ちょっと面倒くさいなぁと思いながらも、塾の保護者対象のお話を聞きに行った。小5の夏休みの過ごし方についてのレクチャーだ。この2月から、私も親として初めて受験塾の世界に足を踏み入れたわけだが、毎回、先生方のお話を聞いて、プロだなぁと感心する。話術もプロだし、話の内容も実績に裏打ちされているので説得力がある。
親が子供に勉強を無理強いしても、うまくいくわけがないので、いかに子供のやる気を引き出すか、モチベーションを維持するか、生活習慣を定着させるか・・・そういったことの指南を具体的にしてくれる。「こういう厳しいことは一度だけ話して、あとはもうネチネチ言わないでください」などと、お母さん方に注意までしてくれる。親が子供を潰していくパターンを、いくつも見てきているからこそのセリフなのかも知れない。もちろん、そのすべては受験に合格することを見据えての戦略(?)だ。
いまどきの塾はすごいなぁ・・・と思いつつ、こりゃ、学校は勝てんわな・・・とも思う。わが息子も塾の術中にはまり(?)、成績はともかくも、「どんなに疲れていても休まない」とがんばって通っているし、宿題も一応、きちんとやっているみたいだ。
来年の夏休みは、「寝る時間以外は勉強です」と聞かされ、「ええ~、今年の夏休みですら、すでに長期の帰省ができそうになくて、困っているのに・・・」と、恐れをなしている私。塾についていけないのは、親の私かも。
*先週末の取材記事が掲載された雑誌が発売になった! ご近所さんも、みんな買いに走ったようだ。