平成5年2月25日(土)、東京の国立劇場で天台声明公演が開催されます。題して『比叡山延暦寺の神前法要 日吉大社の山王礼拝講』。毎年5月26日に日吉大社で行われる神前法要を、国立劇場の舞台で比叡山延暦寺の僧侶と日吉大社の神職の方々が再現するというものです。これがどういうものなのか、ご住職に伺いました。
公演情報はこちら→ 国立劇場 令和5年2月声明公演
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前回から2年近くが過ぎてしまい、2022年も終わりに近づいています。今回は2022年の大晦日と2023年の新年に比叡山延暦寺で行われる行事についてご住職に伺いました。いろいろと不安なことが多い1年でしたが、心穏やかに年末年始を過ごし、来年は希望を持って明るい年としたいものです。皆さんにとって来年が良い年となりますよう!!!(鳩胸厚子)
追記:ご住職から最新の情報を頂きました。2022年12月31日の比叡山延暦寺の行事は以下の通りです。
21時30分頃から除夜の鐘整理券配布(幸先矢の購入者に限る)@総合案内所
甘酒/大根炊き無料接待@根本中堂上の広場
22:00 法話@根本中堂
22:30 修正会/護摩供@根本中堂
23:05 鬼追式@根本中堂広場
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新型コロナで世の中が一変した2020年が暮れ、NHKの『ゆく年くる年』では延暦寺からも中継がありました。私自身、昨年は体調を崩したこともあり、今年は心機一転、法華経の写経に挑戦することに。そこで今回はご住職に法華経の写経について伺いました。(鳩胸厚子)
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先日、ご住職の案内で「比叡の秋めぐり2020」をしてきました。現在、西塔・釈迦堂の内陣特別公開、西塔・瑠璃堂の特別御開扉、国宝殿での「比叡の不動明王展」の最中なので、そのご紹介を少し。それから前回、天台宗の戒律「円頓戒」の話を伺った際に出てきた「円頓章」について、詳しいお話を伺いました。話は摩訶止観やら法華経やら般若心経へとどんどん広がっていきますが…さて。(鳩胸厚子)
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奈良仏教の(具足戒という)250の戒律を、伝教大師最澄は58の(円頓戒という)戒律に変えてしまいました。今回はこの天台宗の戒律について、お話を伺いました。円頓戒は、修行をまっとうするための戒律であるようです。比叡山での四種三昧の修行を引き合いに、具体的に教えていただきました。(鳩胸厚子)
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きょうは、前回のテーマ『一隅を照らす』という言葉が書かれている伝教大師最澄の『山家学生式』について伺いました。これは最澄が朝廷に提出した比叡山の「学習指導要領」のようなものだとのこと。天台宗の僧侶はもちろん、延暦寺で修行する僧侶は誰もがまず頭に入れるべき指針です。最澄さんは、この『山家学生式』で、それまでの奈良仏教でたくさん定めてあった戒律を一気に激減させ、これが奈良との衝突の大きな原因となったのだとか。なぜ、激減させたのか…この点は、次回さらに詳しく伺いたいと思います。(鳩胸厚子)
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前回から少し時間が過ぎてしまいました。この間、私はなぜか「一隅を照らす」という言葉に遭遇する機会が何度もありました。そこで、今回は伝教大師最澄のこの言葉についてご住職にお話を伺うことに。この言葉に至る話の中で、法華経はもともとは国分尼寺で尼僧さんたちが読んでいたものだと知りました。毎回、新しいことを知ることができて、ありがたいです。(鳩胸厚子)
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「理趣分」などマニアックなお経について訊きたいと思っていた私でしたが、そもそも法華経のこともよくわかっていないのに…と現時点では断念。ご住職が、現在、どのようはお経を勉強していらっしゃるのかといったことなどを質問しました。比叡山の名物は「論湿寒貧(ろんしつかんぴん)」と言われていて、最初の「論」は「(法華経の)論議」のことだそうです。さて、その論議とは…。(鳩胸厚子)
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今回は天台宗の僧侶がどのようにお経を習得していくか、伺いました。お経の読み方は、実際に僧侶の読経を聞いて学ぶしかないようですが、地域や法要によって、同じお経でも読み方が違う場合も多々あるのだとか。今回のお話に出てきた耳慣れない言葉に、「句頭(くとう)」(最初の一文を読むこと)、「解行双修(げぎょうそうしゅう)」というものがありました。比叡山の千日回峰行は、実際は975日しか歩かないのだというお話も興味深かったです。次回は、ちょっとマニアックなお経について訊いてみたいと思います。(鳩胸厚子)
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「お経について」の4回目。前回、見せていただいた天台宗の経本、「台宗課誦(たいしゅうかじゅ)」と「法華懺法(ほっけせんぼう)、例時作法(れいじさほう)」、略して「例懺本(れいせんぼん)」に則って、どのような朝夕のお勤めをしているのか。それに、どのような意味があるのか。また、お勤め以外にも法要や個人的な修行として、どのようなお経を読むのか。読経にはどのような効果があるのか…など、伺いました。「理趣分(りしゅぶん)」というマニアックなお経の話も出てきましたが、まだまだお経の世界、奥が深そうです。(鳩胸厚子)
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