父の老人ホームからの電話

今朝は息子が自治会のこども会イベントの準備会合に参加している間に、私は息子に頼まれた文具などを買いに近くのショッピングセンターに出かけた。さて帰ろうと車に乗って携帯を見たら、父の老人ホームからの着信履歴が残っているではないか! 先日から友人のお父さん方がお亡くなりになっているので、もしかしてうちの父も・・・と心臓が高鳴り始めた。98歳だもの。何があってもおかしくないのだ。

気持ちを落ち着かせて、リダイヤルしたら、いつもの受付のお姉さんがいつものように感じよく、施設長さんに取り次いでくれた。すぐに出てきた施設長さんも、いつもの声で挨拶してくださる。だが私は次にどんな言葉が出てくるかと、心臓がバクバク・・・。

すると施設長さんは、ごくごく明るい声で「○○さんってご存知ですか?」とおっしゃる。「○○は、うちの親戚ですが」と答えると、「ああ、そうですか。実は○○さんから電話があって、□□さん(私のこと)の電話番号を教えてくれとおっしゃるんですよ。それで先ほど、連絡したんです」とのこと。

老人ホームに電話したのは、○○のおばちゃんに違いない。去年の大晦日におばちゃんの娘に偶然出会ったとき、おばちゃんもボケてきたという話を聞かされたのだ(2011年12月31日のブログ)。おばちゃんは定年後は、認知症となったおじちゃんの面倒をみながら、それでも元気に暮らしていて、以前はよく自転車でうちまで来て、母とお喋りをしていた。年末に会ったおばちゃんの娘は、「最近、母の様子がおかしく、どうも初期の認知症に思えるので、本人にもそう言っているのだ」と言っていた。いろんなところに電話をかけて辛らつな話をしているようなので、うちにも電話して迷惑をかけているのではないかと心配されたが、そんなことは一切ないよと答えて別れたのだった。

以前はほんのたまにうちにも電話があったのだが、我が家が新興住宅地に引っ越してからは一度も電話はない。引越しして住所と電話番号が変わったことは、喪中ハガキで伝えたはずだが、老人ホームに問い合わせてきたということは、そのハガキも手元にないのだろう。そういえば年末に会った親戚は、おばちゃんが書類の管理もできなくなったとこぼしていた。

とりあえず施設長さんには、うちの電話番号を伝えてくださいとお願いして、父の様子を尋ねたら、「変わりなく元気ですよ」とのこと。ああ、よかった~! でも、おばちゃんのことでまた新たな心配が・・・。

ところで、息子はこども会の準備会に参加したただひとりの男子だったようだ。女子にやりこめられながらも、久々に同級生に会えて楽しかったに違いない。午後からは、またお弁当を持って春期講習へ。ご苦労さん。

*ショッピングセンターの駐車場から。以前はあの山の向こう側に住んでいたのだ。
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