オンリーワン

きょうも引き続き晴れ!
でも私は黙々と仕事を仕上げる。
気がつくと、夫と子供が玄関先で雪かきをしていた。
なんだか、楽しそう。

最近、相性について考えることがあったのだが、
親子だって人間同士だから、相性はあるのだろう。
うちには子供はひとりしかいないけど、夫とも私とも
相性は悪くないと思う。

そういえば、友人が「私は母と相性、よくないから。
妹と母は合うんだけどね」と言うのを聞いて、驚いた
ことがある。

もし、私が母と、母子としてでなく同級生として出会
っていても、私はきっと母と仲良くなると思うのだが、
そう思わない親子もいるのだろう。それも相性の問題?

学生時代に見た映画「ソフィーの選択」が今も頭にこ
びりついている。子供はひとりと無意識に決めていた
のも、これの影響が少しはあるかも。比較の対象がい
ないオンリーワンだと、迷うことはない。

さて、このあと、残りの雪かきは運動不足の私にまか
されることになりました。ああ、しんど。

yukai

雲の形

今朝は昨日より雪が積もっていた。
午後からさらに降るという天気予報を聞いて、
朝のうちに隣町まで買い物に出かけた。
峠を下ったら、雪はうっすらとしか積もっていない。

山間の谷間から平地に出ると、空が広い!
子供は雲を見ては、なにに見えるか教えてくれる。

大きな雲を見たら、思わず大好きな奥田民生の
「さすらい」を思い出した。

民生と同じく広島から東京に出て、パリや北京
とさすらって、この山の中にたどりついた。
さて、これからはどうなるか。

ちなみに、午後は晴れだった。天気予報は真に
受けちゃいかんね。

雲

変わらないもの

首都圏で雪が降ったとニュースで取り上げていたが、
ここも今朝は雪。といってもベタベタ雪が数センチ
積もっただけ。昨晩から、ちょっと暖かくなったよ
うで、過ごしやすい。

先日、恋愛を釣りに例えた話をしたが、その話で盛
り上がった友人から、久々に電話があった。彼女は
私が東京に見切りをつけて中国行きを準備していた
10年前、阪神大震災を見て、「人生いつ何があるか
わからない。やりたいことは今やっておかなければ」
といきなり会社を辞めた。そして、海外旅行などし
て自由を満喫していた矢先、突然、脳溢血で倒れた。

運良く一命を取り留めたものの、身体的にも記憶や
言語にも多少の障害が残った。文章に長け、書物や
映画・映像作品の知識が豊富だった彼女が、文字を
読めなくなっていた。

退院して半年後の彼女と青山のカフェで会ったとき
のことは、今でもはっきり覚えている。彼女は突然、
こう言った。「昨日ね、私は病気になって、一番の
武器であったはずの言葉を失ってしまったんだとふ
と気がついて、落ち込んでしまったの。」

普通の人が聞いたら言語障害とは思わないほどスム
ーズだろうが、昔の早口の彼女を知っている私には、
少しテンポの遅い話し方だった。それでも、彼女の
表情はまったく落ち込んでいるようには見えない。
私は思わず、笑ってしまった。「○○ちゃん、もし
かして、その事実に昨日まで気づいてなかったの?」
「そう!」と、彼女も笑った。

それだけで、彼女はすごい。前日の落ち込みもその
日のうちに解消したそうだ。障害があったとしても、
彼女の気持ちの上では障害になっていない。彼女は
昔も今も、なにものにも捕らわれない自由な心、ま
っすぐ前を向いた心を持っている。

彼女は最近、以前の会社に復帰して、テレビ番組の
制作に携わっている。いまだに言語障害が残ってい
るというが、彼女の感性に変わりはない。電話の声
も、変わらず明るかった。

はた

積み重ね

きょうはひな祭り。
朝、保育園の給食メニューの「五目ずし」を見て、息子は
「イクラ嫌いやし、行きたくない」と言う。「イクラはの
ってないよ。四角いお寿司じゃないから、きっと気に入る
と思うよ」と言って送り出した。
案の定、息子は「きょうのおすし、おいしかった!」と帰
ってきた。そう、食わず嫌いはよくないのだ。

このところ、裏のおばちゃんがネコヤナギやセリを採って
きてくれていたが、昨日は魚(あまご?)を持ってきてく
れた。街から来ていた釣り人に話しかけ、もらってきたそ
うだ。たくましい!
私も、食わず嫌いはよくないと、がんばって魚をおろして、
フライにした。あっさりして、おいしかった~!

昨日は夫を絶賛してしまったが、最初から、こんな風に毎
日笑っていたわけではない。つきあい始めた頃は、話もあ
まり盛り上がらず、話が合わないのかも…と思ったりした。
職場の同僚や、同級生の男たちの方が、もっと楽しく話で
きたぞ、と。

そりゃ、恋愛対象じゃない男の前では、私も得意のマシン
ガントークをぶちかませた。でも、彼の前では緊張して、
普段通りに話せない。上沼恵美子も言っていた、恋をしたら
途端に漫才が面白くなくなったと。

それでも、一緒に暮らすようになり、同じものを見て、同じ
ものを食べて、共通の体験を重ねていくうちに、話もはずみ、
感性まで似てきたような気がする。ふたりだけにわかるキー
ワードが増えていき、互いの笑いのツボもわかるようになっ
た。気がつくと、同時に同じ言葉を発していたり、テレビに
同様の反応をしているから面白い。

日々の積み重ねとは、こういうことかと実感する。
大切にしなきゃ。

魚

霜柱

昨日の朝は雪が降り、今朝は霜柱が立った。
まだまだ寒い。

この山の中でも、いよいよインフルエンザが蔓延して
きたらしく、小学校は全校のほぼ半数が欠席したとか
で、きょうの午後から休校。(といっても、全生徒数
が20名弱。)保育園でもぽつぽつ欠席者が増えている。
しかも、A型に感染した子とB型に感染した子がいるの
だとか。

仕事が忙しいときだけに、わが子はなんとか感染しな
いでほしい。子供って、めちゃくちゃ忙しいときに限
って病気になったりするのよね。大きな仕事を抱えて
大変なときに水疱瘡にかかったり、インフルエンザに
なったり。そのインフルエンザを私ももらって、さら
に大変なことになったっけ。
家で好きな時間にできる仕事とはいえ、締め切りがあ
る。それも、かなりタイトな。締め切りを破ったこと
がないのが、私の唯一の自慢なのだ。

宿直明けの夫が、たくさんのお土産をもらってきた。
酒にワインに大量のクッキー。だてにパソコンおたく
をやってるわけじゃないのだな、と改めて見直した。
パソコンのサポートセンターとして職場の方々のお世
話をときどき頼まれるらしい。

パソコンや家電や配管に強くて、力仕事も運転もいと
わず、皿洗いも手伝い、肩もみもしてくれて、先週末
は部屋の模様替えもしてくれた。その上、笑わせてく
れる。これ以上、なにを望むことがあるだろうか。

それに比べて、この私…。
こんな私と一緒になった彼を、友人は「チャレンジャ
ー」と呼んでいる。

霜柱

春よ来い

三月になったというのに、今朝も雪!
それでも三月というだけで、春も近いとちょっとうきうき。
と同時に、時の流れの速さに焦る気持ちも。
仕事をいくつも抱えて、思うように家事やその他の用事が
進まないので、ちょっとイライラしているかも。
新聞も思う存分、読めないでいる。

きょうは夫が宿直なので、子供を早く寝かせたら、思い切
り仕事をしよう!と思っていたけど、やっぱり眠くなって
きた。たぶん、このまま子供と一緒に寝てしまうな。

京都駅で一緒に食事をした友達から、「鳩胸家は三人いっ
つも一緒だよ~って感じ」だねと言われた。夫の宿直が多
いのがたまにきずだし(それでも月三回に減った!)、
長期休暇なんてのもないけれど、基本的には一緒に行動し
ているかも。

特に、こういう田舎に暮らすと、スーパーへの買い物、灯
油を買いに行くことすら、ちょっとしたイベントになる。
この間は、スーパーからの帰り道、近くのスキー場の花火
大会を偶然、目撃して感動。
夏の暑い夜、食後のアイスクリームを買うためだけに、20
分ほどドライブしてコンビニに行ったのも、いい思い出だ。

きょうという日は、この一日限り。子供が4歳の冬は、この
冬だけ。今の状態で一緒にいられるのは、今このときだけ。
そう思うと、ただ一緒にいられるだけで、いいと思う。

35歳で電撃結婚して、40歳でこの世を去った私の大好きだ
った先輩が、「結婚生活ってどんな感じですか?」と尋ねた
らこう答えてくれた。「毎日が修学旅行みたいな感じだよ。
ほら、布団に入ってからも友達とお喋りがつきなくて、楽し
くてなかなか眠れないっていう感じ。」

今、彼女の言っていたことが、なんとなくわかる気がする。
とりたてて事件はなくとも、笑いや涙には事欠かない日々。
夫が宿直でいない日は特に、そういう日々に改めて感謝する。

会えない時間が、愛育てるのか~。

*写真は、昨日、友達の庭で撮ったもの。

水仙

自然の流れ

きょうで二月も終わり。
今になって、ようやく算命学による平成17年の運勢について簡単な説明をきいた。親戚に算命学を長年勉強した人がいるので、時々、アドバイスをしてもらうことがある。
バイオリズムと同じで、長い人生にも運気の流れというのがあるのだろうと思う。

その昔、職場の同僚に半ば無理やり(?)算命学のえらい先生に紹介され、特にみてもらいたいことがあったわけでもないのに、高い(?)料金を払ってみてもらったことがある。そのとき、「あなた、これまでの人生でつらかったことないでしょう? いいわねえ。これからもつらいこと、ないわよ~」と言われた。「珍しいのよ~。一生、つらいと思わずに生きる人なの。でもね、結婚だけは相当、努力しないとできないわ。ほかのことは何もがんばらなくていいから、結婚したいなら、結婚活動だけはがんばりなさいね~!」と。

これはやはり当たっていると言えるのだろうか。

この間、細木数子のテレビを見て、六星占術でいうと私と夫は何星人なのだろうと調べてみた。そして、お互いがどういう時期に出会って、結婚して、引越ししたのか調べてみたら、うま~い具合にいいタイミングで動いているのがわかった。なるほど、スムーズに物事が進むのは、運気の流れにうまく乗っているということなのか。

ここまでの私の人生は18年周期で大きく動いてきた。18年間、親元で暮らし、その後、ほぼ18年、ひとり暮らしをした。願わくば結婚後の18年は夫と子供との生活か。

自分の直感を信じて、正しいと思う道を歩んだ結果が、自然の運気の流れに沿っていれば、これ以上のことはない。体の健康状態と一緒で、常に自分自身の中の自然のリズムを聞き逃さなければ、大きく間違うことはないだろう。

きょうは朝からイライラして、夫と子供に当たり散らしたことを、今になって反省。私が不機嫌になることで、家の中をくら~くしてしまった。一日一回大笑い、これが我が家のモットーだ。笑わせてくれる夫と子供に、感謝してます。

*写真は昨日の雪景色。

日曜日

釣り人

今朝も雪。昨日とあわせて、40センチは積もったかな。
それでも日曜日のせいなのか、車が多い。週末だけ営業している
近所の喫茶店の周りに、10台近く停まっている。よく訊いてみたら、きょうが渓流釣りの解禁日なのだとか。

釣りはほぼ未経験に近い私だが、釣りと聞くと、神田の小料理屋
での飲み会を思い出す。なんのつながりだったのか、ほぼ女性ば
かりの集まりで、一緒に行ったふたりの友人以外は私にとっては
初対面の人ばかり。そこで恋愛話に花が咲いたのだが、私ともう
ひとりの友人だけが、みんなとは恋愛パターンが違うために話の
中に入っていけなかったのだ。

私も彼女も、誰かを好きになると、その人を崇めてしまい、その
人のレベルに近づきたいとがんばるのだが、その人がこちらを振
り返ろうものなら、その時点で失望してしまい、思いが冷めてし
まうのだ。え~、私ごときに振り返るような人だったの~、いや
だ~!と。それでは、恋が成就するわけはないと指摘されたが、
まさにその通り。

私たちは、追いかける行為を楽しんでいたのだ。手に届かないも
のを追い求め、夢を見ることを楽しんでいたのだ。
まったく、男を振り回す失礼な女だとも指摘された。そう言われ
れば、そうだったのか。自分のことを追いかけてくる女がいると
思って振り返ったら、「きゃあ、いやだ~」と逃げていくんだか
ら、失礼といえば失礼だ。

それでも、そのとき私たちはふたりだけで納得しあっていた。
「釣りに例えたら、私たちは誰もいないところでずっと釣り糸を
垂らしているのかも知れない。みんな、あっちの方が釣れるよっ
て、どんどん移動していっても、頑なに同じ場所でがんばってる。だって、他の場所で釣れても意味がないのよ、ここで釣れなくちゃ。ここで一生釣れなくても、それはそれでいいの。」
こんな私たちを、周りの先輩女性たち(それもすてきな)は理解
不能と言っていた…。

あれから何年たったのか、一生釣れないと思っていた私に、今は
つれあいがいる。ひとつだけいえるのは、人間、同じパターンを
繰り返していては成長がないということだ。でも、きっと同じこ
とを繰り返していく中で、なんらかのブレイクスルーが起きるの
かも。

こんな寒い雪の朝から、じっと川の中で釣り糸をたらす人もいる。いったい、釣れるのか釣れないのか知らないけれど、結果に関わらず、これを楽しいと思う人がいるのだ。私は「おじさん、がんばってね!」と心の中で声をかけながら、夫の運転する車で買い物にでかけた。

釣り人

運のいい人

午前中は保育園の発表会。息子にせがまれて、夫も休みをとった。きょうは朝から雪が降り続き、20センチ以上は積もった。
外の風景とは裏腹に、保育園は子供たちの熱気であふれていた。

せっかくの休みなので、夕方は子供と約束した京都タワーへ。
車を10分走らせると、雪はうっすら程度にしか積もっていない。20分も走ると、空はすっかり晴れている。うちの辺りでは、朝からず~っと雪が降っているというのに!

おかげで京都タワーから、はるか遠くの景色まで見渡せた。
同じ場所のはずなのに、視点が変わるだけで、世界は一変する。
そういえば、算命学では「視野の広い人」が「運のいい人」とな
るらしい。常に世の中を見渡せる視点を、持ちたいものだ。
最近のメディア(テレビ)を見て、特にそう思う。

京都タワー観光のあとは、すぐ近くに住む友達と一緒に京都駅
でごはんを食べた。彼女のことが大好きな息子は、大喜び。
彼がきょうの「運のいい人」だったようだ。

タワー

高瀬川

用事で街に行くついでに、久々に友人と会ってランチをすること
にした。今年初めて会うのに、そんな気がしないよね、と言いつ
つも、積もる話であっという間に時間は過ぎた。気がついたら、ランチタイムの最後の客となり、閉店時刻に店を出た。

それほど、落ち着く店でもあった。
高瀬川の船入が見える、元お茶屋だったという築80年の町家の小部屋で、食事をしたのだ。なんだか、すっごく得した気分。

相変わらず、スリムで美しく、優雅なのに活動的な友人の姿に、
私も女としてこうありたいものだとつくづく思う。
夫の操縦術や子育て、はたまた仕事から音楽、ヨガの話まで話
題には事欠かない。生活環境はまったく違うけど、不思議と気が
合う。

彼女と出会ったのは、前に住んでいた地区での避難訓練。わずか
一年だけの住まいだったが、彼女と知り合えてよかった。ご近所
でも、保育園でも仲良しさんが出来ない私だが、ときにはこんな
例外もあるのだわ。

船入