10時半の男

午後から雪が舞い始めた冷たい日曜日。
近所(といっても車で5分)の女の子が遊びに来てくれて、息子はご機嫌だ。

成長めざましい年頃なので、日々の変化は嬉しいような、寂しいような…。
気がつけば、自分でお尻も拭けるようになり、「おかあさん、うんち出た!」
のセリフも聞けなくなった。きょうはイノシシうんちだね、などと、うんちチ
ェックをするのが密かな楽しみだったのだが。

前のように、なかなか抱っこもさせてくれない。寝る前に歯磨きをしている息
子に思わず背後から抱きついたら、「おかあさん、はくさい固め、やめて!」
と言われてしまった。悔しいので、「『白菜』じゃなく、『博愛』だよ」と指
摘しておいた。

そして、息子はひとりでベッドに入るのだが、たまにうなされて起きてくるこ
とがある。疲れているときが多いのだが、これは「夜驚症」といって、幼い子
供にはわりとあることらしい。で、うちの子の場合は、なぜか起きてくるのが
ほぼ10時半と決まっている。そして5分ほどぐずると、またぐっすり眠るという
パターン。

きょうは昼間、興奮して遊びまくったので、起きてくるのではと思っていたら、
案の定、枕を持ってやってきた。そのとき時計は10時26分。おお~!
そして、私はここぞとばかりに息子を抱っこしてなだめながら、ベッドへと連
れて行き、添い寝をする。まだしばらくは10時半男でいてくれるかな~。

*夕方からは、だんだん家の周りも白くなってきた。
ls06

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です