気持ちいい快晴の中、朝から歯医者の定期健診をすませて、
久々に知人とのランチ。普段、かなり窮屈な環境で暮らし
ている彼女のグチを思い切り聞いてあげよう!と意気込ん
で行ったのだが、肝心のグチになると声をひそめるのが彼
女の癖らしく、何度聞き返したことか。回りのおばちゃん
たちの声もでかすぎるのだが。
帰宅して子どものバスのお迎えに行くと、またも担任の先
生が一緒に降りてきた。ええ~、きょうは一体なに!?
実は明日、地元のテレビが学校取材に来るので、全員が
「将来の夢」を画用紙に書いたのだが、うちの子だけ、
「今のとこ夢はない、思いつかない」と言い張って、何も
書かなかったのだそうだ。ついこの間まで、「本屋さんと
たこ焼き屋さんになりたい」と真剣に言ってたのに。なん
でも「気が変わった」そうだ。
うちの子だけ手ぶらというわけにもいかないので、きょう
中に自宅で何か考えて書いてほしいと先生から画用紙を渡
された。「何でもいいからテキトーに書けばいいじゃん」
と思う母をよそに、本人は将来の夢なんだから、いい加減
なことは書きたくないらしい。ほんとは頭の中に浮かんで
いるものがあるのだけど、それをどう表していいかわから
ないとのこと。
いろいろ話を聞いて判明した息子が将来やりたいことは、
「フードアート」。砂糖細工や、食べ物を使った彫刻みた
いなものらしい。そんな真剣な夢があるとは知らなかった。
これはいつまで続くやら…。
*母は100円のアイスティーを買って、ソファに座って
バスのお迎えギリギリまでお喋りを楽しませていただき
ました。
本気なんですね、息子さん。
将来が楽しみですね。
数ヵ月後には別の夢を語ってそうですが、真剣に夢を考えるのって楽しそうですね。