天安門事件から20年

きょうの午後は別のママ友が「突然だけど、いい?」と立ち寄ってくれた。彼女のご近所でも問題があるのだが、このところ、大きな動きが出てきたらしい。なんだかんだあっても、みんな「自分の家」の中が平和であることが何よりだ。

さて、きょうは天安門事件から20年。当時、私は東京で外資系の金融機関に勤めていたが、この事件で金融市場も多少、混乱したことを覚えている。香港人の上司や同僚が、お昼休みにデモに出かけたことも思い出す。

夕方、マカオから台湾に強制送還されたウアルカイシのニュース映像を見た。パリ留学時に地下鉄で見かけた時もすでに肉付きがよくなっていたが、20年もの年月でさらに脂肪が乗っていた。(人のこと言えないが)「いまだに親に会えない」と語る姿を見て、留学仲間のウーハイを思い出した。ウアルカイシと同じく民主化運動に立ち上がり、パリに政治亡命していた彼は、「ウアルカイシと違って、無名の僕が中国に帰ればすぐに捕まって処刑される」と言っていた。「四川省の田舎にいる母親とは、一生会えないかも知れない」…と。

最後にウーハイに会ったのは東京だったが、いま彼はどこにいるのだろう!?

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