80年前の修学旅行

インフル感染者が2、3人出ただけで休校処置となる
小さな小学校ゆえ、修学旅行が終わるまではくれぐ
れも気をつけるよう言われていた。人数が少ないの
で、二年に一度、5、6年生合同で出かける修学旅行。
なんとか無事に終わったようだ。山奥の小中学校に
は、まだウィルスは到達していない。

毎週木曜は、近所の89歳のおじいさんがバス停まで
息子のお迎えに出てくださる。昨日は近くの自然の
家に集まった近隣地区の小学生を前に、この山里で
の暮らしについてお話をされたそうだ。

何を話そうか考えた挙句、自分が小学生の頃の暮ら
しぶりを話したとか。80年前の修学旅行は、ここか
ら何時間かかけて電車の駅まで山を越えて歩いて行
ったという。普段はぞうり履きなのに、新調した靴
を履いたもので、靴ズレで足が痛くなり、最後は裸
足で歩いたという笑い話。

昔を思い出し生き生きと語るおじいさんの顔を見て、
子ども時代の思い出って、かけがえのないものなの
だなぁと改めて思う。

息子にとっても、いまのここでの生活が人生の宝と
なりますように。

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