父の書初めと偶然の再会

息子が書初めをした後、父の顔を見に老人ホームに行ったら、ここでも皆さんが集まって書初めをしていた。「今年の抱負を書いてください!」とスタッフの方が話している。私たちは父と一緒に部屋に戻ったのだが、せっかくなので父にも訊いてみた。「今年の抱負は?」と言うと、言葉がよく聞き取れない様子。「今年はどんな年にしたい?」と言うと、「うーむ、なるようになる!」。「そりゃ、そうだ」とみんなで爆笑。スタッフの方に伝えると、「○○さんらしいですねぇ」と笑っていらした。

本当はこの抱負、父に書いてもらおうと思ったけど、今の父は手が震えてペンが持てない。自分でもそのことはよくわかっていて、それがもどかしいらしく、「一緒に書こう」と言っても、「書けん!」と言い張る。それでもやはり、まだまだ頑張るつもるらしく、「わしゃぁ、前より痩せたけぇ、もうちょっと食べんといかん」と呟いていた。

父の頼もしい姿にほっとして、長年お世話になった友人宅を訪ね、その後、またもお気に入りのショッピングセンターに行ったところ、入り口のエスカレーターで知り合いのご一家に遭遇した。このご一家とは、前にも夜のコンビニで偶然遭遇したことがある。実はこのところ、バタバタしてずっとご無沙汰していたので、今回こそ連絡しようと思いつつ、年末年始は忙しいかな~と遠慮していたのだ。いやぁ、気になっていた人にまた会えるとは!

なんだかいい感じ!?

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