今朝早くに自宅を出て、新幹線に乗ろうというときに昨晩
予約をしたレンタカー会社から電話が入った。手違いで、
手配できる車がないので、近隣の別のレンタカーを代わり
に手配してくれるという。
無事に車を確保して、父と母の顔を見に行き、夕方は近く
の島までドライブした。同じく帰省中の同級生から、きょ
うのライヴに誘われたのだ。閉鎖された海水浴場の海の家
を利用した海辺のカフェに、テキサスの女性シンガーがや
って来るらしい。
三方を海に囲まれた隠れ家的なスポットで、曇り空の中、
ライヴが始まる。ギター二本と歌。背景には宮島が見える。
私たちと同世代くらいかな?と思われるシンガーが、ハス
キーな声で“broken heart”を歌いあげる。休憩時間には
各テーブルを回って、私たちに話しかけてくれて、同級生
のご主人が“サマータイム”をリクエストすると、第二部
で早速歌ってくれた。これがなかなかファンキー!
少し雷が鳴ったけど幸い雨も降らず、潮風に吹かれて涼し
い夏の夕べにしばしの別世界を味わった。彼女も言ってい
たように、瀬戸内海の島がまるでハワイのような気分。
このカフェのオーナーであるアフリカ系アメリカ人のトニ
ーさんと、この女性シンガー、実は同郷(アラバマ州バー
ミンガム)であることも発覚。意外と世間は狭いのだ。
友人たちとのお喋りも楽しく、心癒される島の休日だった。
VIVA瀬戸内海!!