悪気のない人(Part3)

そもそもこのブログは、遠方の友人たちへの近況報告と自分へのちょっとしたチャレンジ(毎日、続けられるか)を兼ねて始めたはずなのに、最近は怒りや愚痴を吐き出す場所になることが多くて、反省している。ま、ボケ防止の目的もあるので、溜め込むよりは吐き出した方がいいかなと自己弁護して、またぼやいてしまおう。

このところ住民運動も大変になっているし(私は実質、たいしたお手伝いはしていないけど、経過は気になるし、中心になって活動されている方々も疲労がたまっているのではないかと心配になる)、いくつか小さい仕事が重なって、わりと忙しく過ごしていた。

そんなもんで、おととい苦手な編集者から電話が入ったときは、ぎょっとしたのだけど、用件は先日の仕事のギャラのお知らせ。ほっとしたのもつかの間、夕方、その人からメールが来た。それを見て、今度はほんとにぎょっとなった。「追加の仕事をお願いします。締め切りはあさってです」という内容。

この人、なんで苦手かって、人を馬鹿にしたような行動が多いからだ。話し方は丁寧だけど、仕事の進め方がいけない。今回だって、昼間、電話をした相手に急な仕事を頼むことになったら、もう一度電話をしてお願いするのが普通だと思う。急ぎなんだから、相手の都合を確認しておかないと、自分も不安じゃない? それをメール一本で、一方的に仕事を送ってくるなんて。

たぶん、彼女は無理なお願いとわかっていて、私にうまいこと逃げられると困るから、あえてメール一本で仕事を押し付けて、すませたような気がしている。どうしようと思ったけど、仕事はきっちり対応したいので、すぐに返信して、なんとか時間をやりくりして、締め切り日のきょう、納品できた。

しかし・・・彼女と仕事をすると、毎回、嫌な気持ちになる。けれど、彼女に悪気はなさそうなのだ。編集者としてはあり得ない間違いや、単純ミスもしょっちゅう発覚するけど、優秀そうな顔をして、自分の非は(ほとんど)認めない。「それ、悪気、あるじゃない?」と言われそうだが、たぶん彼女はわざとではなく、自然に当たり前に、そういう反応になるんだと思う。本人は意識してないので、悪気もないのだ。

一度だけ、彼女が忙しくて、担当者が別の編集者になったときは、なんの問題もなくスムーズに、気持ちよく仕事が終わったのに。人の違いって大きいのよね。

私も、もっと修行が必要ってことですかね。

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