限界集落、行く人、来る人

きょうは月に一度の美容室の日。気持ちのよい晴天の下、峠道をドライブして、山の集落に出かけた。少し早めに着いたのだが、あともう少しで美容室というところで、うちのご近所さんを発見。イタドリを採集していらしたようだ。久しぶりだったので、思わず車から降りて、お喋りしていたら、また別のご近所さんが通りかかり、3人でお喋り。結局、美容室の約束の時刻に遅れてしまった。

けれど、お二方とも高齢ながらお元気そうで、本当に何より。ただし、何年も前に街の息子さんの家に引き取られた近所のおばさんが、つい先日、亡くなられたという。うちの母と同い年の、やさしいおばさんだった。最後に会ったのは、いつだったか。たまに集落に戻ってくるたびに、どんどん弱っていく姿を見て、切なかったものだ。

一方で、集落内に土地を買って、家を新築し、引っ越してくる人もいる。複数の集落の人たちが、その人たちに会っているのだが、「若い夫婦だ」という人もいれば、「小さい子供がいるような若い夫婦ではない」という人もいて、今のところ年齢不詳の謎の夫婦・・・ということになっている。(学校に通う年齢の子供がいないか、みんな気にしているのだが・・・)

けれど、美容室近くの家が売りに出ているという話もあるし、また、別の一家がすでに街に家を借りたという話もあり、結果的には「行く人」ばかりが増えそうな気配。別荘地としては最高だけど、定住地としては不便きわまりないからなぁ。

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