春の門出

昨日は一日雨だったのに、今朝はうっすらと雪!
だが、空は晴れ渡り、雪はあっという間に消えていた。
きょうは友人の結婚式。すばらしい青空だ!

夕方から、鴨川沿いのカフェでお祝いのパーティに
参加した。若くて、お似合いのふたり! 式もパーティ
も、全部ふたりの手作りという感じだ。

ケーキはふたりが普段通っているお風呂屋さんからの
プレゼント。息子さんがケーキ屋さんなのだという。
ふたりの日ごろの生活、人柄が感じられて、ほほえまし
い。

結婚式とか披露宴といったものに、まったく興味がなく、
こういったことはなんにもしなかった私たちだが、人様
の結婚となると、妙に感動する。いや、感動しすぎる質
なので、敢えて自分たちではやらなかったのか。

新婦は体が細すぎて、サイズの合うウェディングドレス
を探すのに苦労したと聞き、これも私が式をやらなかっ
た理由かも、と納得。私の場合は、体が太すぎて…なん
だけど。

若くて、美しい新婦に乾杯! 

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なにが違うのか。

おとといに続いて、一日体験パスタ教室に行こうと思った
のに、人数が少なくてキャンセル。
まじめに仕事をしろということだな、と思い直し、パソコ
ンに一日向かった。

とはいえ、ときどき考え事。このところ、長年つきあいの
ある年上の知人のことを考えている。彼女は不幸な生い立
ちや不遇を乗り越え、すばらしいキャリアを築いたが、ど
ういうわけか、やっとのことで手に入れた地位を追われ、
再び一から出直し、今はできるかぎりの物欲も捨て、新た
な人生を歩もうとしている。
その努力、ひたむきさ、真剣さ、強さ…どれをとっても、
私には真似できないもので、彼女は常に私の尊敬の対象だ。

ところが、彼女はいまだに、これでもか、これでもかとい
うくらい辛い目に遭ったりする。周りの人間に傷つけられ
る。それがどうしてなのか、私にはわからない。

人間的に彼女よりかなり劣っている私は、つらい思いや、
ひどく傷つけられた体験はしていないというのに。少なく
とも、最近、そんなことはない。

いったいなにが違うんだろう?
世の中にはわからないことが、たくさんある。

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雨の音

久々に雨の音がする。
ああ、雪じゃないんだ…と春を感じる。
根雪が融けたあとに、ふきのとうが顔を出している。

きょうは久しぶりにイーデスさんと会い、彼女がご主人
と毎週のように通っていたという京都のレストランで
ランチをした。実は、私も新婚当時、夫とランチをした
思い出の店だ。

昔のこと、昨日あったこと、そして文学や詩の話など、
たくさんの話を聞いた。詩人であり、長年、大学で文学
を教えていた彼女に、こうやって話を聞ける私はラッキ
ーだ。

彼女の指定席となっている窓際のテーブルで、疎水の桜
並木を眺め、花が咲いたらさぞかしきれいだろうと想像
しながらも、おいしそうなデザートを写真に収めてしま
った「花より団子」の私。もちろん、食べてもおいしか
った!

帰り道もまだ雨は止まず、山々から霧が立ち上る景色は
まるで水墨画のようでした。

リボーン

一日体験パン教室

ホームベーカリーの食パンを食べている私だが、
機械ではなく、手でこねたパンの味はどの程度
違うのだろうかと、チラシで見た体験パン教室に
参加した。

集まったのは私を含め、六人。中華料理屋をやっ
ているというおっちゃんが唯一の男性で最初から
いろいろ口出しして、雰囲気をかき乱したり、和
やかにしたり。
先生が「全卵を…」というと、「えっ、裸になる
の~?」「“ん”まで聞いてくださいね~」。
出た、おやじギャグ~!

でも、さすが中華屋さんだけあって、パンをこね
るのは上手かった。

不器用な私も、独学でパン作りに励んでいるとい
う女性と組んだお陰で、いいパン生地ができまし
た。う~ん、もしかして、私も家でパンを焼ける
かな? 

*アーモンド・ブレストを作りました。

pan

高慢と偏見

昨晩のNHKの『英語でしゃべらナイト』にコリン・ファースが出た。
眠くてたまらなかったので、ビデオ録画して、きょうどきどきしながら
インタビューの模様を見た。彼が話すのを聞くだけで、うっとり!
(たとえ意味はわからなくとも!)

大学時代に『アナザー・カントリー』を見て以来、私は彼の大ファンな
のだ。彼の主演したマイナーな映画もビデオも、必死で探して見たもの
だ。(ときめきアムステルダム、ひと月の夏、アパートメント・ゼロ、
恋の掟)

その彼が日本でもよく知られるようになったのは、やはり『ブリジット・
ジョーンズの日記』のマーク・ダーシー役なのだろうか?(今回の来日
もこれの続編映画のプロモーションのためらしい。たぶん初来日のはず。)

が、なぜ彼の役名がダーシーかといえば、それはイギリスで高視聴率
をとったテレビドラマ『高慢と偏見』のMr.ダーシー役を彼が演じた
から。このドラマはNHKでも放送され、これを録画したいがために、私
は正月からビデオデッキを買い換えた。

私がジェーン・オースティンの『高慢と偏見』を読んだのは、大学生
のとき。英文学を専攻する友人に薦められて読んだ数少ない英文学作
品だが、これにははまった。私たちが読んだのは、新潮文庫の『自負
と偏見』の方。これを読んだあと、私たちはひとしきりMr.ダーシーを
演じさせるとしたら、誰だろうと話し合ったものだ。当時の私は、ス
パンダー・バレエのトニー・ハドリーを憧れのMr.ダーシーと重ね合わ
せていた。

後年、憧れのコリン・ファースが憧れのMr.ダーシーを演じていると知っ
た私が卒倒しそうになったのは言うまでもない。不覚だった、そうか~、
そりゃコリン・ファースだよな~と、見る前から妙に納得した。

実際に作品を見ると、あのアナカン時代の繊細なコリンが年相応に
恰幅もよく老けていたのが少しショックではあったが、相変わらず
の高貴な雰囲気に確かな演技力、そしてなによりもあの声はまった
く変わっていなかった。ああ~、あの声を聞けるだけで幸せ~。

インタビューを受けるコリンを見たのは、きょうが初めてだったが、
イギリス人らしいシニカルなユーモア・センスといい、すべては想
像通りだった。声って、大事だよね。

*きょうはずっと曇り空だったので、昨日の写真をMr.ダーシーのために!

uraya

年なのか・・・

今朝も凍りついてます。
息子は水溜りの氷をすべて壊そうと、校庭中を駆け回りました。

近年、昔懐かしい人との交流復活が続くのは、私が年をとった
ということでしょうか。
昨日も、10年以上音信不通となっていた昔の同僚からメールが
届きました。

その前に、仕事でお世話になっている方から、彼女に会って、
私の名前を出したら懐かしがっていたので、アドレスを知らせ
ていい?というメールがきていたのです。
去年も、この方の本を送ってくれたのが昔の同僚だと判明し、
メールでの交流が復活しました。
といっても、東京の人たちはかなり忙しそうで、そんなに頻繁
なやりとりはできませんが。

田舎に引っ込み、家の中でパソコンに向かって仕事をする生活
のせいか、それとも自分の性格のせいか、新しい友人はなかな
かできませんが、昔の同僚や大学の同級生など、古い友人たち
との交流復活は嬉しいものです。そう思うと、年をとるのも悪
くない。
とはいえ、田舎での仕事生活も、遠方の旧友たちとの交流もネ
ットあってこそ、でしょうか。

氷はあっという間に融けて、春ももうそこまでと感じます。

水溜り

三日続けて

同じ場所の写真を撮ってみました。
今朝はうっすら雪が積もって、つららもできてます。

昨日、街の本屋さんで11日に宝島社から出たばかりの
「心地いい暮らし」を買った。昨日、来てくださった
建築家、森田さんの奥様、久美さんの「料理教室森田」
が掲載されているから。
おいしそうなレシピが紹介してあります。
料理下手でセンスのない私にとっては、あこがれです。

それにしても…一ヶ月ぶりに街のショッピングセンタ
ーに行ったら、お店が入れ替わっていて、びっくり。
世の中の動きは速い! でも、同じようなお店ばかり
になっているような気もして、ちょっと寂しいです。

昨晩は、待望のレイザーラモンを見たよ!

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五右衛門風呂の行く末

ここに引っ越してきたときから、ときたま水が漏れていた
五右衛門風呂が、とうとう外からパテを塗ってもどうにも
ならない状況になっていた。夫が応急処置として、排水口
をふさぎ、なんとか毎日使っている。

そこで、きょうは建築家の森田さんと、大工さんと、左官
さんがわざわざ様子を見に来てくださった。街は晴れてい
たのに、ここは雪がちらついていると驚きながら、お風呂
チェックのあと、しばし歓談。やはり、この五右衛門風呂
はもう寿命がきているらしい。

工事は暖かくなってからということで、どういうお風呂に
作り直すかを、それまでに考えなければ。夫にとって風呂
焚きは毎日の憩いの時間らしく、現代風のスイッチひとつ
の風呂にはしたくないらしい。そうか~、そんなに憩って
いたのか~。夫なりに風呂焚き道を極めているのだろう。

長く空家となり、放っておかれた五右衛門風呂も、わずか
二年とはいえ、最後に私たち家族のために実力を発揮して、
その務めを終えようとしている。あともう少し、仲良くお
付き合いしていきたい。

ところで、きょうはお昼すぎに街中まで買い物に行き、息
子のリクエストでお気に入りの中華屋さんでごはんを食べ
た。ランチタイムは初めてだったが、お得なセットがいく
つもあって、大満足。見た目も実際もとてもおいしかった
のに、写真に収められなくて残念。

*晴れた街から帰ってきたら、窓の外はこんな景色でした。

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雨なのに・・・

なんかこう過ごしやすいのは~なぜ~。
と民生の歌を歌いながら、「コーヒー」を飲みたくなる気分。
でも、まだ雪が残ってますから~。

きょうは朝から速達がきたり、夫宛ての荷物が次々と届いたり。
パソコンマニア(?)の夫は、職場でもパソコンのサポートセ
ンターと化し、いろんな人に頼まれてはパソコンやその関連商
品をしょっちゅうネットで調達しています。夫宛てに職場から
かかってくる電話も、殆どがサポート要請の電話。

ところが、きょうの荷物のひとつは、私のために調達したとい
うではないか。開封すると、なんと、そこには
『奥田民生 ひとり股旅スペシャル@広島市民球場』のDVDが!
ちょっと早いホワイトデーか!? 

これ、去年の10月30日に広島市民球場で行われた奥田民生のライ
ヴ(ギター一本で!)が収録されています。私と夫は、ロイヤル
ボックスの最前列でこのライヴを見て、カンドーいたしました。

グレーの作務衣に手ぬぐいを頭に巻いた民生の姿は、他人とは思
えない…(だって、夫の普段のスタイルですから~)。
受け狙いで「冬ソナ」を披露した民生に、大笑いした当時の私た
ちは、まだ「冬ソナ」を見ていなかったのだわ。
などと、再びあの感動のライヴを味わい直したいと思います。

ちなみに、開演時に最前列でラーメンを食べていたのは、熱烈
カープファンの私の従姉です。(って、誰も見てないか。)

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お下劣な人たち

きょうは朝から暖かい。
いよいよ家の中にカメムシが登場してきた。
お昼前には近隣地区から宗教の勧誘の人たちもやってきた。
一斉にグループでやってきて、各家を分担して回っている
ようだ。ひとり暮らしのお年寄りが多いから、みんな恰好
の話し相手になる。成果があると思えないけど、年に何度
も同じ宗教の人がくる。不思議だ。

二日続けてテレビの話で申し訳ないが、最近の私の楽しみ
は木曜の午後のテレビ。関西テレビの2時ワクッ。この日
の出演者の取り合わせがなんともいえない。浅草キッドに、
宮崎哲弥に、岩井志麻子、金村義明…。浅草キッドのきつ
~いギャグは昔から大好きだけど、このふたりを慌てふた
めかすほどの岩井志麻子のあまりにお下品で衝撃的な発言。
いやあ、毎回、笑わせてもらってます。

こんなの見て笑っていると、私の品位も疑われちゃうわ、
と思いながら、大好きです。絶妙な組み合わせなんだよな
あ。ほんとは、金曜日出演のチュートリアルのファンなん
だけど、見ていない。漫才しているときが好きなので。
(ちなみに私が好きなのは、福田くん。ぶさいくでてかっ
ている方。漫才をしているときの彼は、本当にしあわせそ
うなので。)

そして、先週末のバク天を見て以来、うちで流行っている
のがレイザーラモン! あまりのお下劣さに、最初は顔を
しかめていた私だが、もう咳き込んで息ができなくなるほ
ど笑ってしまった。今、うちではことあるごとに、全員が
彼の真似をしている。

つまらない番組が多いから、極力テレビは見ないでおこう
と言いながら、お下劣な番組を見て笑っている私。でも、
きょう食べているのは、友達が送ってくれた上品なお菓子。

そう、小川軒のレーズンウィッチ! 懐かしい!
実はレーズン嫌いの私だが、これだけは例外。とてもとて
も美味です。

腹の底から笑って、おいしいものを食べる! いい一日で
した。

ogawa