突撃取材!

この地域で起こった問題について、個人的にもあちこちのメディアにメールなどを送っているが、けっこう取扱いにくい問題であるせいか、あまり反応はよくない。しかし、ひょんなことから裏メディア(?)で活躍しているらしいフリーライターの方が興味を持ってくれた。その人から突然、ここに取材に来ると連絡があった。きょうの午後、こちら方面で用事があるとかで、午前の空き時間を利用して、取材の下見をしたいそうだ。連絡がきたのは昨日のこと。しかも到着は今朝8時前。ご近所のお仲間に声をかけたが、あまりに突然であることと、あやしいフリーライターを警戒してか、一緒に署名活動をしているママ友を除いてはOKがもらえず・・・。

別のママ友から、「そんな人に会って、ほんとに大丈夫?」と心配されて、私もだんだんと不安になってきた。数回メールのやりとりをしただけで、この問題に興味を持っているとは言え、住民側に特に好意的とも思えない危ない系のライターさんといきなり会ってもいいものか。

が、子供を送り出してから駅に向かうと、おっとりした気のいい感じのオタク系青年が立っていた。「よかった~、全然怖そうな人じゃなかった~」と、最初からすっかり打ち解けて会話が始まり、通学路を歩いて取材現場へ向かった。途中、子供たちの登校の見守りをしている例のママ友と合流。その後、私が現場を案内している間に彼女は家に戻って車で迎えに来てくれた。

ライターさんが隣町の現場に突撃取材に行くというので、送って行き、そのまま私たちふたりは港へ直行。実はきょう、子供たちは校外学習として船上で一泊するのだ。ママ友は、もともとそのお見送りに行くつもりだったらしい。お陰で私も、子供たちの船を見送ることができた。

んで、取材の方だが、アポなしの突撃ではやはりダメだったらしい。そこでライターさんを迎えに行き、お昼までコメダ珈琲で3人で語り合った。ママ友が青春時代を送った町がライターさんの故郷であることが判明し、ふるさと談義でも盛り上がり、また住民運動についてのアドバイスをもらったりと、和気藹々とした時間を過ごした。

これも、ふだんから地域や学校の活動に積極的に参加しているママ友のお陰。顔が広いだけでなく、心も広い人なのだ。心を開いて接するから、相手も心を開いてくれるのだろう。そこまで好意的ではなさそうだったライターさんも、今後、協力してくれそうだ。

*子供たちが集合。
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*いよいよ出航。
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