廃品回収業者

と偽って、何かを売りつけようとする悪徳業者がきた。
朝8時すぎに一軒ずつ声をかけて回り、廃品の出し方を説明するから
と近所の人々を一箇所に集めた。やけに説明が長く、しかも粗品を
配り始めたので、怪しいと思っていたら、またあとでもう一度集まっ
てくれと言う。

説明の仕方があまりに怪しいので、その後、呼び鈴が鳴っても私は
居留守を使って行かなかった。あとで聞いたら、その後はひとりの
おばあちゃんの家を借りて、その中で説明を始め、最終的にはシー
ツかなにかを売りつけようとしたらしい。しかも、不審そうにして
いた中年のおばちゃんたちには、もう帰っていいと言い放ち、年寄
りのおばあちゃんたちだけを残して、二時間近く居座っていたのだ
とか。品物を買ったおばあちゃんはいなかったようだが、これは新
手の悪徳業者か。

こんなのどかな田舎でも(いや、田舎だからこそ?)、自分の身を守
るためにはお年寄りもしゃんとしてないといけないのだなあ。意外と、
近所のおばあちゃんたちは若いお兄ちゃんと話ができて、喜んでいた
のかも知れないが。

矢車

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