夏と秋の帰省の際に遊びに行った瀬戸内の島にある同級生の実家
に、年末年始は遊びに行けなかった。前回、訪ねたときに同級生
のお母さんが薦めてくださったみかん狩りも、時間がなくて果た
せなかった。
昔から秘かに尊敬の対象だった同級生のお母さんは、さすが彼女
のお母さんというだけあって、凛としていて、私もこんな風に年
を重ねたいと思うような、本当にすてきな方だった。
友人はいまも実家に滞在し、闘病中のお母さんを支えているとい
う。そして、きょうそのお母さんから島のおいしいみかんが届い
た。
みかんが大好きな私は、毎日このみかんを食べて、あの島を思い
出し、友人のお母さんの快復を祈ることにしたい。