床みどり

3月に遊びに来てくれたドイツ人の友人が、再び日本に来た。今回は少し
長めの滞在ということだが、東京と京都を何度か行き来するらしい。

かつて暮らしていた洛北エリアで待ち合わせ、大好きだったパン屋さん
でお昼を食べようと思ったら、カフェスペースはなくなっていた。もう
一軒、暖炉があって、窓からの眺めがすばらしいカフェに行ったら、隣
にビルができていて、眺めは見えなくなっていた。

最後に、前に暮らしていた家のすぐそばのお寺に行ったら、老朽化のた
め建物のあちこちに支柱がたててある。ぴかぴかの床に映る美しい庭の
緑はすばらしかったが、その部屋は立ち入り禁止となり、撮影も禁止さ
れていた。

年月と共に変わっていくのは仕方がないことか。
ほんの数ヶ月ぶりに再会した友人は、キャリアも私生活も自らの力で切
り開き、初めて会ったときよりも自信や確固たる未来への夢に支えられ、
美しく、大きくなったようだった。こういう変化を目の当たりにするの
は、嬉しいことだ。

日々「おばさん化」している私の変化も、年月のなせる技か。気をつけ
ようっと。

*床みどりは撮影できなかったので、お庭をパチリ。
ikrjsij6

“床みどり” への2件の返信

  1. ドイツの友人や、アメリカで働く友人、はたまた厚子さん自身が中国留学していたって!! すごい国際的ですね。 
    でもって,今は純日本風な田舎暮らし。日記の話しや写真からのどかな雰囲気・生活ぶりがただよってきます。
    周りの風景や環境も年々かわっていきます、人だって常にかわっていきますよね。 「おばさん化」だって一つの誇るべき進化!! 『鳩胸はって行きましょう。』 

  2. はい、りっぱなおばさんになれるよう、がんばります!
    なんつーて。
    こんな田舎の過疎地でも、アメリカやインドネシア、
    その他、(私も含め)日本の他の地方の出身者など、
    いろいろな人が集まっていて、山の中にいても外の世界
    とつながってる気がします。時代のせいもあるのかな?

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