いまやらずに、いつやるのか?

本書では、後半生に四つの発達段階があると説明されています。第二段階である「解放」段階(50代半ば~70代半ば)では、「いまやるしかない」という意識が高まるそうです。

私はまだ解放段階の年齢ではありませんが、このところ、このフレーズを自分に言い聞かせています。

フリーで仕事をしていると、何よりも大切なのが時間管理。締め切りまでに仕事を終わらせるには、一日でどれだけやればいいか…。家事や育児など、他の用事に費やす時間も考えなければいけません。

あとで自分の首を絞める事態に陥らないためにも、仕事ができる時間はとにかく仕事をする。それで早めに仕事が終われば、余った時間は他のことに使えるのです。

締め切りというタイムリミットがあるからこそ、「いま、やらなければ」という意識が高まり、メリハリのきいた生活ができるのでしょう。よく考えれば、人生タイムリミットがあることに変わりはないけれど、それが「いつ」かはわからない、目の前に迫ったものではない、というのが曲者なんですね。

ところで、私の場合は、仕事の締め切りを優先する余り、家事がおろそかになり、家の中がとんでもない状況になることがよくあります。家事も、「いまやらずに、いつやるのか?」の精神で取り組めたらいいんですけどね…。

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