山の集落で午前2時に消防団の夜警を終えた夫は、早朝の電車に乗り、午前9時に広島駅に到着した。息子と私も、いつもより一本早い電車で同じ頃に広島駅で合流。三人でモーニングコーヒーを飲んだ。
息子が塾に行っている間、私たちはまたも書店へ。途中、私は帰省中の同級生と落ち合い、書店でぶらぶら。その後、塾を終えた息子も入れて、四人でお昼を食べて、またも息子のリクエストで書店へ。本屋さんには何時間でもいたいらしい。その間、私と友人は延々とお喋りができた。
夕方は、久々に三人で父を訪問。いろんなことがわからなくなってしまっている父だけど、このフロアには似たような状況の方が多く、とんちんかんながらもお互いに交流しているような…。スタッフの方を含め、何人もの人がそこにいることで安心感があるのだろう。
私たちが父を囲んで話していると、ひとりのおばあさんがつかつかと歩みより、私に「よろしくお願いします」とお辞儀した後、隣の父に向かって、「●●さんをよろしく頼みます。あの人はええ人なんじゃけど…むにゅむにゅ…」としきりに話しかける。一通り話し終えると、父の返答を待っているのか、父をじっとみつめている。困った顔をして聞いていた父は、その人が差し出した手を握り、「あんた、元気出しんさいよ。まだ若いんじゃけ~」と言った。それを聞いて、おばあさんは納得したのか、うなづいて去って行った。
で、その後に父が私に向かって、「ここは、あーよーなんが多いんじゃ」と困ったように言うので大爆笑。父も、あのおばあさんと変わらないんだけど。でも、おばあさんを励ましてあげるなんて、偉いもんだわ。
さて夫は前夜の疲労で、帰宅直後から爆睡中。きょうからゆっくり休んでください!
*リバーサイドのマンション前。