母にとって最後の夏

今年が母にとって最後の夏になるだろうという予感があったので、この夏もずっと広島に滞在するつもりでいたのだが、息子の得度を始め、自宅に戻らなくてはいけない用事がいくつかできた。お別れ会を企画してくれた地元の友人たち、そしてはるばる遠方からやってくる友人たち。最初は私は広島にいるのでと、再会を断念するつもりだったが、夫や息子にとっても大切な友人だし、次の機会がいつ訪れるかもわからないし、普段通りに行動することに決めた。

それが、今になって揺らいでいる。私だけでも広島に残って、母のそばにいてあげたい。正確には、「いてあげたい」ではなく、「そばにいたい」という私のわがままなんだけど。

ただ、母が弱っていく姿を見るのは辛いし、そばにいてもほとんど何もしてあげられないし、むしろ母も元気なところを見せようとして逆に弱らないだろうかとも思う。

きょうは息子の塾が午前と午後とにまたがっていたので、午前と午後と母の様子を見に行けた。今のこの時間を大切にすれば、悔いはない…はず。

*田舎の喫茶店でブランチ!
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