小康状態の母

昨日は母方の祖母の月命日だったので、もしかしてそれに合わせて…と心配していたが、母は今も小康状態。様子を見に来てくれた従姉が、四年前に他界した彼女の母親の姿にどんどん重なってくると悲しそうな顔をした。亡き伯母と母は、姉妹の中でも年齢や住所が一番近く、仲がよかったのだ。性格と顔はさほど似ていなかったのに、同じような骨格をしているのか、やせ衰えた母の顔は、最後に見た伯母の顔にそっくりになってきた。

夕方、家に戻ると、ただひとりだけ残っている母の姉に電話で報告。遠方に暮らすこの伯母は、高齢のため、母に会いたくても会いに行けないと、毎度、電話口で泣いてくれる。ただでさえ、心細い一人暮らしで、自分の胸のうちを聞いてくれる人がそばにいないため、延々ととりとめのない話が続いていく…。困ったなぁと思いながらも、これもまた私の務めと思って傾聴する。伯母のグチだって、生きてるうちしか聞けないんだし。

夫と私は、風呂上りのビールも飲めず、眠いのになかなか眠れない。

DSC01619

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です