責任感(小学校の登校班)

登校班を見ていると、朝のせいか、殆どの子がテンションが低い。挨拶をしてくれる子も少ないが、概ね、どの班もちゃんと一列で歩いている。たまに、やんちゃな子がいる班は最初から乱れていて、ボランティアの方や保護者から注意される。

うちの班はきちんと一列で出て行くのだが、聞くところによると、途中で高学年の男子がひとりいなくなるらしい。仲良しの友達の姿をみつけると、班を離れて勝手に行ってしまう・・・というのが去年から続いているのだとか。それを真似て、低学年の子も列を離れ気味になっていると、息子からも、ご近所の保護者からも聞かされていた。

息子は今年から班長で先頭を歩き、もうひとりの6年生が副班長として一番後ろを歩いてくれるのだが、きょうはその副班長さんがお休みだった。そこで今朝、例の高学年男子に「きょうは副班長さんの代理、お願いします。小さい子もみんな無事に学校に到着できるよう、見てあげてね」と声かけをしておいた。

あとで近所の保護者の方から、「きょうは最後まで登校班を離れずに歩いてましたよ」と報告があった。なるほど、やはり人間、役目を与えられると、責任感をもってやり遂げるのだ。来年、彼が班長さんとなったら、しっかり登校班の面倒を見てくれるに違いない。

*昨日、夫が久々に洗っていた「マイほら貝」!
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