この土日で父の顔を見に3人で広島に帰った。新幹線&レンタカーなので、車中で爆睡できた(!!)。実は急ぎの仕事も持って来ているのだ。
我が家は実家に帰ると、たいてい最初のご飯は父のホームのすぐそばの大戸屋で食べる。あるいは街中のショッピングセンターのお店に行く場合も。私と夫は、毎回、そのときの気分で、なるべく違うメニューを頼むのだが、息子は決まって「マグロの漬け丼」を注文する。
これ、実は大戸屋に限らない。息子は外食の場合、それぞれのお店でほぼいつも同じメニューを頼むのだ。家での食事も、ごはんと味噌汁があれば、あとは文句を言わない。野菜炒めがあれば嬉しいらしいが、たくさんのおかずを出されても、残してしまう。いつも決まった定番メニューが一番落ち着くらしい。さらに食べすぎはしない。どんなに好物でも、「もう、いい」と止められるのだ。
この性質(?)、まさに私の父譲り。しかも、ゆっくり噛んで時間をかけて食べるのも、父にそっくり。このこだわり、この偏屈加減、素直でない対応・・・もう、すべてが父と同じだ。着るものも定番があり、季節に関わらず白い下着のシャツと靴下を必ず着用。流行なんて、気にしない。
もしかしたらこれ、長寿の秘訣かも知れない。98歳の父の遺伝子を息子は引き継いでいるのかも。
それに比べて、つい食べ過ぎる私ときたら・・・。
*これが息子の定番、マグロの漬け丼。