菅総理は「万死に値する」

今朝、テレビをつけたまま家事をしていたら、あさぱらで若一光司氏が、福島原発事故後の処理について菅総理は「万死に値する!」ときっぱり。若一さんてリベラル系の方だと思っていたけど、時々、意見が一致するんだよなぁ。

私は最初、菅さんが総理の座にしがみつくのは、原発事故後の対処の誤りによって多くの国民を被曝させたことの責任を追及されないようにするためだろうか・・・と考えていた。普通に考えたら、まさに「万死に値する」わけだから。そのことを以前、口にしたら、仲良しの整体師さんに「あの人には、そんな気ぃすらないですよ~。ただ地位にしがみついてるだけでしょう」と一蹴された。確かに、罪を回避しようと思うほどの良心の呵責もない、単なる権力の亡者なのかも・・・と、最近は納得している。

それは8月1日の国会中継でもよくわかった。自民党の古川俊治参議院議員が、SPEEDIのデータは3月11日分からあったのに、その公表が遅れたことを追及したときのこと。――そのせいでどれだけの国民が被爆したかは、今後検証されるべきだが、細野氏は『パニックになることが懸念された』と発言している。つまり故意に隠していた。そのせいで被曝した人が死亡することをわかっていたとしたら、刑事についても問われる問題だ。国家賠償は国だが、刑事は個人。菅さんが今日総理を辞めたとしても、ずっと問題は残る――といった内容だった。

私は、「やっと、はっきり言ってくれる人がいた」と思って見ていたのだが、菅総理は「3月11日にも12日にも、そのデータは届いていなかった」という内容の答弁をした。古川氏が、「あなたの責任感は口だけなんですね」と言ったように、まさに他人事のような発言だった。仮に3月11日、12日にデータが届いてなかったとしても、それを出させるのがトップの仕事。なのに、SPEEDIのデータを公表すると政府が言い出したのは5月2日。それまで、何をしていたのだろう。

古川議員は、これ以外にも、医学データに基づく、しっかりとしたいい質疑をされたのに、テレビのニュースなどでは一切取り上げられなかったように思う。ま、でも、大半の国民(リベラルも保守も)は菅総理が信頼に足る人物か、一国の政を任せられる政治家か、十分に見抜いていると思う。(東北での菅内閣の支持率は、前回調査の24.4%から6.3%に急落したそうだし)。

ところで、きょう、私がみっちりと整体をしてもらっている最中に夫が帰宅。このところ、肩の痛みと頭痛を訴えていたので整体師さんにみてもらったら、結局、夫もみっちりと整体でほぐしてもらうことに! 妥協を許さない整体師さんの仕事ぶりに、惚れてしまった!

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