原爆記念日

広島を離れて四半世紀だが、どこにいても、この日は特別だ。
昨晩も特集番組を見て、なんとも複雑な苦しい思いがした。
苦しみ、悲しみながら死んでいった多くの人たちの無念の思
いは、広島に限らず世界のあちこちに今も渦巻いているのだ
ろうか。それとも、そんな気持ちもすべて昇華するのだろう
か。

なぜか今夜は、息子が見た夢の話をしてくれた。「僕がまだ
生まれる前、天国にいた頃、お父さんとお母さんが野原を歩
いているところを見たの。お寺やお地蔵さんや仏さんもいた。
そのとき、僕はお母さんから生まれることにしたんだ。お母
さんもチラッと僕のこと、見たんだよ。」

息子は前から、前世は東京に住んでいたとか、とりあえず自
分の知識の限り(?)いろんな想像話(?)をしてくれるの
だが、今夜はやけに詳細な話だった。無念のまま、この世を
去った魂たちも、こんな風にまたこの世を楽しんでいるとい
いのだけど。

*初めて行った街の図書館の横で、高校球児たちが交流試合
をしていた。監督の怒声や、高校生の真剣な姿がなんとも新
鮮だった。

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