最近はTVのドラマもバラエティもほぼ見なくなったのだが、ドラマ『アリアドネの弾丸』だけは家族全員で楽しみに見ていた。これは海堂尊の「田口・白鳥シリーズ」の最終作・・・なのかな!? このシリーズ小説をすべて読んだ息子によれば、『アリアドネの弾丸』が一番面白いらしいのだが、テレビドラマはどうやら小説とは違う話になっているらしい。しかし、それはそれでまた面白く、火曜日は塾の帰りが遅いというのに、息子は必ず追いかけ再生で、このドラマを見てきた。
息子からはずっと前から、「これ、面白いから、読みなよ」と海堂尊の小説を何冊も手渡されている。(いや、それ以外にも読めと言って渡された漫画や本が何冊も・・・)時々、「もう読んだ?」と訊かれるのだが、殆ど読めていない私。息子としては、早く読んで、この面白さを体験して欲しいということらしいのだが、私は自分で買った本すらまともに読めていないのだ。
んで、きょう、ドラマ『アリアドネの弾丸』は最終回を迎えた。息子も夫もすでに原作を読んでいるので、私だけがまっさらな頭でこのドラマを見始めたのだけど、結局、事件の犯人を当てたのは私だけだったのだよ。(うふ!)もう何週間も前から、犯人はこいつだと目星がついてたのよ。(うふ!)種明かしをすれば、「脇役をやってる俳優さん、けっこう有名だから、きっともっと出番があるに違いない」と思っただけなんだけど。話の展開というよりは、キャストの問題。あ、それ以外にも、「これが伏線となるのかなぁ」と思わせる、気になるセリフもあったのだ。
「どうだ、本を読んでなくても、当てただろう!」って、意味もなく自慢をした母でした。(ほかに自慢できるものがない、きょうこの頃。)
*清水の舞台で突然のゲリラ豪雨で濡れそうになったというグランドピアノ。