田舎の空家問題

うちはたまたまネットで今の家をみつけたのだが、一般的に
田舎物件を探すのは大変だ。去年、地域の催しで「ここに引
っ越したかったが、住む家があるかどうか、情報を探しても
みつからず、別の地域に家を買った」という意見が出たよう
に、ここに暮らしてみたい…と思いながらも家がみつからず
諦める人はけっこういるのだ。

空家はいっぱいあっても、仏壇があるからとか何とか言って、
手放さない人が多い。たまに「売ってもいい」「貸してもい
い」家も出てくるのだが、実際に興味のある人が現われると、
「やっぱりダメ」と断るケースがとっても多い。私が知って
いるだけでも。ここで働くことが決まっている一家にすら、
なかなか家を貸してくれる人はいないのだ。

そして今回も、また同じことが起きた。自分から「売りに出
ている」と言ったくせに、「やっぱりダメ」と言うのはなんで
だろう? その心理が私には理解できない。人口減少で空家が
増える時代に、ありがたい話だと思うのだが。

ようやく手放す覚悟ができた頃には、りっぱだった古民家が
再生不能なほどに朽ちている…というのがよくあるパターン。
本当にもったいないことだ。

27apr09

“田舎の空家問題” への2件の返信

  1. そういえば私も、NPOがらみで農漁業関係の人と仕事したとき、平気でドタキャンをされたことが何度かあります。すごく腹がたちましたが、向こうはけろっとしてました。似てるかも。

  2. そう、たまに何様のつもりなんだろう?という態度に出くわすことがあるんですが、あれは何なんでしょうね~。
    ここに越して来たときに、様子を見に来た地元の方から(もちろん初対面ですよ)いきなり「こんなところ、絶対すぐに出て行くはずだ」と言われた人もいるそうです。

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