きょうも雪です。まだまだず~っと降ってます。
雪が降りしきる中、まだ誰も通っていない真っ白な雪道を保育
園まで往復し、またも気分は冬ソナ!
が、家に帰ると玄関先まで埋まった雪をかきだして、ぜえぜえ。
家の裏を見ると、屋根から落ちた雪が屋根の高さまで積もって
いる。ひぇ~! 本当の雪国は、こんなもんじゃないのかなあ。
ところで昨日、風邪薬はいらないと書いたけど、実際うちには
飲み薬が一切ない。この家に引っ越す際に薬箱が行方不明にな
って、そのままなのだが、そもそも私は薬を飲むのが大嫌い。
自慢じゃないが、頭痛薬は生まれてから一度も飲んだことがな
い。
私の薬嫌いは恐らく父譲り。男の人には珍しく、父は痛みに強
い。少々の病気や怪我は、黙って耐えて、自分で治す。若い頃
は結核療養所で何年も過ごしたというが、私が物心ついてから
寝込んだことは殆どない。
80歳を過ぎても運転していて、交通事故にあい、胸骨を骨折し
たときも、自宅静養のみ。病院で出された三種類の薬も、内容
を確かめて、化膿止めだけを飲んでいた。痛みどめと胃腸薬は
必要ないと。痛み止めを飲んだら、骨折がどの程度治っている
か、自分で感じられなくなるからと。確かに。
私が幼稚園の頃から、おじいさんに間違えられていた父だった
が、90歳を超えた今でも、元気にしている。
一方、持病がいくつもあって、数え切れないほど入院や手術を
して、もうダメだろうという状況を三度経験した母は、心配性
で昔から薬やお医者さんに頼るタイプ。だが、命に危険が及ん
だ三度目の症状は、今考えると、薬が原因だった。その少し前
からパーキンソン病に似た症状が出て、やがてボケの症状が出
てきて、これは専門医にみてもらおうと思っていた矢先に体が
おかしくなり入院したら急性腎不全。もうダメです、と言われ、
すべての薬を絶ったら、あら不思議。すっかり元通りの元気な
体に戻り、ボケ症状も一切なくなった。主治医も、検査の数値
を見て、「すべて正常です」と驚いていた。
母はいくつもの持病のため、何人もの先生から何種類も薬を出
され、毎朝20錠の薬を飲んでいたという。私にはそっちの方が
驚き。それだけ薬飲んだら、病気になると思いませんか?
ま、そんな母も、今はなんとか自宅で生活できるくらい元気に
なったのですが。父はいつも母に言います。「あなたの病気は
あなたが作ったもの。病気は自分で治すもの。」
心配性の母と、ストレス知らずの父。なるほど、と思ったりし
て。ちなみに私の性格は、父似です。