おはなし会

隣町のスーパーまで買い物に行く際に、その近くの図書館でおはなし
会があると知り、途中から子供と一緒に行ってみた。
前に知人のギャラリーで行われた絵本パフォーマンスを子供が楽しん
でいたので…と思って初めて行ってみたのだが、場所は奥の倉庫の
ような集会所。外は晴れているのにカーテンを閉めて、キャンドル
を点して、私よりも年配らしき女性がおはなしをしている。

なんだか新興宗教の集会のような雰囲気で、やばいとこに来ちゃった
なと思ったけど、もう遅い。みなさんが私たちに笑顔を向け、こちら
にどうぞと手で指図する。見渡すと、子供より大人が断然多い。それ
もすべて中年女性。

なんとも居心地悪い中、20分ほど、お話&絵本の読み聞かせが行わ
れ、無事終了。もちろん、みなさん怪しい方々ではなく、単に趣味&
ボランティアで子供に読み聞かせをしている奥様方のようだったが、
う~ん、それにしても不思議な雰囲気だった。あまりに良識的すぎて
却って怪しいという。
さすがにうちの子も、おとなしくしていました。

*うちの周りでは、まだ桜が咲いてますよ~!

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大失態!

きょうは街の美容院に行き、久しぶりに友人とランチをした。
さんざん喋って、楽しく過ごしたが、子供のバスのお迎えがある。
バスの送迎って遅れるわけにいかないから、却って面倒だよねぇ
と話して帰途についた。

うちの辺りと違って、山並みが新緑で美しい!うちの周りの山々
はまだ萌えてない。さあ、お迎えの前に犬の散歩にも行かなきゃ、
ちょうどいい時間だなと思って到着すると…隣のおばちゃんの家
から子供と小学校の校長先生が出てきた! あちゃ~!

きょうは小学校懇談会のため、下校バスは一時間早かったのだと。
(保育園の4歳児以上は小学校のスクールバスに乗せてもらって
いるのです。)
そういえば、プリントをもらって、冷蔵庫に貼っていたのに…。
校長先生は30分以上、うちの子と一緒に散歩したり、隣のおばちゃ
ん家に行ったりして待っていてくださったという。
申し訳ありませ~ん!!! 

ちなみにうっかり者のお母さんは、きょうは桜の終わった桜の名所、
平野神社辺りに行ってきました。

hirano

花火、ふたたび。

昨晩も子供にせがまれ(いや、自分が見たくて!?)、行って
きました。世界花火大会! 今回は台湾の花火3000発!
夫が宿直のため私の運転で行ったはいいけど、あまりに混ん
でいて、対岸のスーパーの駐車場からの鑑賞となりました。
ちょっと遠かったけど、楽しめました。

昨日の続きで、いろんなことを思い出しています。パリにい
た頃は、アジア人同士、仲が良かったと思う。よく日本人の
友人と、思わずアジアナショナリストになるよね、と話した
ものだ。働き者のベトナムや中国系の人たちを見ると、励ま
されたし、応援したし、なにより同じアジア人として誇らし
かった。

職場で出会った中国系の上司・同僚たちからは、いろんなこ
とを教えてもらったし、楽しい時間も過ごした。ヨーロッパ
人の上司とはわかりあえないことも、彼らとはわかりあえた。

日本で出会った中国人にも、印象的な人が多かった。たいて
い、とても芯が強くて、今の日本人みたいにあまっちょろい
ところがなくて、こちらも思わず背筋を伸ばしてしまうよう
な人たちだ。

でも中国大陸で出会う大半の中国の人は、イメージが違う。
恐らく私とは価値観のかなり違う人たちだ。だがこれは、
中国だけのことじゃないと思う。日本で出会うアメリカ人は
ブッシュ政権不支持のリベラルな人たちが多いのに、アメリ
カに行くとブッシュ支持の保守層がたくさんいるのと同じこ
とかも。

ともかく「聞く耳をもつこと」。聞く耳をもたなくなったら、
おしまいだな~と、自戒もこめて思うきょうこの頃です。

moriyama

反日デモ

毎日のようにテレビで反日デモのニュースを目にする。
私が中国に滞在したのは、もう10年近く前のことになるが、
ついその当時のことを思い出す。

大学の留学生寮でルームメイトだった中国系アメリカ人は
寮の電話は盗聴されているはずだとまことしやかに語った。

日本に留学経験のあるアメリカ人男性は、アジア人女性と
ふたりで歩いていると、たいていは中国人女性を連れてい
ると思われ、中国人男性から睨まれると嘆いた。そしてま
た、「僕が日本人だったら、ここでは日本人だと名乗らな
い。中国人や韓国人が日本人のいないところで、どんなこ
とを言ってるか、知らないだろう」と言われた。

私はスウェーデン人男性(単なる同級生)とレストランに
入った際に、中国人の可愛いウェイトレスに意地悪をされ
た(鈍い私は、わかっていなかったのだが)。あとで訊く
と、外国人のボーイフレンドがいることを見せびらかし、
中国語を喋らない(実際は喋れなかったのだが)嫌な中国
人女性と思われていたのだと。

それから、電車の長旅の最中に、私が日本人だとわかると
(見た目では中国人としか思われていなかったのだが)、
男子高校生が「日本の戦争責任についてどう思うか?」と
尋ねてきて、周りの乗客みんなから一斉に注目されてビビ
ったこともある。

それでも、私が日本人だからという理由で中国でいやな思
いは殆どしていない。むしろ、パリにいたときの方が差別
を感じて嫌だったかも。

個人的には共産党が支配する中国は好きではないが、中国
の人々や文化には物心ついた頃から親しみや尊敬を覚えて
いる。なによりも漢字を作った国なのだから。それだけで
も十分、お世話になっている。

だから、どうか私が中国を嫌いになるような状況にだけは
ならないでほしい…と思う日々です。

きょうは風が強い日でした。今の日本の状況みたいに。

ueno

花火疲れ!?

珍しく夜のお出かけをしたもんで、しかも花火を見て興奮したせいか、
私も夫も子供も、ぐっすり眠った。

夫はきょうは気が重い仕事があると言いながら、子供は給食食べたら
早く家に帰りたいと言いながら、それぞれ職場と保育園へ向かった。
ま、なんとなく憂鬱な日というのも、あるわな。

私は張り切って仕事!と言いたいところだが、あれこれとこまごました
ことをしていたら、もうこんな時間。
と思ったら、夫から気が重かった仕事が無事に済んだという電話が入った。
子供も昼を過ぎても帰ってくる気配はない。
私も安心して、これから仕事に励みます。

ときは確実に過ぎていて、15日に蕾だった近所の桜も、満開となりました。
葉と花が同時に出た!という感じです。

木戸桜

花火

きょうから世界花火大会があるというので、お弁当を用意して、
車で出かけた。湖畔は混みあうだろうからと、小高い丘の上で
高みの見物を決め込んだ。が、丘の上もかなり混んでいる。

やっといい場所をみつけて駐車したら、ほどなく花火が始まっ
た。う~ん、すごい! さすが世界大会!
土曜日の夜に行った隣町の桜祭りでも花火は上がったが、そん
なの比べ物にならない。3000発の花火が、延々と30分上がるの
だ。(戦争が始まったのかと思うような爆発音と閃光!)

きょうはイギリスと中国の花火だったらしい。それぞれ、スタ
イルが違うので、面白い! それにしても、最後は空が煙だら
けで、花火が見にくくなるほだった。

人ごみが嫌いで、花火大会なんて行きたくもない!という夫も、
きょうのイベントには満足したようだ。子供も、感激していた。
私も、無心にきれいな花火を見て、夢見心地だった。

花火1

怖いもの知らず。

子供を見ていると、人に対してなんのてらいもなく、恐れもなく、
羨ましいなあと思う。

晴れた日曜の朝、ご近所を知らない人が歩いていると、すぐに飛
んでいって話しかける。そして、この集落の家の一軒、一軒を訪
ねて回る。あとでおばちゃんに聞くと、しばらくお喋りして、そ
の辺りでひとりで遊んでいたらしい。

興味があったら、近づいていって話しかける。友達になれそうに
なかったら、あきらめて、また次の人…。本人は全然めげずに、
いたって楽しそう。
出会いを求めている友人に、見せたいくらいだ。

要は素直に、そして傷つくことを恐れない、ということか。

夜、テレビでセレブを夢見る女性たちの特集をしていたが、まさ
に司会者のコメントの通り、「痛々しかった」なあ。

*昨晩、隣町の桜祭りで撮影した夜桜!

こわいものしらず

ドライブ

きょうも夫は休み。やった~! みんなで寝坊。
そして朝食はカフェのモーニング。
こんなこと、初めて。実は、一度やってみたかったのだ。

が、近くにお店がないので(いや、週末だけ営業するカフェ
はあるのだが、10時開店なのだ)、しばしドライブ。天気も
よくて、気持ちいい。

なんだかもったいなくて、朝食後もしばらくドライブするこ
とにした。そういえば、この田舎に移ってくる前も、家探し
のために、いろんな場所をドライブして回ったものだ。地図
で見たら、かなり近い場所なのに、足を踏み入れたことのな
い住宅地や山の道。まったく未知の世界で、面白い。住宅地
にしても、地区によって、まったく雰囲気が違うから不思議
なものだ。中には、妙に薄気味悪い場所もある。

こうやって見ると、私たちの生活圏って意外と閉じているん
だなあ。そして、なによりも私たちにとっては我が家が一番。
住めば都ということなんだけど。

*子供の通う保育園が毎月、交流に行く近隣の保育園からの
眺めです。子供の道案内で、初めて訪れました。近い場所な
のに、知らなかった~。

伊香保

まだ蕾。

近隣地区でも桜が満開となってきたが、私の散歩道の桜はまだ蕾。
それでも、道端にはぽつぽつと野の花が咲いている。
散歩から帰ると、玄関先で鳥が迎えてくれる。

つい最近、長年つきあいのあった友人と、縁が切れてしまった。
互いの生活圏が遠く離れていたため、これまでは気づかなかった
差異に今になって気づいたのだ。その人の本質を見抜く力が私に
もなかったのだろうけれど。
今は正直、ほっとしているというのが本音だ。

親のために買った『老人自立宣言!』という本の帯に、こう書い
てあった。「感謝はするが甘えない。期待はするが当てにはしな
い。」私も、年をとっても、こうあるように努めなければ。

つぼみ

ヒロシです

厚子です。
最近、夫がいつもヒロシの口調で話すとです。

というわけで、久々に平日に休みをとった夫のヒロシ口調
を延々、朝から聞いてます。(先週の休日を今、消化して
いるのです。)

きょうこそは!と、先日から二回訪ねて入れなかった韓国
家庭料理の店でランチをしました。そして、その後は少し
ドライブして、カフェでお茶。湖畔で満開の桜を見て、ま
さにデート気分。といっても、きょうは私が運転手。

このところ、子供と三人での休日となるよう極力努めてい
たので、ふたりだけでお出かけするのは本当に久しぶり。
なんだか、うきうき、わくわくしてしまいました。
たまには、デートしないといかんな~。

北浜