経済学者の提言が意味不明

我が家では、記念日の行事は大コケか大モメになる可能性が高いという不思議な法則(?)がある。夫が時計を修理したいと言っていたので、きょう父の日に京都のデパートに出かけたはいいのだが、朝からの喧嘩がくすぶったまま、夕方の帰宅後に大爆発!!! 結婚生活も10年を過ぎると、本当に喧嘩しなくなったなぁ、私も大人になったなぁ(?)と思っていたのに、いやはや久々の大喧嘩。お互い、仕事が忙しくて疲労がたまり、イライラしていたのが一番の原因だと思うけど、そのきっかけを作ったのは私の大嫌いな菅だった。

私は朝日ニュースターの金曜の「ニュースの深層」と「宮崎哲弥のトーキングヘッズ」を予約録画して、ほぼ毎週見ている。金曜担当の辻広さんは、クセのあるキャスターが多い中、ゲストの話をうまく聞いて、わかりやすく説明してくれるし、経済系のゲストが多いので、私が普段、進んで知ろうとはしない問題を教えられることが多く、ためになる。経済本を読む気にはなかなかならないので、重宝している番組なのだ。

ただ、ながら族では内容が頭に入ってこない番組なので、見るときは集中して見る。普段は平日の昼間、ひとりの時間に見るのだが、このところずっと仕事に追われていたので、日曜のきょう、遅い朝食後の休憩がてら見ていたのだ。夫も子どもも、他のことをしていたから。ところが、私が番組を見ながらぶつぶつ文句を言い出したので、夫が「日曜日なのにそんなものを見なくても」と言ったことから、喧嘩になってしまったのだ。

実は先週の番組では、菅政権の政策・理念を経済学者が検証したのだが、第三の道が具体的に何なのか、まったく見えないし、掲げる理念が実現可能か、かなり疑問…という結論に至った。(あくまで私の印象。)

そこで今週は菅政権のブレーンとして経済政策を助言している経済学者が登場して、第三の道について延々と説明されたのだ。それを日曜になって見ていたわけだが、経済の素人の私にはまったく説得力のない話だった。おっしゃっていることは理論的には正しいかも知れないが、現実に国民や国がそう動くわけはないだろう…と、机上の空論にしか聞こえなかった。一国の政府がブレーンとして重用している方なのだから、りっぱな理論なのかも知れないけど、どれだけ説明を聞いても、ストンとこない。しかも、この方の話し方がどうも私にはいただけない。上から目線で、なんか態度がデカイし、胡散臭い。

経済の素人の私でも、「なるほど~、そうだったのか」と思える話をしてくれるゲストが多いのに、この人の話は「一見、正しそうだけど、心から納得できない」何かがある。菅政権のブレーンということで最初から私が色眼鏡で見ているせい?「まだ実証されていない理論を、これからこの国で実験しようとしているわけじゃないよね???」と、疑心暗鬼になってしまう。

そんなわけでぶつぶつ言ってしまったんですよ。これが我が家の大喧嘩に発展しようとは…。いや、もちろん仲直りしましたけどね。ふぅ。

*山の中は大雨だったのに、ふもとに下りたら曇りだった。
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*デパートの外を見たら、大仏が!
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“経済学者の提言が意味不明” への4件の返信

  1. とても高度な話からケンカに発展するあたりが、我が家では考えられないことなので、不謹慎ですが、
    オモシロイ・・・
    仲直りもすぐできてよかったですね。

  2. あらまっ、私も夫とそういう経緯で喧嘩になったことがありますよ。我が家の場合は夫と妻の立場が完全に逆ですけどね。あと、現政権に関して喧嘩したことは無いですね・・・。

  3. くるぱんさん、
    久々に大喧嘩して、ストレス発散。すっきりしました~。田舎なもので、大声で“おらびました”よ~。

  4. びんぼっちゃんさん、
    きっとびんぼっちゃんさんと同じく(?)、うちの夫も普段からよく耐えてくれてるんだと感謝してます。
    あ、でも民主(売国)党を支持しないという点では夫婦一致してるんですよ。前の選挙の時から。(でも、それぞれ違うところに入れてた。)今回はどうしよう…と根が無党派層なので、真剣に悩んでます。仕事より真剣になるので、いけませんわ。

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