移動後は疲労困憊

昨夜はやはり深夜の到着となった。
実家に来るのは久しぶりの夫は、早速、家のこまごまとした
雑用に着手。(エアコンの掃除、古い郵便受けの交換や、ち
ょっとした家の修理!)

久々に三人で父と母にも会いに行く。もちろん孫の姿は、ど
んな薬よりも強力だ。父も母も、表情が違う!

夫も息子も、転院後の母の病院に行くのはきょうが初めて。
ここは施設もかなり古く、母は6人部屋のため、ひとり分のス
ペースは狭い。前にいた救急病院と違い、ベッドもトイレも
旧式だ。さらに同室の4名の方は、殆どなんのリアクションも
返せない、寝たきり状態。それでも毎日、家族の方が通って
こられて、「お母さん、きょうは○月×日よ」などと話しか
け、身体をさすったり、歌をうたって聞かせたり。さらに、
介護士さんたちのチームがおむつ交換にやって来る。そんな
ときは、私たちは病室から出るように言われる。母によれば、
皆さん、とても手際がよく、あっという間に作業は終わるそ
うだ。

幸い、父も母も落ち着いた状態で、きょうは孫の顔を見てさ
らに元気になったようで、私は昨晩の疲れが残りながらも、
まぁまぁいい気分だった。しかし夫は母の病院を出た後から、
どっと疲れが出たようで、眼精疲労と頭痛を訴え、急遽、私
が運転を代わった。昨日、ずっと運転していたのだから、当
然と言えば当然。しかし、夫は普段、車の運転でこれほど疲
れることはない。仕事の疲れもたまっていたのだろうと心配
したが、どうもさっきの病院の様子を見た影響も大きかった
ようだ。

私が毎週の帰省でどっと疲れていたのももっともだと納得し
たらしい。いや、私にとってはもうこれは普通の光景になり
つつあるし、この病院は他と比べれば、ずっとずっといい所
だと心から思っているのだが。私より8歳若い夫にとって、
「老い」の現実はまだもうちょっと遠くにあったのかも。

父の施設も母の病院も、中に入るとすぐに排泄物の臭いがす
る。どちらも清潔にしてあるのだが、臭いを消すことはでき
ないようだ。人間、生きている限り、食事と排泄をするのだ
から。

*こんなところに道路を作っている!!
19jul09

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