青山のニュースDEズバリ!

毎週水曜は関西テレビのスーパーニュースアンカーの『青山のニュースDEズバリ!』のコーナーを見ている。最近は夕方、ウォーキングするので録画しておくのだが、水曜の夜は疲労の余り、録画を見ながらうとうとしてしまうため、この頃は翌日の昼間に見るようにしている。

といっても、最近はもう政治ニュースを見るのもうんざりで、諦め気分でぼんやりと見ている状態だ。昨日の放送では、過去にも運用された「防災集団移転促進事業」について、事業主体は市町村で、国の補助は4分の3と決まっているが、今回の震災は大規模であるため、宮城県は国に全額負担を求めているとの説明があった。しかし実際はどうなっているか。青山氏が訪れた南三陸町の高台移転事業の負担割合は、「南三陸町が1000億円、宮城県が1100億円、国が600億円」となることが、今月始め、県から町長に伝えられたという。これは予算規模の小さな南三陸町に出せる金額ではない。ここの町長は、「菅さんは何のために総理を続けているのか? 何の目的があるのか? いつまでおやりになるのか?」と疑問を呈したという。同席していた衆議院の小野寺議員は、「菅さんが狂ってしまったとしか思えない」と答えたそうだが、青山氏は「菅さんが42歳のときから政治記者として見てきたが、菅さんは狂っていませんよ、昔のまま、菅さんらしいことをやってるんです」と答えたという。

元首相側近によれば、「菅さんは自分をヒーローだと思っている。そのわけは、浜岡原発の停止要請から“菅おろし”が始まったと思い込んでいるから」…というフリップが出ると、スタジオ内で苦笑が漏れた。自分をヒーローにするための、内閣改造。そして脱原発を争点に総選挙まで画策している。総理の任期が定められていないという憲法の穴を悪用して、総理の座に居座ろうとしている菅さんの「被災地を無視した延命のための総選挙、延命のための政治」を止められるのは有権者しかいない!というのが、青山氏のメッセージだった。

実は最近、ネットの掲示板を見ると、脱原発派などの菅擁護の書き込みが急増していて、気味が悪い。一見、正論なんだけど、議論を重ねていくうちに、相手の言うことに聞く耳を持たない姿がまるでカルト信者のようなのだ。気持ち悪くて、掲示板を見る回数も減っていたのだが、有権者としてどういう行動をとればいいのか・・・ちょっと考えてみるつもり。

DSC02964

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です