スクールガード

今朝もまた、立ち話をしていた。登校班のことでちょっとした問題があり、ご近所のボランティアのスクールガードの方と、いつも登下校を見守ってくださる保護者の方が真剣にお話していらっしゃるのを私も一緒に聞いていたのだ。すると背後でガシャーン。十字路で車と高校生の自転車がぶつかっていた。がたいのいい男子高校生はちょっと足をひきずりながら、「擦り傷程度で、大丈夫です」と言う。車から焦って下りてきたのは、先日の自治会の親睦会にも参加されたご近所の方だった。冷静に警察を呼び、対応された。高校生もお母さんに連絡をとった。

その間、スクールガードの方を中心に、ちゃんと病院で診てもらうよう、高校生に話をした。毎日、十字路に立っているスクールガードさんは、この高校生の顔もちゃんと知っていらした。彼がここで毎朝、一応スピードを落としながらも、きっちり停まらずに通過していることもご存知だった。

自転車の片方のブレーキがきかなくなっていること、右耳が悪くて右方向からやってきた車の音が聞こえなかったことを、高校生は説明してくれた。がたいがいいと思ったら、野球部員だという。一見いかついけど、話すと素直で可愛い青年だった。

いつも朝の通学・通勤時間に目配りをしてくださるスクールガードさんの存在は本当にありがたい。名前は知らなくても、顔見知りの人が声をかけてくれるって、すっごく大きいと思う。

とりあえず大事には到らず、よかったと一安心。車も自転車も歩行者も、気をつけなければと気を引き締めて家に帰った。きょうはその後、近所の塾友母と一緒に塾の保護者向け説明会に参加し、受験生の母としても、気を引き締めることに。これまた厳しい世界だわ~。

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