息子は今年の2月から塾に通い始めた。行きたい中学があるからだ。かなりの難関なので、「フツーに勉強したくらいでは入れないよ」と言っているのだが、本人は納得の上、頑張ると言う。時間的にもハードなスケジュールになったけど、「塾は楽しい!」と本人は通塾を苦にしている風はない。送迎と弁当作り、さらに高額な塾代が私の肩にのしかかる。
楽しいのはいいのだが、成績ははかばかしくない。そこで本人も賛成するので、初めて塾の教育相談を受けることにした。特に成績のよくない2科目の先生と個人面談することにしたのだが、先生の空いている時間は息子の授業の前か後。授業後はあまりに遅いので、授業前にアポをとった。となると、息子は自力で塾に来なくてはいけない。普段は私が車で学校から駅まで送っているのだ。(じゃないと電車に間に合わない!)
徒歩の場合は急いで帰ればぎりぎり次の電車に間に合い、授業開始前ぎりぎりに到着するはず。たまには、これもいいだろう・・・。と思っていたが、結局、夫が駅まで送ってくれたらしい。
塾の先生のお話は、とっても具体的でわかりやすくて、実績に裏づけされていて納得できるものだった。さすがプロ。子供の話によく名前が出てくる先生で、なるほど、これなら授業も面白いだろう。この科目、大好きなのに成績はふるわない。本人は「好きと得意は違うんだよ」と言うのだが、先生の指摘の通り、「詰めが甘い」ようだ。
塾にお弁当を預けたあと、駅の改札口で息子とすれ違い、ほっと安心して帰りの電車に乗った。署名活動に頑張りすぎて風邪でダウンしていたママ友に、大好きなアンデルセンのパンをお土産に持って行ったら、結局、そこで延々と立ち話。せっかく治った風邪がぶり返さなければいいけれど・・・。