普通の生活

夫は昨日の夕方、新幹線で自宅へ戻った。私は息子とふたりで故郷の町にあと数日滞在予定。父は相変わらず元気で、きょうは特に上機嫌だった。車で街を走ると、けっこう混んでいるし、ショッピングセンターも賑わっていて、「ああ、ちゃんと経済活動が行われている」と、ほっとした。

それでも、被災地からこんな遠くにいても、なんの被害にあっていなくても、いろんな思いがよぎって、目がうるうるしてしまうのだが、私にできることと言えば、できる限り働いて、お金使って、税金払って、国に貢献することだろうか。

今までずっと、お金を稼ぐことに否定的なイメージを持って生きてきた私だが、この年になってやっと、お金を稼いで、それを上手に使えば、世の中のためになるのだなぁと気づいたところ。今さらだけど…。

それから、昔からある職業こそ、本当に必要とされる仕事なのだなぁと、つくづく。誰かの役に立てる人間でありたいと願いつつ、自らの無能ぶりが情けない。せめて、避難場所として使えるように、実家をきれいにしておこう。

*故郷は自衛隊の町。
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