお陰でもある。もちろん長く生きていれば、いろんな人間関係があるけれど、終わりよければすべてよし、ということで。

皆さんに感謝しています。
そして一番の感謝は亡き母へ。

*かつて母がいた病室を、最後の日にこっそり撮影しちゃいました。
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心の庭

母のことは気になるのだが、今朝、息子は予定通り、合唱団の合宿に出かけていった。久しぶりに友達と会えるので、本人はめちゃくちゃ嬉しそう。この夏はポケモン映画にもまだ行けてないし、落ち着いて宿題する時間もないしで、ちょっと迷惑かけている。

夫にもたくさん迷惑かけているが、きょうはとりあえず仕事に行ってもらい、私は私でちょっとした仕事(!?)で、友人たちの撮影に立ち会ってきた。私も久しぶりに友人たちに会えたので、嬉しかった。美しいお庭で、昔を振り返ったりして、自分の心の庭をのぞいた気分。

だけどとにかく暑い一日。これじゃ、元気な人もバテてしまうわ。

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成功者の告白(家族の悩み)

友人から電話があり、けっこう長話をしてしまった。この友人とは、たいてい子育ての話をするのだが、きょうは彼女のご近所に二人の子どもさんがどちらも引き篭もり気味で困っている方がいるという話。『成功者の告白』では、仕事がうまくいき、仕事にのめりこむようになると、家庭に歪みが出て、それが一番弱い者(多くの場合は子供)に現われる、という法則が描かれていたが、子どもの問題って、結局は家庭の問題。突き詰めると親の問題なのだ。だけど、実際の問題に直面する親は、それが自分自身の問題であることに気づかず(あるいは、それを認めず)、なんで自分がこんな目に遭うんだろうって思いがち。子どもは無意識ながら、必死で家族を元通りにしようとしているに違いないのに。

別の友人が、家族について書いたエッセイを読んだ。家族の大切さを訴える内容だが、彼女自身の家族はいま心がバラバラになっているらしい。だから、嘘をつかないように書くのが大変だったとか。

仕事はそこそこで円満な家庭というのが、簡単そうでいて実は難しいんだと思う。成功することよりも、ずっと。その難業を淡々とこなしている人は、世間の表舞台に出ることはないけど、偉人だと思う。きょうの電話の友人も、そんなひとり。

考えてみれば、私も家族とぼ~っと家で過ごす時間が一番幸せだわ。

*きょう期日前投票に行った。迷いに迷ったぞ~。
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泉谷しげるの思い出

やっとひとつ仕事が終わって、ほっとしつつも、7月中に終えるべき別の仕事が控えていて、気は抜けない。気がついたら、今年も半分終わってる。

ところで今になって知ったのだが、泉谷しげるのブログが盛り上がってるらしい。口蹄疫で大変なことになってる宮崎を応援する中で、これはおかしい…と気づき、今ではひとりで与党にケンカを売ってるとか。

かつて東京の(当時は小さかった)某出版社に勤務してた頃、取材のために来社した泉谷氏をビルの玄関までお迎えに行ったことがある。エレベーターに乗ってる間、沈黙は気まずいと思ったのか、「おう、○○(社長の名前を呼び捨て)はこんなりっぱなビルに事務所持ってんのかよ!」と照れ隠しのように言う姿が、愛らしかった(?)記憶がある。

自分でできる範囲のことをする、という点では大いに共感。私もいろいろ考えねば。(とりあえず宮崎県には心ばかりの募金をしました。)

*鹿が花から何から全部食べてしまうので、とうとう近所の方も大々的に鹿避けを作った!
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夫の職場拝見

次の仕事がくる前にと、小さな仕事を必死で片付けて
いる。毎月の仕事なのだが、我ながら進歩がないなぁ
と、ちょっぴり情けない。

子どもの家庭訪問も近づいているので、家の掃除もし
たいのだが、こちらもなかなか進まない。

しかもきょうは夫が早めの帰宅。私は職場の食事会の
送迎係り。街の駅まで迎えに行く予定だったが、急遽、
場所が職場前に変更となった。ちょっとした用事があ
ったので、誰もいない夫の職場を私も一緒に見学させ
てもらった。へぇ~、昼間はここで仕事をしているの
ね~。

自宅が職場の私にとっては新鮮な光景でした。

*スノードロップの朝露がきらきら。
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手作りアイスクリーム

すでに次の仕事が届いたのだが、今朝
は念願の整体タイム!久々だったので、
整体師さんと積もる話が盛り上がる!

午後からは仕事に没頭。近所の友達か
らの「今夜うちに遊びに来ない?」と
の誘いも断り、必死で仕事。その横で
息子が「僕は行きたかった」というの
で、結局、息子を送り届け、私は仕事
を続行。

延々と仕事をしていると、帰宅した夫
が夕飯にインスタントラーメンを作っ
てくれた。「ああ、おいしかった~。
デザートにソフトクリームが食べたく
なった~」とつぶやいて仕事に戻ると、
カシャカシャカシャカシャ、夫が音を
させながら、部屋を行ったり来たり。

15分後、目の前に現われたのは、文字
通り「手作りアイスクリーム」!!
なかなかおいしくて、これまた感動し
てしまった。

その後、友人宅でおいしい夕飯をご馳
走になり、子どもたちで人生ゲームに
興じて、息子も大満足で戻ってきた。
よかった、よかった。

きょう唯一の心残りは、夫の手作りア
イスの写真を撮らなかったことかも。

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仕事は続く・・・

月末で一段落つくはずが、追加の仕事や別の仕事が
入り、まだもう少し落ち着かない。

両親も、調子のいい日もあれば悪い日もあり、こち
らの気分も影響を受ける。

息子は息子で、お父さんに早く会いたいみたいだし。

そんな中、いつも通り過ぎるだけだった道すがらに、
すてきな場所を発見。ちょっと心が洗われた気がし
ます。

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街の世界

ネットの調子が不安定な中、少しずつ仕事を進めて
いると、午後からママ友がお喋りに来た。他愛もな
い雑談だけど、先を考えるとやはり片足はここに置
きつつも、もう片方の足は外の世界へ踏み出さない
とね…という話になる。

夕方は街のお宅で家庭教師。山の中と違って雪もな
くて暖かいし、お家も新しく快適で、下の娘さんは
いつも塾に行っている。ああ、なんだか別世界。

灯油を買って山に帰ると、みぞれが降っていた。明
日も雪かも。

*だいぶとけました。
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