山の集落の友人夫婦が出演した番組を見た。インドネシアのテンペ作りに取り組み始めた頃、どうしてもうまくいかず、けれど何がいけないのかわからず試行錯誤していたところ、「これは水に違いない!」と、清流のある山の集落に家族で移り住んだ。ここに自ら製造工場を作り、今では故郷のスルタンにも認められたテンペを作っているのだ!
インドネシアではご主人の家族を取材し、山の集落ではご主人が作った郷土料理を奥さんのご両親にもふるまい、両家の家族も紹介された。ふたりで夢を追ってゼロから始めたテンペ作りが花咲くまでの物語りを、私もこの番組で初めて知った。
思わず目がうるうる・・・。感動して涙が出たのを、息子に見られてしまったよ。
夫婦愛、親子愛、家族愛、郷土愛・・・「人生、愛よ、愛なのよ!」って、昔、美輪明宏のリサイタルで聞いた言葉を思い出した。