投げキッス

夕方、息子を迎えに行ったら、同級生のRちゃんがスクールバスの窓から
息子に向かって投げキッスをしてくれた。おおっ! 息子もちゃんとお
返しをしているではないか。

バスが走り去って、家に向かって歩き始めた息子は、「Rちゃんは僕と結
婚すると言ってるけど、Sちゃんも僕と結婚したいらしい」と、ちょっと
困ったような嬉しそうな顔で話してくれた。ほう、あんな少ない人数の
中でも、きっといろんな人間模様があるのだなぁ。

家に帰ると今度は、「お母さん、メガネをかけてるときと、そうでない
ときと、雰囲気が違うよね」と言う。「どっちがいい?」と尋ねると、
「どっちもいいよ」とにっこり笑う。「どっちでも」と言わないところ
が、えらい! もっと女性が喜ぶ話し方を身に付けるのだよ。

そんな子供のお陰で、きょうも保育園のママさんがやって来たり、電話
があったり、こっちからかけたりと、私も地域に溶け込みつつある。い
ろんな人間模様があるけれど、これもいい勉強だ。

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“投げキッス” への2件の返信

  1. 「どっちも」と「どっちでも」では明らかに違いますモンね。
    女心を手玉に取る術をもう会得しているとは…息子さん恐るべし。
    子供の同級生のお母さんってすんごく仲良くなりますよね。
    たまに参観日とかで会うだけでもものすごい勢いでしゃべったり…。
    せっかくできた繋がりですから、大事にしてもらいたいです。
    そのお母さんたちは、僕を見かけても「○○くんのパパ~!!」と
    遠くから手を振ってくれます。嬉しいやら恥ずかしいやら…。

  2. そうか~、小学校に上がって年を重ねるにつれて、お母さん同士
    の絆も深まるんですね~。
    お母さん方の雑談の中で、AOさんもきっと話題にのぼっているの
    では?

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